相手の隙をついて1・2発だけ攻城を入れて逃げ帰ること。
名前の由来は見知らぬ家のインターホンを押し走って逃げ去る子供のイタズラから。
主に攻防の行われていない端の部分で行われることから「端攻め」とも言われる。
すばやく攻めてすばやく離脱する、という性質上、機動力の高い部隊、特に戦闘にあまり貢献できない低コスト低武力の騎馬がこの任務に就く。
計略要員としてデッキに組み込まれた武将にとって、計略の出番がない開幕などでの大事な仕事とも言える。
機動力と攻城力は大体反比例するため、ピンポンダッシュによる攻城ダメージは大きくはないが、この一発の攻城が勝敗を分ける事も日常茶飯事である。
また、ピンポンダッシュには陽動としての効果もある。
特に相手がカード枚数の少ないデッキの場合、攻城を阻止するにはピンポンダッシュに向かう武将に比べ明らかに高コストの武将を差し向ける事になってしまう。
攻城を止めに行ったら他の部隊が全滅、止めに行かなかったらその攻城が勝負を分けてしまう事になる、と相手に大きな決断を迫る事になる。
反面、所詮は騎兵の攻城力と完全に無視されてしまうと、残りの部隊で8コストを相手にすることになるため、場合によってはピンチになることも。
いつもピンポンダッシュを狙うのではなく、状況を見て使うかどうか判断したい。
幸い騎兵の機動力なら予定変更して戻ってくるのもさほど難しくはない。