人物紹介/韓馥 - 三国志大戦wiki

韓馥 †

袁紹に冀州牧の座を奪い取られたことで知られる人物。
田豊、沮授、張郃らの旧主でもある。

冀州牧には董卓によって任命されており、董卓としては袁紹への牽制が目的であった。
しかしその目論見に反し、袁紹が反董卓連合軍を結成するとこれに参加している。

連合軍の解散後も袁紹と組んでおり、渤海太守を務めていた袁紹よりも大身であったことから袁紹軍のバックアップを務めたり、
劉虞を皇帝に擁立しようと画策したりしている。
しかし勢力を伸ばすことを目論む袁紹に目をつけられ、逢紀らの献策でけしかけられた公孫瓚に攻められてしまう。
元々弱気な性格だったことから袁紹の使者としてやって来た荀諶が州牧の座を譲るよう説得してくると、
耿武・閔純らの諫言を退けて説得に応じてしまう。

その後は張邈の元へ身を寄せていたが、張邈と袁紹の使者が会見しているところを見ると、
自身を殺すための密謀ではないかと疑った末に厠で自害してしまった。

ちなみに当時の厠では、臭いを吸い込む事を厭って鼻に棗の実を詰め込んでいたそうである。
傍から見ると鼻に棗を詰めて自害するのだから、かなり情けない光景にしか見えないのだが…

コーエー三國志でも君主として登場するが、君主自身の能力が弱小かつ将来性の見込める都市を支配している事が相成り、
大抵はあえなく（歴史イベント「銅雀台設立」に重要な都市を是が非でも抑えたい、無関係の曹操あたりに漁夫の利を攫われる形でも）滅ぼされる哀れな存在である。
沮授、張郃あたりが配下になっていることも多いが、大抵は引き抜かれ弱体化した上で滅ぼされる始末である。

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