人物紹介 / 関銀屏


関銀屏

武神・関羽の娘。

史実では「呉から孫権の息子と、関羽の娘の縁談の申し入れがあったが、関羽が断ったことで、呉蜀の関係が悪化した。」という記述にのみ存在が語られる女性。
演義でもほぼ同程度の扱いで、そちらでは氏名すら不明。

関銀屏の名と、武勇に優れたといった逸話は、京劇や民間伝承が発祥。
関羽の3番目の娘という意味の「関三小姐(かんさんしょうしゃ)」と呼称されていることもある。
民間伝承では趙雲に師事して武芸を学び、諸葛亮の南征に従軍している。
その後、李恢の子・李蔚と結婚し兪元という場所で一生を終えたとされており、李蔚との合葬墓が実在する。

「関羽の娘」という立ち位置に想像を膨らませる土壌は昔からあったようで、
1992年~1994年に東映配給で上映されたアニメ映画『三国志』3部作の第三部『遥かなる大地』にも、「鳳姫(ほうき)」というオリジナルキャラが登場する。
劉備が益州に軍を進めた時に出会った女性で、自らを「関羽の娘」と名乗っていた。
最初は劉備軍の者達も彼女の存在をいぶかしむが、諸葛亮が彼女の事を受け入れ後見人になった事により、受け入れられる事となる。
武勇でも(同行する少女・小猿(しょうえん)の援護があったとはいえ)馬超と互角に戦ったりもした。
オリジナルキャラでありながら、第三部の実質的な主人公として歴史の流れを見届ける立場でもあった。

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