SR甄皇后の「悲哀の舞い」を主軸にした魏他2色のデッキ。ワラワラデッキの一種でもある。
復活持ちの武将をどんどん突っ込ませ、悲哀の効果で押し切る。
コスト2を入れて7枚にするか、コスト1を8枚入れるかが悩みどころ。
復活持ちの武将をどんどん突っ込ませて常に武力を上げるメインの使い方と、コスト1+士気6を使って普通にプレイをし武将が撤退したときに全体が強化されるサブ的使い方の2つが基本。
多数の計略要員を組み込める為、色々な方向性のデッキが考えられる。
成公英など強力な計略持ちコスト1が増えたため、反計、雲散、解除、ダメ計と対応力の高さも魅力的だ。
デッキの組み方にも非常にバリエーションが多彩。
多色の場合も多く、そこから1コスト多数を搭載する性質上、このゲームの定番デッキとしてはまれにみる自由度がある。
普通は入らない意外な武将が使えたり、人にはない個性を発揮できるぞ。
悲哀効果の持続時間減少と1コスト計略要員の増加・見直しに伴い8枚構成を見る機会も増えた。
魏や他で組むと槍が非常に限られる為、騎馬の流行にあわせて呉と組んで槍を増やしたバリエーションも使われている。
枚数が多くなるので、総武力が少なくなりがち。序盤の凌ぎ方がカギになる。
開幕後、なすすべもなく落城というのも多々ある。
伏兵、柵が多いほうが序盤を守りやすい。
姫をいかに守るかが中・終盤のカギ。
悲哀以外の勝ちパターンがあると良い。
姫を守り切っても、攻めなければ当然勝てないので、攻め時と守り時を見極めること。
デッキ組み特有のポイントとしては、特技持ちが挙げられる。
当然ながら柵は有った方が良いのだが、武力低下とイコールになりがちで意外と簡単に捻出できない。
魏単なら曹植、他なら劉表、呉なら韓当をまず取ることになる。
ver2.00現在、陥陣営の上方修正と象兵の登場により、柵を守るのが難しくなった為、柵(ダンスステージ)無しのデッキも。
ついで開幕を凌ぐのに伏兵をどの程度重く見るかも問題。これも全体の武力低下と天秤に掛けることとなる。
使いやすいのは、程昱、張春華、賈詡など。
8と9の差は大きい。伏兵の知力が9あれば、知力3武将を撤退させることができるからである。
大戦2になって悲哀デッキの事情は大きく変わる事になった。
結論から言えば、下方修正を受けたものの様々な変更・追加の要素からまだまだ活路は見出せる感じ。
今まで以上に柔軟にデッキを組めるようになったので、ゲームの面白さ的には深くなった気がする。
Ver.2.10では、更にコスト1に幅が出てきたのでより工夫を凝らす事が出来る。
その一方で撤退すると城にダメージを受ける舞姫と復活までの時間を非常に遅らせる舞姫が登場。愛好者にとって戦いはきつくなることが予測される。
しかし、今現在のその舞姫たちの使用率は・・・。
Ver.2.11では武力差の影響が増大、効果時間の大幅減少(8C→7C)、特技復活の下方修正(復活カウント24→27)でやや苦しい環境となった。
しかしそれでも、低士気での対応力や大人数の魅力は失われておらず、独特の存在感を出しつづけている。
Ver2.1で1コストの厚みが増したため、8枚構成が比較的多くなっている。
悲哀デッキのコンセプトは、武将の数を多めにして数の圧力で圧殺するというものなので通常この枠は使われない。
復活3つ持ちの孟獲が使えそうだが、悲哀の効果時間を考えるとほぼ無意味かと。
鬼神関羽を入れると舞中、残り武将撤退時に武力17になっているので、面白いらしい。更に計略で…。
ここを入れるかどうかは、悲哀使いの常の悩みどころとなる。
大戦2になってさらに武将にバリエーションが出たので、さらなる悩みに…。
Ver2.10で武力要員・妨害要員の選択肢が広がった。
大戦2になっても、やはりこの枠は悲哀の華。
ここをどのように組むかで、勝てるデッキ、オリジナリティのあるデッキかどうかが決まる。
この枠であーでもないこーでもないと悩むのが悲哀デッキの一番楽しいところ。
悲哀の戦い方は、若干前作を変わるところはあるが、大きな変化はないので1の時の記事(悲哀デッキver1.1)も参考にするといいだろう。
それでは、今日もコインを投入して姫様に力を分けてもらおう!
『悲哀は舞った状態でも効果時間も短かくなったので普通に戦えば問題ないと思います。
基本的には、敵部隊を各個撃破せずに均等にダメージを与えてから倒します。
たとえば敵が八部隊で守りについてる場合、敵陣で四人撤退させたら城に帰ります。
そしていったん効果が切れるまで待ってから残り三人を倒せばその間最初に倒した四人の武将は武力アップしていないわけです。
そうしたら、また残りの四人を倒せば後に倒した三人は武力が上がってないわけです。
一番恐ろしいのは敵が全員生きているときに自陣近くまでラインを上げられることです。
悲哀は舞った直後より再起を押した直後が強いと思うのでその辺を意識すればいいと思います。
多分悲哀に負けるのは舞姫だと意識しすぎて舞姫を無理に潰しに行ってるからじゃないでしょうか。
悲哀に対して一度舞姫を潰さずに戦ってみてはどうでしょう』
悲哀は舞いではあるが「効果時間」というものが存在するため
「ラインを上げさせずに発動させ、効果時間切れを待って反撃する」
という号令全般への対処法が通用する。
序盤で一発でも攻城を入れることができれば、上記のように2段階の防衛ラインで守りにつくことで充分対処可能。
また劉表の馬鹿によって悲哀側は悲惨なことに。
悲哀の効果時間が短くなるので、撃破は余裕となる。
馬鹿を2回がけすれば、さらに長時間効果の薄い舞を続けさせることが出来る。
もしデッキに劉表がいるならば、甄皇后は倒さず馬鹿二度がけで放置したほうが楽。