槍オーラに触れるだけで乱戦状態となる仕様を利用した妨害テクニック。
こちらと相手の部隊が直接触れると、乱戦状態になって移動速度が落ちることは周知の通りだが、
実は槍オーラに接触しているだけでも乱戦状態として扱われる。
槍オーラに触れているだけでは乱戦ダメージは入らないが、乱戦状態における移動速度低下は反映されるため、
複数の槍兵部隊で、相手の一部隊へ集中的に槍オーラを重ねて当てることで事実上の連環状態を作り出せる。
しかし槍オーラの範囲がそれほど広くないため、この間接的な乱戦状態を維持することは難しく、すぐ部隊同士の直接乱戦になってしまう。
このため通常時には槍オーラによる乱戦効果はまず体感できず、実際の試合に大きな影響を及ぼすことはない。
しかし長槍系や車輪系の強化で槍オーラの射程や範囲を拡大することにより、この乱戦効果を大きく生かすことができる。
特にUC法正の「車輪の指揮」やGC法正の「長槍閃陣」は複数部隊の槍オーラを変化させられるため効果が大きい。
この状態で相手部隊に対して、複数部隊の槍オーラを当てると、見た目にはっきりと移動速度が落ちていることが解る。
武力と関係なく、かつ直接接触せずに相手の行動を制限できるため、時間稼ぎなどに有効となる。
また車輪に関して言えば、車輪オーラで追撃の相手の機動力を削いで逃げ切る「逃げ車輪」というテクニックも有名。
この槍連環に捕まってしまうと操作技術だけでの脱出は厳しい。
号令で潰しにかかったのに槍に阻まれて乱戦できず、一方的に槍撃を食って逆に潰される、なんてことも多々ある。
より強烈な超絶強化で押しつぶしたり、妨害やダメ計で排除というような、別の手段で対処する必要があるだろう。
通常槍状態では、逃げる相手に槍撃を用いることで槍連環が有効になる。
兵力の少ない騎兵が逃げようとしている時に後ろから槍撃を数発当てて撃破……というのは誰しも経験があるだろう。
これも槍撃を受けた時に騎兵の移動速度が低下していることで起きている現象だ。
ある程度の技術が必要だが、二部隊で代わる代わる槍撃を出して逃がさず仕留める……ということも可能。