演義では益州刺史・劉璋配下の老将とされており、同じく老将として描かれる黄忠と組んで戦うことが多かったのだが、史実での年齢は不明。
史実では張飛に囚われた後「なぜ降伏しなかったのか」と尋ねられたのだが、これに対し
「蜀には首を刎ねられる将軍はいても降参する将軍はいない」
と堂々とした態度で言い放ち、これに感嘆した張飛は縄を解き賓客として扱ったという。
これに対して厳顔も降伏して、以後は劉備の家臣になった。
因みに正史だと厳顔の記述は此処までになっているが、演義では上記の黄忠と組んで漢中攻略戦で大いに活躍している。