魏将・胡遵の子にして胡烈の兄、胡芳の父。胡淵の伯父。
司馬懿の公孫淵討伐に従軍して校尉となり、姜維の北伐に対しては陳泰、鄧艾と組んで対抗している。
さらに諸葛誕の乱では諸葛誕を討ち取るという大功も上げている。
胡芳が司馬炎に嫁いだことで皇帝の外戚にもなったが本人にとっては負担だったらしく、
同じく外戚の立場にあった楊駿の増長ぶりを非難し、「外戚となって滅びなかった家はない」と悲嘆している。
尚、彼のイラストを見るに武力一辺倒の印象が強いが、実際は武人としての生涯を送るものの智略に富んでおり、
特に晩年になってからは学問を嗜み、ある程度こなせる様になったという。