騎兵のみで編成し、SR張遼の「神速の大号令」で戦場を制圧するデッキ。
制御が難しいが、完全に使いこなしたときのポテンシャルは計り知れない。
上級者向けのデッキだが、慣れれば常勝も可能である。
神速の大号令自体の必要士気が7と高いため、ほとんどの場合は魏単色で組まれる(まれに超絶強化や「蜀への誘導」目的で蜀との混色もある)。
神速デッキのコストは2.5、2、1.5、1、1や2.5、1.5、1.5、1.5、1などの五枚編成が多い。
的確な連突で制圧するというデッキ性質上、部隊の数と質のバランスが必要になるため、五枚編成に落ち着くのである。
2.5、2.5、2、1などの場合はプレイングが変わってくるため、ケニア改デッキや魏4枚デッキに分類される。
一部超級者仕様の2.5、1.5、1、1、1、1の6枚デッキなどもあるが、一般的ではない。
ver2.1で登場した刹那神速デッキに完全に食われるかと思われたが、神速デッキのままで続けるプレイヤーも多くいたようだ。
SR鄧艾の普及が進めば多少なりとも使用率は落ちるだろうが、神速号令は一発で試合に決着が付くほどの号令なので(悪い意味でも)、
少数の武将を相手にした場合やキーカードを撃破する場合以外では的確な状況判断が必要であり、士気の重さもあって刹那神速のように安易に乱発できる号令でもない。
神速号令は効果範囲の広さと時間の長さを活かして戦場いっぱいに散開して敵を翻弄・蹂躙できる。
密集しての突撃を主とする刹那神速とは一線を画すもののようだ。
ver.2.11では突撃の武力依存度が大きくなったため、高武力号令に神速号令で正面から挑んでも不利がつきやすい、号令なしに突撃で対処しようとしてもロクにダメージを与えられない、という仕様になった。
それらのデッキに対しては以前より一層、端攻め、ライン上げ、カウンターなど騎馬単の強みを生かした対処をする必要性が強まっている。
開幕に高武力騎兵の連突&機動力を生かし一発入れ、中盤からは機動力を生かし 相手を各個撃破or攻城で撹乱、場をコントロールし出来るだけラインを上げさせないように戦い、 リードを守りきるのが一番多い勝ちパターン。 また終盤や守城時の神速号令もかなり強力である。 序盤の攻勢、守りの堅さ、こっそり攻城がこのデッキの強い所。
デッキ構成の基本の形は、敵に密集隊形をとらせず各個撃破or密集したなら妨害ダメ計、という戦略のために、まず妨害ダメ計持ちを用意。(R,SR賈詡、UC司馬懿、曹皇后など)
それから細かく使って殲滅したり高いラインで敵に計略を撃たせるための軽い計略持ちを用意。(R曹仁、R賈詡、郝昭、単体神速持ちなど)
後武力要員や好み次第でさらに補助計略持ちを追加したりが基本のデッキ構成。
【キーカード】
【コスト2.5以上】
2.5、2.5、1、1、1の形や4枚構成は本来強いとは言いにくいが、それでもあえて採用する場合
神速の大号令以外の勝ち筋として超絶強化持ちやそれに準ずる武将(例:SR馬超、SR趙雲など)を入れるために使われていた。
(2.5、2.5、3の形はケニアデッキ参照)
ver2.10で魏の騎兵で強力な超絶強化を持つ武将が増えたため俄然使いやすくなっている。
【コスト2】
【コスト1.5】
【コスト1】
【兵法】
【デッキサンプル】
武将名 | 勢力 | コスト | 兵種 | 特技 | 武/知 | 計略名 | 計略効果 |
純正型 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
SR張遼 | 魏 | 2.5 | 騎 | 9/6 | 神速の大号令:7 | 範囲内の味方の騎兵すべての武力と移動速度が上がる。 | |
SR龐徳 | 魏 | 2 | 騎 | 勇 | 8/4 | 特攻戦法:4 | 武力と城攻撃力が上がるが、効果中は強制的に前進する。 |
UC曹仁 | 魏 | 1.5 | 騎 | 6/4 | 神速戦法:4 | 自身の武力と移動速度が上がる。 | |
R楽進 | 魏 | 1 | 騎 | 4/3 | 魏武の強兵:3 | 自身の武力が長時間上がる。 | |
SR賈詡 | 魏 | 1 | 騎 | 伏 | 1/9 | 離間の計:6 | 範囲内の敵の武力と知力と移動速度を下げる。 この効果は対象が1部隊の場合、半減する。 |
Ver1の最初期から存在する最もスタンダードな神速デッキ。純正神速とも言われる。総武力28に伏兵1隊で開幕攻勢もこなせる。 ただし張遼以外のアタッカーの知力が低めなので、ダメージ計略や妨害計略に注意。 このデッキをベースに、時勢に合わせてR楽進→C曹昂やUC曹仁→R曹仁、SR羊祜など多種の派生を生み出してきた。 |
武将名 | 勢力 | コスト | 兵種 | 特技 | 武/知 | 計略名 | 計略効果 |
虚脱型 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
SR張遼 | 魏 | 2.5 | 騎 | 9/6 | 神速の大号令:7 | 範囲内の味方の騎兵すべての武力と移動速度が上がる。 | |
R徐晃 | 魏 | 2 | 騎 | 活/連 | 7/5 | 神速戦法:4 | 自身の武力と移動速度が上がる。 |
UC司馬懿 | 魏 | 1.5 | 騎 | 伏 | 4/9 | 虚脱の連計:6 | 範囲内の敵の武力と移動速度を下げる。 |
R楽進 | 魏 | 1 | 騎 | 4/3 | 魏武の強兵:3 | 自身の武力が長時間上がる。 | |
UC李通 | 魏 | 1 | 騎 | 勇/連 | 3/3 | 神速戦法:4 | 自身の武力と移動速度が上がる。 |
UC司馬懿「虚脱の連計」を混ぜ対応力を増したデッキ。 使いこなせば敵全てを範囲内にいれることができる。 まとまった槍軍団に虚脱をかけ殲滅しよう。 計略に「神速戦法」がかぶりすぎているので戦術に幅が少ないのが難点。 虚脱にこだわりすぎると操作が雑になり、神速デッキそのものの強さが生かせないことになりかねない。 |
武将名 | 勢力 | コスト | 兵種 | 特技 | 武/知 | 計略名 | 計略効果 |
超絶強化 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
SR張遼 | 魏 | 2.5 | 騎 | 9/6 | 神速の大号令:7 | 範囲内の味方の騎兵すべての武力と移動速度が上がる。 | |
SR関羽 | 魏 | 2.5 | 騎 | 勇 | 9/5 | 鬼神降臨:5 | 戦場にいる敵部隊の数が、撤退していない味方よりも多いほど、武力が上がる。 一定以上武力が上がると、さらに移動速度も上がる。 |
R楽進 | 魏 | 1 | 騎 | 4/3 | 魏武の強兵:3 | 自身の武力が長時間上がる。 | |
SR賈詡 | 魏 | 1 | 騎 | 伏 | 1/9 | 離間の計:6 | 範囲内の敵の武力と知力と移動速度を下げる。 |
UC曹昂 | 魏 | 1 | 騎 | 3/4 | 殿、私の馬を!:3 | 自身を除く、戦場でもっとも武力の大きい味方の武力と移動速度が上がる。 発動時に自身は撤退する。 | |
2.5コストを2枚採用したピーキーな編成で、魏では貴重な超絶強化を入れたタイプのデッキ。 Ver2.1以降はSR夏侯惇、SR夏侯淵などの差し替え候補も。 |
武将名 | 勢力 | コスト | 兵種 | 特技 | 武/知 | 計略名 | 計略効果 |
2.11対応型 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
SR張遼 | 魏 | 2.5 | 騎 | 9/6 | 神速の大号令:7 | 範囲内の味方の騎兵すべての武力と移動速度が上がる。 | |
R郝昭 | 魏 | 2 | 騎 | 7/6 | 魏武の大強:4 | 自身の武力が長時間上がる。 | |
R賈詡 | 魏 | 1.5 | 騎 | 伏 | 3/9 | 刹那の離間:3 | 範囲内の敵の武力と知力と移動速度を短時間下げる。 |
R楽進 | 魏 | 1 | 騎 | 4/3 | 魏武の強兵:3 | 自身の武力が長時間上がる。 | |
UC曹皇后 | 魏 | 1 | 騎 | 魅 | 1/7 | 水計:7 | 範囲内の敵に水によるダメージをあたえる。 ダメージは互いの知力で上下する。 |
ver2.11で強化された刹那の離間で局地戦を制するデッキ。いわゆるカクカク水計。総武力24、伏魅が1。 敵が固まったら離間→突撃で殲滅、散開するようなら張遼や大強後の郝昭を押し込み、計略を撃たせて逃げる。 ぞろぞろ固まってくるようなら流すか神速。 素武力が低いので、普段はすり抜け攻城など、撹乱をメインに行うといい。 カウンターが強力なデッキとはいえ、引きこもり過ぎて寒いとか言われないように。 現状このデッキでは神速号令は殆ど使われずもっぱら大強や刹那離間を多用するプレイヤーが多い。 |
とりあえず兵法連環選択が無難。ただし、相手も神速の大攻勢を使ってくる可能性大。過信しないように。
槍が2〜3本もいれば相手はやってられなくなるだろう。4本5本となると悲惨。
また、兵法・車輪の大攻勢も(高レベルなら)選択肢の一つ。
相手の神速の大攻勢(特に開幕)を相殺したり、最悪でも大号令を一回無効化できる。
あわよくばカウンターで迎撃を…というのはよほど相手に恵まれない限り高望みであるが、
R姜維や法正、陳琳と言った挑発持ちと組み合わされば一発デスゲームにもなり得る。
相手は基本的に城内突撃を使うため、城門に大車輪を入れられるとなす術がない。
槍がなくこちらも騎馬単という場合は、純粋に技術がものをいう戦いとなり、しばしば頂上対決で見るような戦いが繰り広げられる。
攻めにおいては、槍マウントvs城内突撃。守りにおいては、突撃マウントvs城内乱戦。
もはや基本となったテクニックだが、ミスが少ない方が大きく勝利に繋がるであろう。