台バン

用語集

台バン †

対戦中、若しくは対戦後に気に入らなかったことに対して筐体を激しく叩く行為。「台パン」ともいう。
台をバンバン叩くから「台バン」説と、台にパンチするの略で「台パン」説があるが、字の見た目も音も似ているのでどちらでも通じる。

不意に響く打撃音は周囲に対し不快感と恐怖感を与えるため非常に迷惑である。

加えて、精密機械に想定外の衝撃を与えることは筐体破損の大きな原因となる。
カード読み取り部分はガラスで出来ているため、割れないまでもカードの認識が悪くなったりし、以後のゲームプレイに支障をきたす恐れがある。

またボタンを必要以上に強く叩くことも避けるべき。ボタンの接触が悪くなり、強打しなければ反応しなくなり、更に接触が悪くなり…と悪循環である。
プレイ中の過度なボタン連打については、オズマる現象も相まって増加傾向である(ライブ配信だとかなりの頻度で連打音が拾えてしまう)。計略ムービー中にボタンを強く連打しようが優先されたりすぐ発動するわけではないので、適切なタイミングでしっかり押そう。

かつては筐体に蹴りを入れる人や、椅子を盤面に叩きつける猛者もいたようで、一種武勇伝のように語られがちだが、非常に恥ずべき行為である。
ゲームセンター側からすれば迷惑どころではない「店の所有する財産を破壊する行為」である。（刑法261条「器物損壊罪」）
なにより一昔前の格闘ゲーム用筐体とは比べ物にならないほどの大型筐体であり、高価格である。もし壊してしまうと、加害者・苦労して導入したゲームセンター関係者・大戦をしに来たプレイヤー全員が悲しみを背負うだけなのは想像に難くないだろう。

三国志大戦に限らず、ゲームで思ったように勝てないのは当たり前なので、このような行為は慎んで当然。 つい弾みで出てしまう奇声は、多少注目を集めるだけだが、台バンは本人が行わないと発生しない。

身に覚えのある人は、周囲にその行為をどう思われているかを今一度考えよう。 良識ある学生、社会人として当然の事である。