晋の武将。史実では三国志に記述はなく、晋書に活躍を記載されている。
杜預の指揮下で晋の天下統一に貢献した武将。
史実では杜預の部将として呉征伐に参加。
同僚の管定・伍巣らと共に兵800人を率い、夜の長江を渡って夜襲を仕掛けるという強行作戦を決行。
旗を多く立てて大軍に見せかけるという知略も見せ、見事孫歆を捕らえる大戦果を上げている。
他の事績は記録が無い。字も不明であり、恐らくは一介の武人に過ぎない身分であったか。
演義では杜預の副将にまで格上げされており、杜預に撃破され敗走する呉軍に伏兵として紛れ込み、孫歆を討つ。
さらには長江を渡って決戦を挑んできた張悌らとも戦い、呉最後の猛将とも言える沈瑩も討ち取っている。
史実同様に他の出番は一切ないのだが、名将・杜預の片腕として三国志のフィナーレを飾るに相応しいだけの堂々たる武勇を描かれていると言えるだろう。