主に演義で大活躍する関羽の子。
正史では臨沮に散った関羽・関平の跡を継ぐも数年後に若くして没したとされ、その事績は無いに等しい。
しかし20歳で侍中・中監軍に任じられるという(関羽の子であることを考慮しても異常なほどの)大抜擢を受け、
諸葛亮からも将来を嘱望されていたとされており、才能溢れる人物であった可能性は高い。
ちなみに、テキストにある、彼が父の青龍偃月刀を取り戻すために斬り捨てた仇敵とは、
呉のコスト1槍兵にいる潘璋のことである。
吉川英治版の三国志では、父を裏切った糜芳も彼が自ら処刑している。
しかしこのように武功著しい演義においても若死の運命は覆せず、病によって諸葛亮よりも先に退場してしまう。
演義では張苞とコンビを組んでおり、三国志大戦でも旧作の2、3ではWolfina氏による張苞とセットの一枚絵になっていた。
今作では、関興・張苞とも西野幸治氏の絵ではあるが、残念ながら一枚絵にはなっていない。