呉勢力固有の計略である「反攻」系の計略を中心に据えたデッキ。
反攻系の計略は、自軍の防柵が多いほど強力になり、また使用するたびに自軍の防柵が破壊されていくという特徴を持つ。
他の同系統の計略と比べ威力や士気消費などで優遇されているが、半面使用するほど威力が低下してしまう。
当然敵軍に柵を破壊されても威力が低下するため、防柵を修復できる計略・奥義持ちと組ませることが望ましい。
しかしどれほど守りを固めても完全に防柵を保護しきるのは難しいため、防柵が無い状態でも対応出来る武力要員や反攻系以外の計略持ちもいると心強い。
上記の特性を持つ武将は呉勢力に豊富に存在するため、単色でも十分強力なデッキを組むことが出来る。
しかし反攻戦法・反攻の火略は士気消費が軽く、反攻の大号令には勢力限定が無い。
そしてフローする士気を防柵の再建に回すことで士気上限低下にも対応出来るため、混色のデッキも十分実用範囲。
この場合は各勢力の高能力の防柵持ちや、防柵防衛のエキスパートである象兵を採用していくことになるだろう。
上記にもあるとおり、大まかには反攻計略持ち、再建計略持ち、その他防柵持ち、その他計略・武力要員の順で採用されていくことが多い。
防柵の枚数が多いほど計略の威力は増すが、反面低武力低コストの武将を大量に採用することになるため
通常時の戦闘で防柵を守るのが難しくなってしまう。
計略抜きの戦闘力と防柵の枚数のバランスをうまくとりたいところ。
このデッキのキーとなる「反攻」計略持ち。
柵が破壊されるリスクはあるがいずれも強力な計略がそろっている。
また例外なく自身で防柵を所持していて、その他の能力も比較的高い部類に入る。
このデッキではまさしく主力の役割を担うことになるだろう。
防柵を再建したり、強化したりできる計略を持つ武将たち。
自身も例外なく防柵を所持しており、採用するだけでも反攻計略の強化が見込める。
通常は守備的な性質の強い計略だが、反攻デッキにおいては反攻計略の威力を強化・維持するという攻防一体の役割を担うことになる。
ただし武力は防柵持ち武将の中でも低い部類のため、通常戦闘をどうこなすかが課題。
防柵を持ち、かつ防柵に依存しない計略を持つ計略・武力要員。
反攻デッキは敵でも破壊できる防柵を自身でも破壊していくため、どうしても最後まで十全の体制を維持するのが難しい。
なので防柵を破壊せず、かつ防柵に左右されない効果を持つ計略持ちがいると心強い。
そういったサポート計略持ちや武力要員も、極力防柵持ちの中から選びたいところ。
防柵を持たないながらも、反攻デッキに採用の余地がある武将たち。
反抗計略といえど計略の性質自体は他の全体強化やダメージ計略と変わりが無いため浄化などのサポート計略はあるに越したことは無い。
また計略依存度が高いデッキなので士気ブースト計略持ちの採用も一考の価値がある。
あと群雄や蜀と組むなら、敵軍を弾き飛ばして防柵を守れる象兵の採用も検討したいところ。
【コスト2.5】
この枠を採用すると防柵枚数5枚以下となるので要注意。
【コスト2】
【コスト1.5】
【コスト1】
反攻の大号令は勢力が指定されていないので他勢力との混色もOK。
呉にいない計略要員や武力要員を投入できるが、反攻の大号令の士気が7と重いのがネック。
ひそかに柵持ち武将は豊富で武力要員のR典韋、UC王淩、C文聘とよりどりみどり。
計略要員も豊富で呉にない妨害や雲散、反計を輸入すれば素武力の低さという弱点を大きくカバーできるようになる。
コスト | 武将名 | 兵種 | 属性 | 武/知 | 特技 | 計略 |
2.5 | R典韋 | 槍 | 地 | 9/2 | 柵/勇 | 刹那の怪力(3) |
R許褚(排出停止) | 弓 | - | 9/1 | 柵/募 | ||
2 | UC王淩 | 弓 | 地 | 7/6 | 柵/募/乱 | 魏武の強兵(3) |
1.5 | SR王異 | 天 | 4/8 | 柵/魅 | 暴勇の報い(5) | |
UC荀攸 | 地 | 3/8 | 柵/募 | 大水計(7) | ||
C文聘 | 5/2 | 柵/募/射 | 強化戦法(4) | |||
1 | SR甄皇后 | 騎 | 天 | 2/6 | 柵/魅 | 無勢の舞い(5) |
C曹植 | 弓 | 地 | 1/6 | 柵/魅 | 雲散の計(3) | |
UC辛憲英 | 天 | 1/8 | 柵/魅 | 賢女の教え(4) | ||
UC荀彧 | 槍 | 1/9 | 柵 | 駆虎呑狼の計(6) | ||
UC丁夫人 | 地 | 1/6 | 魅/柵 | 局地の看破(2) | ||
UC壱与 | 歩 | 天 | 1/6 | 醒/柵/魅 | 天照の神託(5) |
派手さは無いが使いやすい武将が揃う。
2コストの武力要員は3兵種全て揃っているし、1.5コストの王平と王桃も優秀。
扱いきれるのであればSR法正も裏の手としてつかえるだろう。
2SR黄忠は魏の典韋と並び、柵持ち最高武力である。
コスト | 武将名 | 兵種 | 属性 | 武/知 | 特技 | 計略 |
2.5 | SR黄忠(排出停止) | 弓 | - | 9/3 | 柵/勇 | 不撓不屈(5) |
2 | C張翼 | 槍 | 人 | 7/5 | 柵 | 八つ裂き車輪兵(4) |
R姜維 | 騎 | 天 | 7/7 | 縮地の急襲(4) | ||
R黄忠 | 弓 | 人 | 7/5 | 柵/勇 | 零距離戦法(4) | |
1.5 | C王平 | 槍 | 天 | 5/6 | 柵/活 | 大車輪戦法(4) |
UC王桃 | 弓 | 4/6 | 柵/魅/射 | 桃色吐息(3) | ||
SR法正 | 人 | 3/9 | 柵/乱/軍 | 最期の交響曲(6) | ||
1 | C趙累 | 槍 | 天 | 2/7 | 柵 | 車輪の伝授(3) |
癖が強いが優秀な柵持ち武将が所属している。
もっとも注目すべきなのは1.5コストの柵持ちで最高武力を誇るC李傕&郭汜だろう。
他に守りに向く毒のUC李儒(毒)も、柵と合わせて鉄壁の守りとなる。
自城の被害をおそれないならUC陳宮、UC李儒(洛陽)、UC厳氏も使っていける。
UC李儒(虚誘)、SR張角はやや癖が強すぎるか。
しかし李儒の多い勢力である。
コスト | 武将名 | 兵種 | 属性 | 武/知 | 特技 | 計略 |
2.5 | SR張角 | 弓 | 天 | 5/9 | 柵/募 | 黄巾の乱(4) |
1.5 | UC李儒 | 騎 | 4/8 | 柵 | 虚誘掩殺の計(6) | |
UC李儒 | 槍 | 4/8 | 柵/乱 | 洛陽の炎(6) | ||
UC陳宮 | 弓 | 4/8 | 柵 | 破滅的な献策(3) | ||
C李傕&郭汜 | 人 | 6/3 | 悪逆無道(3) | |||
1 | UC厳氏 | 天 | 1/7 | 柵/魅 | 破滅の舞い(4) | |
UC李儒 | 1/8 | 柵 | 暗殺の毒(4) |
柵持ち武将はそれなりにいるが国力や戦乱絡みが多く、使いにくい印象は否めない。
ただ巧くつかえればそのあたりは大きな武器になるのでデッキ編成と戦術次第。
またGC十常侍が持つ「転進防柵」は反攻デッキと相性がよいので、
漢軍との混成にするばらば積極的の登用していきたい。
コスト | 武将名 | 兵種 | 属性 | 武/知 | 特技 | 計略 |
2 | R張温 | 槍 | 地 | 7/4 | 柵 | 復興戦法(3) |
1.5 | C丁原 | 騎 | 天 | 5/4 | 戦乱の一番槍(3) | |
R張邈 | 槍 | 地 | 5/3 | 決起の不動車輪(4) | ||
UC蒯越 | 弓 | 4/8 | 決起の弱体化(5) | |||
C陶謙 | 5/5 | 柵/魅 | 戦乱の一番槍(3) | |||
C劉表 | 天 | 4/7 | 柵 | 荊州よりの援軍(5) | ||
C審配 | 地 | 3/8 | 柵/射 | 憂国の水計(7) | ||
R王允 | 人 | 3/8 | 柵/軍 | 憂国の提言(5) | ||
1 | UC蔡邕 | 騎 | 地 | 1/8 | 柵 | 封印の計(3) |
SR劉曼 | 天 | 1/7 | 柵/魅/軍 | 希望の舞い(3) | ||
R甄洛 | 弓 | 2/4 | 柵/魅 | 憂国の舞い(4) | ||
SR曹皇后 | 1/7 | 決起の討伐令(5) | ||||
UC荀攸 | 1/7 | 柵 | 憂国の反計(3) |
呉で奥義による再建が可能なのはR呂蒙、R陸遜、R陸坑の3枚。
最低でもどれか一枚は登録しておきたい。
武将名 | 勢力 | コスト | 兵種 | 属性 | 特技 | 武/知 | 計略名 | 計略効果 |
R程普 | 呉 | 2 | 騎 | 人 | 柵/軍 | 6/7 | 反攻の大号令:7 | 範囲内味方の武力が上がる。 この効果は自軍の防柵の数が多いほど高い。 ただし、発動後に自軍の防柵すべてにダメージを受ける。 |
R周泰 | 呉 | 2 | 槍 | 地 | 柵 | 7/4 | 漢の意地:4 | 自身の武力が大幅に上がる。 ただし効果が終わると撤退する。 |
R孫権 | 呉 | 1.5 | 弓 | 地 | 柵/魅 | 4/7 | 若き王の手腕:6 | 範囲内の呉の味方すべての武力が上がる。 |
C董襲 | 呉 | 1.5 | 槍 | 人 | 柵 | 5/5 | 防護戦法:4 | 武力によるダメージを軽減する。 |
UC諸葛瑾 | 呉 | 1 | 弓 | 人 | 柵 | 2/8 | 迅速な転進:3 | 範囲内の味方は、一瞬で城に戻る。 |
総武力24 | 総知力31 | 人4.5地3.5 | 弓2槍2騎1 | 柵5魅1軍1 | ||||
手腕をサブ計略に投入した5枚型。 反攻で攻め、守りは手腕と周泰に頼るとよいだろう。 |
武将名 | 勢力 | コスト | 兵種 | 属性 | 特技 | 武/知 | 計略名 | 計略効果 |
R程普 | 呉 | 2 | 騎 | 人 | 柵/軍 | 6/7 | 反攻の大号令:7 | 範囲内味方の武力が上がる。 この効果は自軍の防柵の数が多いほど高い。 ただし、発動後に自軍の防柵すべてにダメージを受ける。 |
UC韓当 | 呉 | 1 | 弓 | 地 | 柵 | 3/2 | 強化戦法:4 | 自身の武力が上がる。 |
UC諸葛瑾 | 呉 | 1 | 弓 | 人 | 柵 | 2/8 | 迅速な転進:3 | 範囲内の味方は、一瞬で城に戻る。 |
R呉国太 | 呉 | 1 | 弓 | 地 | 魅/柵 | 2/5 | 守城弓戦法:3 | 自身の武力が上がり、矢を当てている敵の攻城ゲージが止まる。 |
C孫静 | 呉 | 1 | 地 | 弓 | 柵/射 | 2/4 | 孫呉の武:3 | 【ため計略】自身の武力が上がる。 |
UC張昭 | 呉 | 1 | 槍 | 地 | 柵 | 2/8 | 防柵小再建:3 | 壊れた柵のいずれかを復活させる。 |
SR小虎 | 呉 | 1 | 槍 | 地 | 魅/柵 | 1/4 | 春眠の誘い:5 | 範囲内の敵を移動できなくし、計略を封印する。 この効果はいずれかの部隊と接触することで消滅する。 |
総武力18 | 総知力38 | 人3地5 | 弓4槍2騎1 | 柵7魅2軍1射1 | ||||
反攻の最大武力上昇を狙った7枚柵単型。 程普以外は1コスト武将で構成されているため総武力が非常にきついことになっている。 ワラワラデッキとしての立ち回りがメインになってくるだろうか。 |
武将名 | 勢力 | コスト | 兵種 | 属性 | 特技 | 武/知 | 計略名 | 計略効果 |
R程普 | 呉 | 2 | 騎 | 人 | 柵/軍 | 6/7 | 反攻の大号令:7 | 範囲内味方の武力が上がる。 この効果は自軍の防柵の数が多いほど高い。 ただし、発動後に自軍の防柵すべてにダメージを受ける。 |
UC朱桓 | 呉 | 1.5 | 弓 | 地 | 柵 | 4/8 | 反攻の火略:6 | 範囲内の敵に炎によるダメージをあたえる。この効果は自軍に存在する防御柵の数が多いほど高い。ダメージは互いの知力で上下する。ただし、効果後に自軍に防柵すべてにダメージを受ける。 |
C酪統 | 呉 | 1.5 | 弓 | 人 | 柵/射 | 5/4 | 剛弓戦法:4 | 自身の武力を上げる。さらに走射中の攻撃力が上がる。 |
C顧雍 | 呉 | 1 | 地 | 槍 | 柵 | 1/7 | 防柵再建:7 | 自軍の配置した、壊れた全ての防柵を復活させる。 |
UC韓当 | 呉 | 1 | 弓 | 地 | 柵 | 3/2 | 強化戦法:4 | 自身の武力が上がる。 |
SR小虎 | 呉 | 1 | 槍 | 地 | 魅/柵 | 1/4 | 春眠の誘い:5 | 範囲内の敵を移動できなくし、計略を封印する。 この効果はいずれかの部隊と接触することで消滅する。 |
総武力20 | 総知力32 | 人3.5地4.5 | 弓3槍2騎1 | 柵6魅1軍1射1 | ||||
シンガポールの刑CBL君主が頂上に載せた型。 相手の僅かなスキを突いてリードを奪い、計略及び奥義の防柵再建による鉄壁の守りで逃げ切る。 柵の守り方、弓と槍撃を使った防衛スキル、そしてハゲしい炎の使いどころが問われる、やはり上級者向けのデッキである。 |
一番手っ取り早いのは柵を破壊し、反攻の大号令を使い物にならなくすることである。
反攻の大号令は柵を破壊すれば破壊するだけ武力上昇値が減る為、開幕で2、3枚破壊できれば中盤のぶつかり合いで優位に立っていける。
柵持ち武将というのは総じて素武力が低いので開幕に攻めこんでいくのは容易。
柵持ち武将のみで編成されるという関係上、伏兵がおらず脳筋武将をガンガン前に出していけるのは非常に大きい。
ただ柵が多いという関係上、開幕攻城を取るのは非常に困難なので、カウンターを貰わないようにするため退き際も肝心。
また上でも述べたが、柵持ち武将の大半は素武力が低いのでヒラの状態では武力差で有利ということも多いので
そのアドバンテージを最大限活かして戦況を支配したいところである。
唯一注意したいのが奥義(兵書)の防柵再建の存在である。
この奥義が選択されていると最低一回は最大威力の反攻の大号令を撃たれることになるのだが、
逆に考えれば再起や増援といった奥義が選択されていないということなので、その一回を全力で凌げば有利なのはこっち。
反攻の大号令は士気7と地味に重いので号令後の搦め手が少ないのもありがたいところ。
柵がなければ威力半減、低めの総武力という二つの致命的な弱点を持つデッキなので、そこをうまくついて対処していきたい。