朱拠と小虎こと孫魯育の間に生まれた娘にして孫休の正室。諡は景皇后。
孫休と孫魯育は異母姉弟であるため、実は夫とは叔父と姪の関係に当たる。
孫権、孫亮の時代では時勢に翻弄されて夫婦であちこち移住させられる生活を送っていたのだが、
孫峻暗殺未遂事件で母が誅殺されると、自身らも連座で処罰される可能性を考え、建業に出頭する。
その行動が認められてか夫婦ともども特に処罰は受けずに済んでいる。
夫が崩御すると、子がまだ幼少であることを理由に成人している皇族を皇帝に据えたいと濮陽興と張布に進言されるとこれを承認。
しかしその承認した孫皓によって皇太后から皇后に降格された上、その後も迫害され死に追いやられている。