人物紹介 / 張苞


張苞

正史では父より先に病没してしまったことのみが知られる、張飛の長男。子は張遵。
演義では関興とコンビを組み大いに武功を挙げるが、やはり早死の運命は覆せず、
北伐従軍中に崖から転落し致命傷を負ってしまい、諸葛亮よりも先に世を去る。
正史・演義とも彼が死没した時に張遵がまだ幼少であったため、張氏の家督と爵位は弟の張紹が継いでいる。

演義での関興とコンビでの活躍から、三国志大戦でも旧作の2、3ではWolfina氏による関興とセットの一枚絵になっていた。
今作では、関興・張苞とも西野幸治氏の絵ではあるが、残念ながら一枚絵にはなっていない。

父と違って演義で特に失態を盛られている訳ではないのだが、各種創作では父の(演義での)イメージを引きずって脳筋キャラにされてしまうことが多い。
中でもファミコン版「天地を喰らう2」では、関羽共々一方面を任されてパーティを離脱する張飛の後継者として馳せ参じるのだが、
そもそもが計略偏重のゲームバランスで脳筋武将が使いにくい上に、
張飛と違って強制参加ではない事と、一度加えたら外す事ができないという制約もあるために、
部隊に7人いる状況で話しかけて編成所送りにするならまだしも(この場合なら永遠に編成所待機にできる)
せっかく参上したのにそのまま話しかけられず放置されることすらあるという不憫さである。

コーエー三國志だと「2」の場合、シナリオ6の初期状態では29国の一般武将として配属されている。
ちなみに太守は魏延なので、魏延が敵勢力に「駆虎呑狼の計」を掛けられて君主として独立した場合、
何とそのまま魏延の配下になってしまうのである。
当時の「駆虎呑狼の計」は、謀反を起こした太守の国に他の武将がいたらそのまま謀反で君主となった武将の配下になる、という仕様のため、
その恐ろしさと親不孝ぶりをプレイヤーに教えてくれる存在でもある。

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