呉主体デッキ †
特徴 †
孫家三代を中心に江東に一大勢力を築き上げた呉王朝軍。
- 兵種
その構成でもっとも特徴的なのは、多彩な弓兵群。
兵種特性上、相手軍の攻城ゾーンに押し込んだ状況ではべらぼうに強い。
自城防衛においても、弓兵の射撃は安全な兵力削りと攻城速度の低下を生み出すため、
乱戦部隊との連携で強固な防衛力を生み出すことができる。
そういった射撃は、移動とターゲット変更を可能とする「走射」を駆使できれば、
攻撃範囲がさらに拡大し、対応力が増していくことになる。
そして主力となる弓兵を守る槍兵・防柵の存在も見逃せない。
防柵を持つ武将が非常に多く、序盤から中盤にかけてノーリスクで相手の攻勢を受け止める事が可能。
比較的豊富な槍兵たちで前衛を固めれば、敵の足を止め、かつ、防柵の損壊を防ぐことができる。
敵部隊が接近に四苦八苦する中、集中射撃すれば、効率的に敵に損害を与えられ、
呉が得意とするカウンター攻撃につなげることができるだろう。
- 計略
所持する計略は大きく分けて2種類。
効果は絶大だが、発動に際しリスク・ペナルティを伴う計略と、征圧の副次効果を伴う計略である。
前者はまず呉軍を象徴する存在ともいえる「天啓の幻」「漢の意地」に代表される撤退を前提とした計略、
また「駿才の大号令」など発動に時間を要するため計略。
これらは効果が大きいが、使用する前後の状況を把握しておくことが要求される。
後者は、機動力=移動を伴う征圧手段に欠ける呉の、生命線とも言える計略。
「孫呉の戦」や「川賊の破弓」といった、主に強化計略に付随され、征圧範囲を広げていく事ができる。
ダメージ計略は火計。
直線的な計略範囲は、カードの向きによって容易に方向を変えることができるため、ダメージ計略の中で最も狙いを定めやすい。
他の部隊との連携で敵部隊を直線状に並べれば、様々な角度から、単隊で敵を殲滅することも可能となる。
槍、弓、騎兵と、火計持ちが多兵種に渡って存在するため、デッキ構築上、柔軟な取捨を取る事も、勢力として大きなメリット。
しかし、ダメージ計略の常として消費士気が大きく、相手の奥義や部隊の知力差を考えずに使用すれば手痛い反撃を受けることになる。
- 弱点
弓兵・槍兵が主力である関係上、機動力が低く、乱戦状態になると、ダメージレースで後手をふみがち。
騎兵の選択肢が少ないため、計略抜きで瞬間的なダメージを稼ぐ事には常に頭を悩ませられる。
そして、「騎兵が少ない」「相手部隊と距離を置いて戦う」事がメインとなる以上、
試合展開の中で、必然的に征圧力の展開で不利な状況に陥りやすい。
かといって、無理に戦線を押し上げても、後退するタイミングを図るのが難しく、
一瞬の油断からマウント部隊ごとカウンターに飲み込まれてしまう事も往々にして起こりうる。
進軍の際には隊列を乱さない慎重さと機を逃さない大胆さが求められる。
勢力特性の、撤退を伴う計略は強力だが、「足並みを整える」展開を自ら放棄する危うさをはらむ。
士気対効果が高いからといって乱用すると、中盤以降、万全の体制で攻めてきた相手を支えきれない事態を招きかねない。
征圧の面でも、戦闘の面でも、計略に依存する部分が多く、バージョンによる計略効果の増減の影響を強く受けるのも特徴。
計略が上方修正されればその恩恵は大きいので、一概にデメリットとは言えないが、
勢力としての使用率は、バージョンごとの計略修正・追加に、かなり左右される傾向にある。
- まとめ
一方的に自動攻撃してくれる弓兵は、一見するとハンドスキル不足を補ってくれると思われがち。
しかしながら、思うように敵を狙うのは難しく、遠すぎては敵を撃てないし、接近・乱戦を許せば、とたんに無力化してしまう。
主力弓兵の力を最大限に引き出すために、馬・槍でサポートを行ったうえで、走射を駆使して的確に目的の部隊を射抜く必要がある。
ハイリスク・ハイリターンの大型計略に代表されるように、計略依存が高いからこそ、
士気を使用しない通常戦闘で、いかに相手の兵力を削り取るかがキーとなってくるだろう。
弓兵の射撃そのものは、兵力が減っていようとも、前線に効果的な攻撃を上乗せできる。
序盤の相手の攻勢に惑わされず、じっくりと戦線を維持し、試合全体を通してどのタイミングでまとまった攻城を取っていくか、
攻勢に移る展開を如何にして作るかが難しく、そしてそれが楽しい勢力と言える。
デッキ一覧 †
旧シリーズ †
特徴 †
コストを問わない優秀な弓兵と槍兵が揃っているが騎兵の数は圧倒的に少ない。
その騎兵たちも、コストにあった武力を持つ武将が少なく、その多くが知力が低めである
(しかしR孫堅だけが例外といえる)。なお、コスト1の騎兵はいない。
全体強化には「若き王の手腕」を筆頭に「我が屍を超えよ」「麻痺矢の大号令」
「賢母の助け」があり、超絶号令には『天啓の幻』がある。
さらにver2.1からは「孫呉の大号令」「遠弓の大号令」「徒弓の大号令」が追加。
一応、『ふんばれ』というネタ号令がVer2.1から復活したことも記載しておく。
単体強化は超絶強化が豊富で、単騎で戦況を変えられる武将が多い。
また「麻痺矢戦法」や「〜徒弓戦法」などの特殊効果を持つ弓の強化計略も存在する。
しかしこれらの計略の中には勢力の特徴として自爆計略、ため計略である物も多い。
その為、士気の計算と同時に戦場の武将コストの計算を同時に行う必要がある。
妨害計略は攻城力を下げる「守成の名君」「守成の連計」「孫呉の守成」の3つ。
ダメージ計略は火計。使いやすさでは他の追随を許さない。専用火計も含め所有武将も知力6から10まで、やたらと多い。
火計の種類は水計・落雷に比べて多いので、いろいろ使ってみるのも面白い。
直接敵城にダメージを与える「流星」系の計略があるため、自発的な攻城を全く考えないデッキも成り立つ。
また、号令はリスクこそ背負うものの武力上昇が大きい物が多く、状況さえ作れば圧倒的武力で力押しする事も可能。
柵などを充分に活用すれば総武力20程度で十分戦えるデッキも作れてしまう。
デッキの主力となるコスト2武将がRに集中しており、カード資産がそこそこたまってきた中級者以降向き。
カードを動かさずに攻撃できる弓が多いため初心者にも好まれる。
デッキ一覧 †
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