五虎将の大号令を持つSR劉備をメインに据えたデッキ。
対象となる五虎将(関羽・張飛・馬超・黄忠・趙雲)は武力+9・兵力60%回復(撤退武将は自陣復活で兵力100%)・効果時間7c。
士気12を消費するため、計略コンボには期待できないが陣略など奥義とのコンボは可能。
五虎将の大号令は劉備自身は計略対象に含まないため、SR劉備は強化されない。
1回しか使えないという制約があるため、使用する場合、攻めか守りかでの選択に気を配らねばならない。
いざという時に使える体制を整えつつ戦いを進めるので、士気を使わない白兵戦が重要になってくる。
幸い五虎将はいずれも基本スペックが優秀なので、そこはある程度恵まれている。
なお、蜀軍以外の五虎将も対象となるが、実用には程遠いのでここでは割愛する。
劉備以外を五虎将にし、コスト割れを起こさない構成は以下の3通り。
2.5/2/2/1.5、2.5/2.5/1.5/1.5、3/2/1.5/1.5、号令の効果をフルに活かすならこれらの構成だろう。
中でも2.5/2/2/1.5構成は高コストの安定感と、五虎将デッキに合う武将を選択できるので最も多い。
デッキに入る武将が限られているため、名前被りや計略の取捨選択が重要になってくる。
例えば妨害計略はR張飛の挑発のみであり、伏兵に至っては存在していない。
【コスト3】
【コスト2.5】
【コスト2】
【コスト1.5】
再起系軍師と裏の手の奥義を一つずつ、といった選択が有効か。
再起となれば、スタンダードなC糜竺や計略を誘って逃げるR馬謖辺り。
SR諸葛亮の精兵集陣やC糜竺の知勇兼陣は、屈強な五虎将と組み合わせると強力。
相手の号令やダメージ計略などで全滅しても、五虎将号令を使えば再び陣略の恩恵を得られる。
どの場面で五虎将の大号令を使うかがこのデッキの最も重要なポイント。
主に城際の攻防で使用されるだろうが、防衛時であれば全滅後でも構わないので簡単。
問題は攻めているときだが、攻城中で五虎将の兵力が満遍なく減っている状態が理想。
相手が疲弊しているときに、兵力70%回復・武力+9は悶絶もので、奥義や大型計略をも打ち返すことも可能。
撤退してから復活させた場合は、敵城に辿り着くまでに武力+9の効果が切れてしまうので攻めを継続させにくいのが難点。
相手のデッキや選択した奥義などを加味して最適なタイミングを見極めて打てば、士気12にふさわしい戦果が上げられるだろう。
逆に言うと、これらのことをしてやっと士気12の価値がある計略だとも言える。
武将名 | 勢力 | コスト | 兵種 | 属性 | 特技 | 武/知 | 計略名 | 計略効果 |
SR劉備 | 蜀 | 1.5 | 騎 | 天 | 魅/募 | 4/7 | 五虎将の大号令:12 | 戦場の味方の五虎将(関羽・張飛・馬超・黄忠・趙雲)の武力と兵力を上げる。 撤退中の五虎将は自陣の戦場に復活し、同様の効果を得る。 ただし、この計略は戦闘中に1回しか使用できない。 |
R張飛 | 蜀 | 2.5 | 槍 | 人 | 勇 | 10/2 | 挑発:3 | 範囲内のすべての敵が自身に向かってくる。 |
R黄忠 | 蜀 | 2 | 弓 | 人 | 柵/勇 | 7/5 | 零距離戦法:4 | 自身の武力が大幅に上がり、弓の射程距離が下がる。 |
R馬超 | 蜀 | 2 | 騎 | 人 | 魅/勇 | 8/3 | 一騎当千:5 | 自身の武力が大幅に上がり、敵の計略の対象にならなくなる。 |
総武力29 | 総知力17 | 天1.5人6.5 | 騎2槍1弓1 | 魅2勇3募1柵1 | ||||
『ゴウ』君主が頂上対決に載せたデッキ。 |
武将名 | 勢力 | コスト | 兵種 | 属性 | 特技 | 武/知 | 計略名 | 計略効果 |
SR劉備 | 蜀 | 1.5 | 騎 | 天 | 魅/募 | 4/7 | 五虎将の大号令:12 | 戦場の味方の五虎将(関羽・張飛・馬超・黄忠・趙雲)の武力と兵力を上げる。 撤退中の五虎将は自陣の戦場に復活し、同様の効果を得る。 ただし、この計略は戦闘中に1回しか使用できない。 |
R張飛 | 蜀 | 2.5 | 槍 | 人 | 勇 | 10/2 | 挑発:3 | 範囲内のすべての敵が自身に向かってくる。 |
UC黄忠 | 蜀 | 2 | 騎 | 天 | 勇/募 | 7/6 | 老当益壮:6 | 自身の武力が上がる。さらに上限を超えて、兵力が回復する。 |
SR趙雲 | 蜀 | 2 | 槍 | 天 | 魅/軍 | 7/5 | 子龍の剛槍:6 | 自身の武力と移動速度と槍撃ダメージが上がる。 |
総武力28 | 総知力20 | 天5.5人2.5 | 騎2槍2 | 魅2勇2募2軍1 | ||||
挑発・超絶強化・回復計略と一通りの計略が揃っている。R張飛を盾にして、どこまで素の状態でラインを上げられるかが重要。 |
序盤から中盤にかけては蜀単の4枚デッキと思って相手をすればよい。
R張飛の挑発以外に妨害計略が無く、伏兵も0と絡め手に欠けるデッキなので、素武力の高さと強化計略に注意して戦おう。
注意が必要なのは中盤以降の五虎将号令が使えるようになった状態である。
相手のパターンは陣略を使用し素武力でゴリ押し、こちらに計略使わせたあとの五虎将カウンターである。
根本の対策としては劉備を倒すことで、超絶強化・ダメージ計略などで撤退させればよい。
が、これでは五虎将号令は止めれても、肝心の五虎将が丸残りであり、個々の計略で押し切られる危険がある。
また、計略を使ったとしても劉備を簡単には撃破させてくれないのも懸案事項。
計略で牽制する手もあり、これで敵を倒せれば良し。五虎将を使ってくるなら被害を抑えつつ、士気差を活かしてカウンター。
ただ相手の中型計略は人馬・長槍・挑発など、強力な計略揃いなので防がれる可能性はある。
妨害・ダメージ計略は使いどころが難しい。
連関の計は時間稼ぎとして非常に使いやすいが、弱体化の計などは放置し難く、倒してしまうと五虎将を使われてしまう。
城内ローテーションなどで直接戦闘を避け、倒すよりも凌ぐことに重視するのも手段の一つ。
お互い士気12ならばダメージ計略でも対処できる。落雷→五虎将号令→落雷、確実に仕留めれる相手を狙って仕掛けたい。
消耗戦を狙い、士気12を溜めさせないという手もある。
しかし相手は素武力が高く、挑発・神速・長槍といった小出し出来る計略もそこそこある。
万一、カウンターから陣略で居座られると、五虎将のプレッシャーから落城コース。
元から消耗戦向きのデッキならともかく、号令デッキなどの場合無理は禁物である。
4枚デッキの欠点である手数の少なさを突くダメージ計略、ワンスルーからのカウンターといった戦術を五虎将がカバーしている一方で、
デッキ構成が極端に限られ、計略も劉備、R張飛、SR張飛、SR関羽、EX関羽の5枚以外は全て単体強化と、柔軟性に欠けるデッキなので、相手は後手に回りやすい。
相手のデッキ編成を見て、引き出しの隙間を突くように自分のペースで戦おう。