R丁奉の計略「徒弓の大号令」を用いて戦うデッキ。
弓兵限定の号令で武力上昇こそ+2と低いが、移動しながら弓を撃つことが出来るようになるため、
相手武将との距離を保ったまま延々と弓攻撃できてしまう変わった号令である。
Ver2.11では号令の効果時間が18カウントと大幅延長。
これにより徒弓号令の特徴を活かしたデッキ操作がやりやすくなった。
その特性から「弓主体だが防柵が少ない」というデッキでも立ち回り次第で十分戦える。
徒弓効果中は相手に近付きながら弓を撃ち始められるため、
通常の弓兵のように射程に入ったかを見極めて止める必要がない。
相手の動きに合わせて簡単に進軍のラインを上げ下げできるのだ。
攻める時はそのまま弓マウントに移行して、乱戦から逃げながらマウントを維持でき、
防戦時にはもぐり乱戦ならぬもぐり弓矢で相手の突撃や槍撃を受けずに一方的に攻撃できる。
呉主体デッキは概ね挑発系計略が苦手だが、徒弓中なら挑発されて動いている時にも矢を撃てる。
苦手な事に変わりはないが、甘寧や太史慈が延々と連れ回されて無力化されると言う事はないので、
幾分かは挑発に対する耐性もあるデッキだ。
ただ、徒弓状態になっても移動速度が上がるわけではないので、騎兵はやはり苦手。
騎兵は弓兵より妨害地形による速度低下の影響を受けやすいことを利用して、妨害地形があればそこへ逃げ込むことでしか対応できない。
また、攻城ラインに張り付いた弓兵は徒弓号令の特徴を全く活かせなくなり、簡単に乱戦で負けてしまう。
これらの理由のため、騎馬対策、攻城要員として槍兵を一枚はデッキにぜひ入れておきたい。
なお、徒弓による移動射撃中は柵が壊せないという珍現象が起こる。
柵が多いデッキに当たって徒弓撃ちながら柵を壊して押し切ろう、などと安易に徒弓号令をやると柵が壊せず士気損で終わってしまう。
注意すべし(弓攻撃を行っていないなら普通に柵も壊せる)。
その点では、弓兵主体にしてはかなり忙しい操作を求められるデッキだと言えるだろう。
呉
魏
蜀
涼
弓兵主体なので、やはり連環の法+外伝(再建)との相性が良い。
徒弓号令で武力上昇が物足りないなら遠弓の大攻勢や呉軍の大攻勢も選択肢。
相手に挑発持ちがいる場合や開幕から仕掛けてくるデッキの場合はは衝軍の法もありえない選択肢ではない。
速軍の法で逃げ回りながら弓を撃つのも面白い。
同じ弓兵専用号令である麻痺矢デッキや遠弓デッキも参考に。また、効果時間から魏武デッキも参考になるだろう。
徒弓の大号令は麻痺矢や遠弓ほどの利点が見出しづらい計略なので、他のデッキと複合した方が活かせるかもしれない。
武将名 | 勢力 | コスト | 兵種 | 特技 | 武/知 | 計略名 | 計略効果 |
R丁奉 | 呉 | 2 | 弓 | 7/6 | 徒弓の大号令:6 | 範囲内の味方の武力が上がり、移動中も弓攻撃ができるようになる。 | |
R孫策 | 呉 | 2 | 槍 | 魅/勇 | 7/4 | 雄飛の時:4 | 【ため計略】自身の武力が大幅に上がる。 |
UC文欽 | 呉 | 1.5 | 弓 | 連 | 5/6 | 弱体徒弓戦法:4 | 自身の武力が上がり、移動中も弓攻撃ができるようになる。さらに矢を当てている敵の武力が下がる。 |
UC周泰 | 呉 | 1.5 | 槍 | 柵 | 5/3 | 孫呉の武:3 | 【ため計略】自身の武力が上がる。 |
C虞翻 | 呉 | 1 | 弓 | 柵 | 1/7 | 火計:7 | 範囲内の敵に炎によるダメージをあたえる。ダメージは互いの知力で上下する。 |
呉単。総武力25/知力26。柵2、魅1、連1、勇1。弓3、槍2。 雄飛の時や弱体徒弓戦法で道を切り開きつつ、徒弓号令で徐々に場を制圧していくデッキ。 強化して暴れまわる強力な槍を、徒弓号令で援護してやろう。 相手の弓兵には徒弓のかかった武将で攻撃しながら乱戦に行くと良い。 |
武将名 | 勢力 | コスト | 兵種 | 特技 | 武/知 | 計略名 | 計略効果 |
R丁奉 | 呉 | 2 | 弓 | 7/6 | 徒弓の大号令:6 | 範囲内の味方の武力が上がり、移動中も弓攻撃ができるようになる。 | |
SR淩統 | 呉 | 2 | 槍 | 8/3 | 孫呉の武:3 | 【ため計略】自身の武力が上がる。 | |
UC全琮 | 呉 | 1.5 | 弓 | 4/7 | 孫呉の戦火:5 | 【ため計略】範囲内の敵に炎によるダメージをあたえる。ダメージは互いの知力で上下する。 | |
R蒋欽 | 呉 | 1.5 | 弓 | 5/4 | 遠弓の大号令:6 | 範囲内の味方の弓兵は、武力と射程距離が上がる。 | |
C陸績 | 呉 | 1 | 弓 | 柵 | 2/5 | 守城弓戦法:3 | 自身の武力が上がり、矢を当てている敵の攻城ゲージが止まる。 |
「遠弓徒弓デッキ」呉単。総武力26/知力25、柵1、弓4 武力は全体的に高めだが知力が低めになっているため、ダメージ計略や妨害には注意する必要がある。 攻める時には徒弓、守る時には遠弓と使い分けられるのが強み。 |
武将名 | 勢力 | コスト | 兵種 | 特技 | 武/知 | 計略名 | 計略効果 |
R丁奉 | 呉 | 2 | 弓 | 7/6 | 徒弓の大号令:6 | 範囲内の味方の武力が上がり、移動中も弓攻撃ができるようになる。 | |
SR呂蒙 | 呉 | 2.5 | 弓 | 柵 | 8/9 | 麻痺矢の大号令:7 | 範囲内の味方の弓兵の武力が上がり、矢を当てている敵の移動速度が下がるようになる。 |
UC孫権 | 呉 | 1.5 | 弓 | 柵/魅 | 4/6 | 守成の名君:4 | 範囲内の敵の城攻撃力を下げる。 |
UC孫桓 | 呉 | 1 | 槍 | 3/6 | 火計:7 | 範囲内の敵に炎によるダメージをあたえる。ダメージは互いの知力で上下する。 | |
UC韓当 | 呉 | 1 | 弓 | 柵 | 3/3 | 強化戦法:4 | 自身の武力が上がる。 |
「麻痺矢徒弓名君デッキ」呉単。総武力25/知力30、柵3、魅1、弓4 Ver2.11でよくみかける、麻痺矢と徒弓の折衷案。徒弓と麻痺矢を使い分けられるのが強み。知力の高さもありがたい。 徒弓の機動力と計略時間の長さを生かして一発攻城を入れて、後半は麻痺矢と名君で守り抜くのが基本戦術。 武力の上がり幅の大きい桃園はやや苦手だが、低武力から倒す、桃園を打たれる前に弓で減らしてから焼く等で対処できる。 弓主体なので神速系のデッキにも弱い。その際は孫桓の存在がキーとなるので、火計を匂わせつつ極力長く戦場に居てもらう必要がある。 全武将が○○氏は柵と士気ブースト目的で孫桓→呉国太という徒弓麻痺矢に特化した形を取っている。 ただし武力が下がり火計が無くなるので扱いはかなり難しい。 兵法は基本は連環。時と場合により呉軍の大攻勢や再起、増援といった感じであろう。 |
武将名 | 勢力 | コスト | 兵種 | 特技 | 武/知 | 計略名 | 計略効果 |
R丁奉 | 呉 | 2 | 弓 | 7/6 | 徒弓の大号令:6 | 範囲内の味方の武力が上がり、移動中も弓攻撃ができるようになる。 | |
R周瑜 | 呉 | 2 | 弓 | 伏/魅 | 6/9 | 赤壁の大火:7 | 範囲内の敵に炎によるダメージをあたえる。ダメージは互いの知力で上下する。 |
UC孫権 | 呉 | 1.5 | 弓 | 柵/魅 | 4/6 | 守成の名君:4 | 範囲内の敵の城攻撃力を下げる。 |
UC沈瑩 | 呉 | 1.5 | 槍 | 醒/勇 | 4/4 | 決死の攻城:5 | 敵城にダメージをあたえる。ただし自身の攻城ゲージが出ている間しか使用することができない。使用すると自身は撤退する。 |
UC韓当 | 呉 | 1 | 弓 | 柵 | 3/3 | 強化戦法:4 | 自身の武力が上がる。 |
「徒弓赤壁名君デッキ」呉単。総武力24+2、醒1、勇1、柵2、魅2、伏1、弓4 上記のデッキを扱いやすく変更。 麻痺矢徒弓はコンボを発動できれば騎馬単にすら有利と言われるが、超絶強化に対抗できる武力上昇計略が無いので上級者向け。 なので汎用性の高い赤壁を入れて安定を図った形。桃園などに強い抑止効果となる。 赤壁があるだけで安定感は段違い。武力8の周瑜が弓を撃ちつつ赤壁の範囲に捉えていくので、知力7程度でも即死できる。 反計が少ない今、ダメ計は使いやすい。 |
徒弓号令は武力上昇こそ+2しかないが、18Cという非常に長い効果時間とそれを活かした弓兵の素早い動きが厄介。
こちらが自陣で号令を使っても相手はあっさり引き上げて無駄打ちに終わってしまう。
相手の士気が貯まりきる前に、早めの攻城をしたいところ。
徒弓のサーチが徒歩中も変更されるようになったので、
一気に進軍する際は自軍端に位置する武将に弓タゲが集中しやすくなっているコトを覚えておくと良い。
こちらの低武力武将から各個撃破されるのが一番辛い。
徒弓号令を発動されても、騎兵や移動速度上昇系計略、兵法があれば難なく近づける。
神速・全突・人馬などで突っ込めば、相手は数少ない槍兵で迎撃を狙うくらいしか為す術がないだろう。
(もちろん、予め柵を壊しておくなどの前準備は必要)
槍・歩兵主体のデッキは苦戦を強いられてしまう。槍メインで挑発もないようなデッキだと泣きたくなる。
フィールド中央辺りで麻痺矢号令と組み合わせられてしまうと、もはや死刑宣告である。
ただ、これは相手としても士気をほぼ全部使い切ってのコンボなので、敢えて一度全滅してからの再起カウンターを狙うと良い。
弓兵メインのデッキであっても、徒弓相手だと集中射撃で低武力弓兵あたりからポロポロやられかねないので油断は禁物。
徒弓に翻弄されて兵力を削られた挙句、端攻城を許すようなカード配置にならないよう注意したい。
だからといって移動速度を上げると槍に迎撃を取られる可能性があるのでこれも気をつけること。
また、速度を下げると徒弓が活かせなくなるという、弓主体のデッキにしては珍しい弱点を持っている。
連環や一喝を使えば、ふんばれ!を相手にしているのと同じである。
迎撃を取られるのが嫌ならこちらの方が良いだろう。
挑発は従来の弓主体のデッキ同様に有効だが、号令中に挑発すると
他の弓兵も一緒に近付いてきて集中砲火を受けて先に落とされてしまう。
Ver2.11の徒弓号令は効果時間が長く、武力上昇が低いので、
変に絡め手を用いず、号令などで強気に攻めた方が対策としては有効なようだ。