真・桃園の誓いデッキ


真・桃園の誓いデッキ

義兄弟限定の号令を持つEX劉備をメインに据えたデッキ。

計略の真・桃園の誓いは桃園の誓いと五虎将の大号令を足して2で割ったような計略で、 劉備、関羽、張飛の武力+7して兵力を3割ほど回復する。
撤退中であれば兵力6割ほどで戦場に復活し、同じく武力+7される。効果時間は覚醒後で 7c (Ver3.595)。

元祖の桃園の誓いと違い兵力回復・復活効果があるため、計略を使わずに粘れるだけ粘り相手に消耗を強いてから使用するという使い方が可能。
また五虎将の大号令と違い士気消費が若干軽くまた自身を計略対象に含むため、余裕を持った運用が可能。
ただし士気消費が大きい、1回しか使えない、五虎将デッキよりも更に武将の選択がきかない、かつ効果部隊が1部隊でも撤退すると全滅するという
両計略のデメリットもすべて受け継いでいる為戦術の幅が非常に狭くなってしまいがち。
型にはまったときの爆発力を頼りに、はまらなかった時の対応はプレイヤーにゆだねる形になる。

なお、蜀軍以外の関羽・張飛も対象となるが、実用には程遠いのでここでは割愛する。

デッキ構成

このデッキの特性として、デッキ構成の幅が非常に幅が狭いことが上げられる。
計略効果を発揮するのが劉備と武将コスト2.5以上しか存在しない関羽、2以上しかいない張飛のみなので
実用に堪えるデッキを組むならVer3.594ではEX劉備・関羽・張飛+1部隊の4枚構成しかありえない。
重要なのは「+1部隊」の部分で、義兄弟の3部隊では対応できない局面を打開する役割をゆだねられることになる。

キーカード

EX劉備 コスト1.5 槍兵 天 4/6 魅力/募兵/覚醒

義兄弟の長兄、このデッキのキーカード。
覚醒があるため五虎将の自分よりもスペック自体は大幅に上回るのだが、中武力の槍兵のため敵の攻撃で消耗させられてしまいやすい。
かといって後方に控えていては機動力の低さのため、自身が効果に含まれるというこの計略の利点を生かしきれなくなってしまう。
撤退が即全滅・敗北に繋がる計略の性質上この欠点は致命的であり、通常のプレイングは慎重に慎重を重ねて行わなければならない。


関羽

義兄弟の次兄。武将コスト2以下が存在せず選択範囲が非常に狭いが
存在するカード全て武力知力特技ともに優秀な文武両道スペックのため、
デッキ運用に安心感を与える三兄弟の大黒柱。

  • SR関羽 騎 天 10/7 魅/勇/募 忠義の大号令
    優秀なスペックを誇る武神。計略もこのデッキを支えうる力を依然として保持しており
    真・桃園の誓いを使用しない・できないときの戦線を支えることもできるし、
    兵力上限突破を生かして真・桃園の誓いの決定力を増すための布石にすることも可能。
    推奨の一枚。
  • EX関羽 槍 天 10/10 勇 裁きの神雷
    こちらもスペックは最上級。コスト3高武力高知力槍兵故に真・桃園の誓い後は敵城門を一撃で粉砕する無敵の攻城役となりうる。
    だが計略の士気が重過ぎる上に安定性が低く、ただでさえ狭いデッキの戦略がさらに狭められてしまう。

  • UC関羽 槍 天 9/5 勇 長槍戦法
    安定したスペックと小回りの効く計略を持つコスト2.5の美髯公。
    長槍戦法は敵城に接近するための露払いや逃げる敵の追撃、攻城している味方への援護など使い道は多彩。

張飛

義兄弟の末弟。武将コストは2.5、2しかいないためこちらも選択幅が狭い。
しかも揃いも揃って知力が低く、撤退即全滅につながる真・桃園の誓いでは彼の存在が頭痛の種になることも多い。
しかし武力の高さも義兄弟で随一で、計略の選択幅が狭く使用回数も限られるこのデッキで
通常の戦闘で戦線を支えるには彼の存在に負うところも大きい。
義兄弟では人属性のカードが存在する唯一の存在でもあり、陣略に頼りたいときには重要な存在である。
兄達から頼られると同時に彼らを悩ませる、三兄弟の問題児。

  • R張飛 槍 人 10/2 勇 挑発
    蜀軍コスト2.5最強の武力を誇る槍兵。コスト2.5武力10は実に心強い。
    計略も小回りが利き使いやすく、敵部隊を牽制する為にも貴重な存在。
    最大の難点は脳筋であるということで、ダメージ計略で落とされるとコストの高さもあり被害は甚大。
  • SR張飛 騎 人 9/4 勇/募 虎髭の覇気
    高武力と決定力のある号令を持ち、知力もそこそこあるので低知力のダメージ計略持ちなら耐えてくれる。 
    ただ計略の士気消費が重いので、おいそれとは使えない。
  • SR張飛(排出停止) 騎 - 9/4 勇/募 決着の刻
    もう一人の騎兵の張飛。高い武力とそこそこの知力、そして小回りの効く計略を持つ。 
    属性が無いことに目をつむれば、充分実用範囲だろう。
  • R張飛(排出停止) 槍 - 9/3 勇 長坂坡の仁王
    排出停止の槍兵張飛。
    他のカードに比べるとスペックはかなり劣るが、知力3とはいえ蜀の槍兵の張飛としては最高知力。
    計略は小回りは効かないがなかなかの破壊力で、中途半端な号令くらいなら単騎で壊滅させることも可能。
  • UC張飛 槍 天 9/1 勇 強化戦法
    コスト2の張飛。内部調整を受けたとはいえコスト2武力8超はいまだ強力で
    通常の戦闘ではかなりの強さを誇る。
    義兄弟以外の武将にコストを割り振って対応力を増したいなら彼を選ぼう。

その外1名

真・桃園の誓いを使わない、使えないときの対応を主に担うことになるポジション。
キーカードの劉備が槍兵で、さらに関羽・張飛もいずれかは槍兵が採用されることが多いためバランス的に騎兵が選択されやすく
その中でも超絶強化武将や城門の高武力武将を排除して自城・自部隊の被害を最小限にとどめるために
瞬発力があり汎用性が高いダメージ計略持ちのR徐庶、UC張姫のいずれかが選ばれることが多いようだ。

軍師

真・桃園の誓いは非常に決定力が強い代わりに構成・戦術の制約も強いデッキなので、
軍師はデッキの長所を伸ばすより弱点を補完する形での採用が多い。
中でも多いのが質実効果を持つ攻略を持つGR姜維、槍兵ゆえの機動力の低さを補えるGR徐庶だろう。
質実健攻は真・桃園の誓いと併用すれば超武力高兵力計略無効という無敵部隊を出現させることが出来る。
完璧に決めればよほど強力な対抗策が無いかぎり止められないため、確固たる戦略の軸として考えていけるだろう。
転進増援は転進を決めた後の押しの強さが売りで、高武力武将が揃うこのデッキとは好相性。
GR姜維程の安定性は無いがいざというときの押しを強くしたいならSR諸葛亮の七星祈祷に頼るのもいい。
低知力ではさすがにダメージ計略には耐え切れないが真・桃園の誓いの回復効果と併用すれば超武力超兵力の部隊で敵城を粉砕できる。
GR徐庶よりもさらに安定性を増したいならGR馬稷でもいいだろう。
転進後の押しは弱くなるが、再起効果はやはりいざというときには心強い。

デッキサンプル

武将名勢力コスト兵種属性特技武/知計略名計略効果
EX劉備1.5魅/募/醒4/6真・桃園の誓い:9戦場の味方の劉備・関羽・張飛の武力と兵力を上げる。撤退中の劉備・関羽・張飛は自陣の戦場に復活し、同様の効果を得る。ただし1部隊でも撤退すると、効果中の味方すべてが撤退する。この計略は戦闘中に1回しか使用できない。
SR関羽3勇/魅/募10/7忠義の大号令:6範囲内の味方武将の武力が上がり、上限を超えて兵力が回復する。
UC張飛29/1強化戦法:4自身の武力が上がる。
R徐庶1.54/9落雷:6範囲内の敵に3本の雷を落とす。ダメージは互いの知力で変化する。
総武力27/28総知力23/24天8騎2槍2勇2魅2伏1募2醒1
UC張飛採用型。彼を採用することによってSR関羽・R徐庶を共存させられるようになり、
それぞれの計略を使用していくことで多くの戦局にかなり柔軟に対応出来るようになっている。


武将名勢力コスト兵種属性特技武/知計略名計略効果
EX劉備1.5魅/募/醒4/6真・桃園の誓い:9戦場の味方の劉備・関羽・張飛の武力と兵力を上げる。撤退中の劉備・関羽・張飛は自陣の戦場に復活し、同様の効果を得る。ただし1部隊でも撤退すると、効果中の味方すべてが撤退する。この計略は戦闘中に1回しか使用できない。
SR関羽3勇/魅/募10/7忠義の大号令:6範囲内の味方武将の武力が上がり、上限を超えて兵力が回復する。
R張飛2.510/2挑発:3範囲内のすべての敵が自身に向かってくる。
UC張姫12/6受け継ぎし落雷:5範囲内の敵に1本の雷を落とす。ダメージは互いの知力で変化する。
総武力26/27総知力21/22天4.5人3.5騎2槍2勇2魅3募2醒1
R張飛採用型。武力10武将が二人揃っているので通常戦闘では無類の強さを誇る。
何気に挑発の存在も大きく、通常の戦闘で細かく使い相手の足並みを乱すほか
真・桃園の誓い後に挑発をちらつかせれば無双呂布でさえ手も足も出ないだろう。
とはいえ4枚デッキに高コスト脳筋を採用するリスクは大きく、有利不利が極端についてしまいがち。


攻略

VS 真・桃園の誓いデッキ

このデッキと相対するにあたって最も重要なことは、デッキ構成の時点で対抗策を盛り込むこと。
身もふたも無い話だが、元祖桃園の誓いと同じくあからさまな弱点がある代わりに
強烈な決定力を持つという計略なので弱点を突かずに対抗するのは非常に困難。
武力上昇が高く兵力回復があるためいかに強力な号令でも、超絶強化でさえ対抗は難しい。
武力に関係なく敵を一撃撤退させられるダメージ計略を筆頭に、デッキ構成時点で対抗策を盛り込んでおきたい。

その上でやるべきことは、真・桃園の誓いを少しでも早めに打たせること。
少しでも早い時間帯に、少しでも自城に近づく前に打たせてしまいたい。
超武力高兵力の号令を自城前で打たれては大被害は免れない。終盤に質実健攻など奥義を重ねられてはなおのことである。
とはいえ士気消費は9とそこまで重くなく中盤からでも放ってくる可能性がある。
中盤で迂闊な攻めをすると全滅させられカウンターを取られかねない。

ひとつの大きなチャンスは最序盤。
高武力デッキとはいえ実際に武力が高いのは関羽と張飛だけ。
伏兵や低士気消費計略などで彼らを上手く無効化できれば、開幕で大きなアドバンテージを取ることも可能だろう。
中盤以降でも長兄と弟達をいかに引き離すかはこのデッキ攻略の大きな鍵のひとつ。

中盤以降は、極力野戦を挑み敵一体を集中攻撃で消耗させることを心がける。
兵力充分な状態で自城前に到達されては大被害は必至。相手は撤退即全滅に繋がるため、
兵力の低下特にEX劉備の消耗は極端に嫌がる。弓兵がいるなら極力EX劉備を狙おう。
何らかのダメージ計略があるなら「張飛」を狙うのもいい。彼は僅かでも兵力が減っていれば低知力ダメージ計略でもまず即死は免れない。
真・桃園の誓いも全体兵力回復を伴う計略なので、基本どおり集中攻撃を行おう。
そして早めに計略を打たせて逃げるのが基本の動き。
真・桃園の誓いは移動速度は上がらないため、ラインが高ければ逃げることは充分可能。
しんがりの武将で足止めし超絶強化武将などを控えさせれば、相手もおいそれとは近づけない。
いかに強力な計略でも攻城に繋がりさえしなければ大被害にはならない。
逆にやってはいけないのはダメージ計略・妨害計略を連発できない状態で先打ちすること。
中途半端に撤退・消耗させても誓いで復活させられ転進で逃げられ押し込まれるだけである。
忠義関羽がいる場合はなおのこと、通常の戦闘を丁寧にこなしたい。

連環など移動力を落とす計略を使う方法もある。
相手は騎兵槍兵編成なので部隊を集結させがち。結集したところを狙えば容易に無効化できる。張飛を巻き込めればなおいいだろう。
連環ならば先出ししても、復活効果や転進などがさして苦にならない。なので質実健攻や転進増援に対しても有効な対抗手段になる。
とはいえ真・桃園の誓いは効果範囲が戦場全域のため、関羽・張飛を先行させてくる場合もあるが
この場合は守りが薄くなった劉備を狙っていこう。 それでも肉薄されそうなら最悪「張飛」に的を絞って狙えば大被害は免れる。
入れれば勝ちというほどではないが、ひとつの攻め手としては十二分に有効。

戦術の引き出しが極端に少ないデッキなので、デッキ構成の時点で対策をしておけば充分に有利に戦える。
あとはそれをひっくり返されないよう、通常の戦闘を丁寧にこなしていこう。

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