野戦の舞いデッキ


野戦の舞いデッキ

C麋夫人の野戦の舞いによって城ダメージのアドバンテージを得ることを狙うデッキ。
野戦の舞い中は「部隊の撤退」が城ダメージに直結するため、攻城と殲滅が同義となり、
「城を削るゲーム」から「相手を殲滅するゲーム」へとルールそのものを変えてしまう舞い計略。

しかし、同時に自軍も同様の危機にさらされる事になり、舞いだけでアドバンテージは得られない。
むしろ士気や部隊数で不利なので、舞う状況を見極めなければ自らの首を絞める結果となる。
特にC麋夫人が舞った直後に落とされると、こちらの城を削られ士気も失うだけで終わってしまうので注意。

武将撤退が前提のデッキ、例えば苦楽デッキや大量生産デッキ、天啓デッキに対してはかなりえげつない対策デッキとなる。

ちなみに、野戦ダメージで落城勝利(敗北、同時落城引き分け)した場合、落城カットインは入らない。
また、.netの情報にも記載されない。

士気が軽く舞姫のスペックも(舞姫の中では)悪くないので、ダメ計や爆発力の高いデッキのコスト1に仕込み
有利な相手にだけ舞うようなサブ計略的な運用も可能である。

構成

2.5/2.5/2/1の4枚型が中心。
ダブルライダーの「敵は倒せるけど攻城できない」という欠点を補えることからこの構成が多い。
瞬間的に大ダメージを与えられる騎兵が中心になりやすい。
また、即時撤退を睨んでダメージ計略持ちと組み合わせることも多い。
しかし撤退が即城ダメージにつながるため、ダメ計持ちを含め低武力の計略要員を多く入れるのは考え物。
ただ文官については舞い直後の一騎討ちという事故を防げるのは利点。

武将

キーカード

C麋夫人
コスト1 天 2/6 弓兵 魅力
蜀という勢力の中、弓で武力2は微妙に見えるが、攻城阻止などに案外便利。
城ゲージを多く奪った方が勝ち→敵を多く撤退させた方が勝ち、
というようにゲームの基本ルールを変えてしまう野戦の舞いは諸刃の剣なのでタイミングが重要。
下手に守って撤退を増やすくらいなら見捨てる事も選択肢となる。
敵城に11.8%、自城に8.8%とver3.59_3で変更された。
UC敬哀皇后(排出停止)
コスト1 2/6 弓兵 魅力
元祖・野戦の舞いの持ち主、現在は排出停止。
属性が無く麋夫人の完全下位互換に当たるので、戦術的に彼女を採用する意義は全く無い。
ただコスト1で影響も少なく、天属性が不必要というデッキ構成なら影響も無い。
好みやW野戦などでは機会はある。

コスト3

  • SR関羽 騎 天 10/7 魅/勇/募 忠義の大号令
    高知力武力10騎兵として。


コスト2.5

  • SR趙雲 騎 人 8/7 活/魅/勇 人馬一体
    SR馬超のような爆発力は無いが、長時間の人馬一体は攻めに守りにも槍相手でも常に安定した戦力となりうる。
    知力が高くダメ計で死なないのも強み。

  • SR馬超 騎 天 9/5 勇 白銀の獅子
    白銀の獅子は強力だが、知力5なので少し兵力を減らされるとダメ計で撤退してしまうのでその点に注意。
    Ver3.12で威力アップ。相手の槍さえ機能させなければ、士気に見合う戦果を挙げるだろう。

  • R張飛 槍 人 10/2 勇 挑発
    高武力の挑発で低知力相手なら十分な殲滅力。
    しかし妨害など相手の計略に弱く比較的落とされやすいので、相手によっては舞わない運用が必須。

  • R劉備 槍 天 8/6 魅/募 桃園の誓い
    圧勝か大惨事か、どちらにしても極端な結果になりやすい。
    かなりリスキーだが、決まれば強力なのも確か。

  • SR黄忠 弓 天 8/5 募/射/軍 精鋭の練兵
    素武力は物足りないが、大軍・募兵持ち弓兵で落とされにくく、
    騎兵サポートをする崩射や、武力上昇値の高い計略で蜀の弓兵としては殲滅力は随一。

    排出停止
  • SR張飛:癖はあるが、士気4で挑発・武力上昇を同時に行えるのは結構強い。9/4勇募

コスト2

  • SR魏延 騎 天 8/4 唯我独尊
    一見相性が悪そうだが、実は「あえて」舞姫を撤退させることが出来る貴重な計略。
    野戦の舞いは自軍にもリスクがあるので、十分なリードを奪った後は自ら切ってしまい安全策をとることが出来る。
  • SR劉備 槍 人 6/7 活/魅/募 劉備の大徳
    裏の選択肢に。というか、大徳デッキの裏の選択肢が野戦舞いになるか。
    もちろん舞いから号令で殲滅も可能。
  • R姜維 槍 人 7/7 募 挑発
    撃破=攻城のこのデッキでは、死にかけを逃がさない挑発は強力。
  • UC黄忠 騎 天 7/6 勇/募 老当益壮
    撤退が城ダメージに直結する野戦環境下では、計略・特技共に極めて死ににくいという特性は非常に強い。

  • R趙雲 騎 天 7/7 募 神速戦法
    貴重な高知力騎兵。計略も神速戦法なので要所要所で活躍してくれる。


  • R関興 騎 人 7/4 醒/勇 武神再臨
    コスト2騎兵の中でもかなりのハイスペックを持つ武神の次男。
    計略使用後に上手く関興で敵を倒していけば、敵城ダメージ+自身の強化を同時に行うことが出来る。勇猛持ちなのも嬉しい。

コスト1.5

  • SR諸葛亮 槍 人 3/10 伏/魅/募 八卦の戦計
    八卦の仕様変更により、より攻撃的になった。

  • R徐庶 騎 天 4/9 伏 落雷
    落雷持ちの騎兵。知力9の落雷はバラで落としても強力。

  • R馬謖 槍 天 5/7 伏 挑発
    この枠に挑発が欲しいなら。
    知力はR姜維と同じなので計略の威力は十分だが、迎撃の威力は劣る。
    騎兵や弓兵のサポートがより重要となる。

  • SR孫尚香 弓 天 5/5 魅/勇 遠弓麻痺矢戦法
    相手を逃さない麻痺矢持ち弓兵。 挑発と違い浄化で無力化されない。雲散で消されるが。

  • UC雷銅 槍 天 5/6 募 寡兵の落雷
    落雷持ちの槍兵。
    寡兵計略と野戦の舞いとの相性は悪いが、高知力の敵武将を撤退させる可能性がある唯一の武将である。
    寡兵の落雷は2本なので、瀕死のUC雷銅と相手武将2体と刺し違えて攻城ゲージ差を得ることが出来るが、ギャンブル要素が強い(50%)のが難点。

コスト1

  • UC周倉 槍 人 4/2 勇 強化戦法
    武力と勇猛、槍を求めるなら。

  • C夏侯月姫 槍 天 2/7 魅 落雷
    コスト1落雷持ちは重宝する。

  • C呉懿 騎 人 3/3 的確な援護
    的確な援護で撤退を回避。

  • R龐統 槍 人 1/9 伏 連環の計
    若干計略範囲が手前になったが、それでも回避が難しい連環の計が強い。
    ただ、軍師も使えないのはネックだが…。

  • C張松 騎 人 1/7 蜀への誘導
    いつの時代でも鬱陶しいおねむの時間。野戦の舞い中は鬱陶しいでは済まされない。
    キーカードや高コストを引きずり落とせば戦況は一気に傾く。
    号令デッキなら高コストだけ彼方へ連れ去って、低コストを潰して城ゲージを稼ぐのもあり。

  • C麋芳&士仁 槍 人 2/4 伏 挑発
    こちらも挑発持ち。瀕死騎兵を呼び戻して迎撃撤退を狙え。
    ただし武力2槍兵なので武力勝負を挑まれるとすぐに撤退してしまうのが難点。

  • UC張姫 騎 人 2/6 魅 受け継ぎし落雷
    士気が軽いが威力に乏しい受け継ぎし落雷。
    撤退させるだけの威力が欲しい野戦の舞いデッキでの出番は限定的だが、
    R徐庶,C夏侯月姫が入らないデッキにもダメ計を入れられる。

蜀以外の勢力から

  • 魏:殲滅力が高く、同時に倒されにくい文武両道の高武力騎兵が多いのが魅力。
    小枚数になりがちなので、無勢とのW舞いデッキも。
    少数精鋭を活かす反計や、城内すら野戦対象に持ち込む城内水計なども高相性。
    突撃闘陣、混元一気、集中増援といったデッキと相性のいい奥義が揃うのもポイント。

    • R夏侯惇 3.0 騎 地 9/7 活/勇 隻眼将の大喝
      大喝による時間停止を使った殲滅戦は凶悪の一言。 野戦+大喝で士気8なので、即繋げる事が出来るのもポイントが高い。

    • R許褚 2.5 弓 天 10/2 募 虎痴の怪力
      募兵弓のうっとおしさは格別。その中でも、武力10のコイツはスペックだけでも合格点。
      計略も殲滅力が高く士気が軽いので要所要所で使える。
      但し、ダメ計と一騎討ちだけは注意。武力10で勇猛なしなのはコイツだけだ…


  • 呉:自爆系の超絶強化は使いにくいが、火計と柵が入るのが魅力。
    野戦→業炎陣のコンボを警戒してばらけてくれれば各個撃破しやすくなる。

    • R甘寧 2.5 弓 人 10/2 勇/募 弓技の極み
      混色デッキで消費士気6は重いが、それを差し引いても計略の殲滅力は凄まじい。
      連環系の奥義と組み合わせれば、かなり一方的なデスゲームにしてしまうことも可能。
      ただし、当然ながら挑発、ダメ計には要注意。これらの計略持ちがいたら最優先で落とそう。

  • 群:死にかけを逃がさない遮断、毒、そして自城ダメージ計略も。
    まかり間違って壊滅させられた場合も陥陣営がなんとかしてくれる。
    • SR呂布 3.0 騎 天 10+/1 勇 天下無双
      士気が激重だが天下無双は城ゲージも含めて全てを滅する刃と化す。
      殲滅すれば5割6割当たり前。

    • R高順 2.5 騎 天 9/5 勇 陥陣営
      味方が倒されると陥陣営が強化。
      超絶強化された陥陣営なら敵を倒す事は難しくないので簡単にゲージを取り返せる。
      敵城にはりついての陥陣営ならば、攻城が決まらずとも止めに来た相手を順にすり潰すだけで敵城ゲージを削れる。
      士気の軽さも魅力。

    • R華雄 2.5 槍 人 10/2 勇 悪鬼の暴剣
      R張飛と並ぶスペックで超絶強化持ち。士気3で武力+10はかなり強力だが、城ダメージを受けるので使用は計画的に。
      速度上昇が無いので倒す為というより、城門に突っ込んで阻止して撤退しても、阻止しなくても城ダメージという2択がメインになるか。

  • 漢:混色には向かない勢力だが、低士気で高効果が得られる決起・憂国計略がある。
    国力や最大士気の都合どちらも一発勝負となりがちだが、
    残り数カウントまで持ち堪えての勝負を挑むなら問題ない。

軍師

舞姫を守るためにも敵を倒すためにも連環が基本。GR姜維が活躍する。 また、戦闘力を高める知勇兼陣、精兵集陣or戦陣、長槍閃陣や遠弓撃陣なども候補に挙がる。
しかし、陣略のすべてが永続でなくなっているのでタイミングがより重要になった。
また、"撤退させない"事が大切なため、兵力増援や七星祈祷との相性も良い。
馬鹿陣→ダメ計で一気に削るのもありだが、落雷はランダムなため、UC于吉あたりが無難か?
全滅から足並みを揃える再起興軍は排出停止のSR周瑜との組み合わせ以外はミスマッチか。

立ち回り

自軍を撤退させない事が求められるので、高コストによる少数精鋭が組み易い。
野戦の舞いは両軍に効果を及ぼすので、ただ踊るだけではこちらのアドバンテージは得られず、
野戦の舞いを踊ると、単純に7コストで相手8コストを相手にすることになる。
天啓デッキ、漢の意地のような自爆計略が入ったデッキ、一斉撤退が狙える桃園デッキ、
及び、多勢で撤退させながら回転力で勝負する各種ワラワラデッキには強烈な対策カードになる反面、
普通の号令デッキ相手にはこちらの特色を出しづらい。
よって他の舞全般以上に、舞の恩恵を受けるには、相手のデッキに対する依存度が高い事を頭に入れる必要がある。
そのため、舞の選択肢を選ばない場合の別の勝ち手段を用意しておくべき。
ちなみに、互いに舞うとダブル野戦同様に撤退時の城ダメージが2倍になる。
野戦は現時点では4重掛けまで可能。4倍ダメージでは、撤退時に衝車壁以上の攻城が入る。
野戦同士の対決ではパーツによる相性で有利な側だけが踊る展開になりやすい。

自身が武力2の弓兵ということで、舞うまでの戦闘でも最低限の仕事はこなしてくれるため、
落日の舞いのように、普段は端攻城や守勢での横弓などのサポートに徹して、ここぞというタイミングで踊るようにしたい。

殲滅力の高い武将(ダメージ計略持ちや超絶強化持ち)を中心にしたデッキにすれば、
こちらの被害は少なく、対戦相手の武将達を殲滅しつづけることで城ダメージで大きなアドバンテージを得ることが出来る。

ほか、野戦の舞いは消費士気4の計略なので混色デッキの可能性も。
撤退させず戦うので、魏軍なら魏武の長時間効果が活きるはず。
呉軍の軽士気ダメ計との相性の良さにも注目。
呉軍の麻痺矢は確殺の状況をつくり出す上、麋夫人が舞わなくても戦力になれるのもポイントだろう。
群雄の退路遮断で逃さない、完殺系計略との併用で、城ダメージを与えた上戦場に復帰させないという戦法もある。
蜀単ならば落雷などのダメ計や忠義の号令、奮激等の回復を駆使することになる。
騎馬に対しては挑発も効果的。

攻城無くして勝負できるデッキなので守備がちにデッキを組む事も可能。
流星デッキ傾国デッキの考え方も参考になるだろう。
但し、これらのデッキと異なり野戦デッキでは「同時落城」引き分けが発生しやすい。
また、流星や傾国が「命と引き換えに姫を守る」事が重要な場面もあるのに対し、
野戦デッキではそういうことは行えない(むしろ、最悪の場合姫を見捨てることも重要)
という違いがあるので、流星や傾国から乗り換える君主は心するように。

【デッキサンプル】

武将名勢力コスト兵種属性特技武/知計略名計略効果
C麋夫人12/6野戦の舞い:4【舞い】互いに、部隊が撤退するたび、城にダメージを受けるようになる。
SR趙雲2.5活/魅/勇8/7人馬一体:4自身の武力と移動速度が上がり、槍の迎撃ダメージを受けなくなる。
SR馬超2.59/5白銀の獅子:6武力と移動速度と突撃ダメージが上がる。
R姜維27/7挑発:3範囲内のすべての敵が自身に向かってくる。
総武力26総知力25天3.5人4.5槍1騎2弓1魅2活1募1勇2
Wライダー型。
コスト2枠には挑発できるR姜維のほか、柵持ちR黄忠を採用するパターンもある。
募兵持ちの姜維を盾に、強力な2枚の騎兵で集中攻撃して落としていくのが勝ち筋。


武将名勢力コスト兵種属性特技武/知計略名計略効果
C麋夫人12/6野戦の舞い:4【舞い】互いに、部隊が撤退するたび、城にダメージを受けるようになる。
SR馬超2.59/5白銀の獅子:6武力と移動速度と突撃ダメージが上がる。
SR魏延2-8/4唯我独尊:4範囲内にいる自軍の部隊がすべて撤退し、自身の武力が上げる。この効果は撤退した部隊の数が多いほど大きい。一定以上武力が上がると、さらに移動速度も上がる。
UC関平1.56/6長槍戦法:3自身の武力が上がり、槍が長くなる。
C夏侯月姫12/7落雷:6範囲内に3本の雷を落とし、それぞれいずれかの敵に雷によるダメージを与える。ダメージは互いの知力で上下する。
総武力27総知力28天6.5人1.5槍2騎2弓1魅2募1勇1
白銀馬超の殲滅力や落雷の効果に、野戦の効果を上乗せする形。
永続的に落雷の威力を高めるため、こちらのデッキ防御力を上げるため、知勇兼陣の選択がいいと思われる。
唯我独尊は、麋夫人の舞中にあえて「彼女を撤退させる」目的で使う。
野戦の舞いデッキで一番危険なのは、守勢に回った時に舞った麋夫人を放置されて、他の武将を各個撃破されていく状況である。
その場合、一発の城ダメージは喰らうが、プレイヤー自身で舞をリセットできる+ピンチを支える(事実上の)超絶強化、
を両立させるSR魏延は、もしもの場合の相性として意外にマッチする。
号令相手に足並みを崩す事を重視するなら、関平→馬謖でもいいだろう。伏兵で序盤にも強くなれる。


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