人物紹介 / 程イク


程昱

身長は8尺3寸(約191cm)で人並みはずれた長身を備え、立派な髭をたくわえていたという。
最初は、「程立」という名前だったが、太陽を掲げる夢を見た事から、曹操から程昱と改名するよう勧められている。

後世の創作では、老人の姿で描かれる事も多いが、それもそのはず、ベテランで知られる「先生」こと、賈クよりさらに生まれが早いのである。
曹操よりも15歳ほど年上で、さらに曹操よりも長生きしており、80余歳で亡くなる直前まで官職につくなど、
この時代を代表する長寿武将の一人である。

小説や漫画等では、曹操のもとで知略を披露するものの、いつの間にかフェードアウトすることが多いが、
曹操の晩年から曹丕の王朝継承まで第一線で活躍しており、
後には、魏王朝成立の三大功臣の一人(他は、夏侯惇、曹仁)とまで評価を高め、曹操の霊廟に祭られるほどになった。

インパクトの強い逸話として、曹操軍の食糧が不足していた時期に自身の故郷を略奪して食糧を確保したのだが、
このとき食料を水増しするため人肉を混ぜていたという話がある。

演義では清廉な荀彧・荀攸とは対照的な曹操軍のダーティ担当というキャラ付けがされており、

  • 徐庶を魏に引き抜くために母親を人質にして、さらに筆跡を真似た偽手紙を送って徐庶を魏に招き寄せる
  • 赤壁での敗走後、かつての恩義がある関羽は曹操を斬れないだろうと見越して命乞いを提案する
    といった、他人の情につけ込んで策を成す場面が存在する。

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