孫家一門の名将のひとりだが、その出自には諸説ある。
彼の父は孫河と言い、孫堅の挙兵から従い数々の戦いで先鋒を務めた猛将だったが、元は俞河といった。
その俞河が孫策の代に功績と忠義を讃えられて孫姓を賜ったとも、
元々孫堅の遠縁であり、俞家に養子に出ていたため俞姓を名乗っていたが復姓を許されたともいわれている。
ちなみにカード裏テキストにある台詞は
夷陵の戦いで劉備が大敗し、敗走した際に、子供の頃の孫桓を知っている劉備が
「まさかあの時の小僧にここまで追いつめられるとは」と漏らしたという逸話の返答を意識したものであると思われる。
当時孫桓は20代後半〜30代前半であり、夷陵当時60を越えていた劉備にしてみれば、尻の青い若造としか考えられなかったのだろう。