ケニアデッキ ver3.x


ケニアデッキ




高コスト武将3枚で編成されるデッキの総称。
Ver1時代に後述の「純正ケニアデッキ」で活躍した『ケニア』君主にちなんでケニアデッキと呼ばれる。

個々の武将の戦闘力と生還率の高さを生かし、敵軍を各個撃破し消耗戦を挑むのが基本戦術。
枚数による回転力で攻城を狙うワラワラデッキと対を成すデッキである。
三国志きっての猛者ぞろいになるのも特徴。

通常の戦闘では無類の強さを誇るが、手数が少ない為に端攻めなどで揺さぶられたり
妨害・ダメージ計略などで武力以外の勝負に持ちこまれると厳しい。
また開幕一気に伏兵を踏んでしまうと速攻でピンチになるのもご愛嬌。
戦闘力を最大限に生かすためのスキルはもちろん、デッキの対応力の低さを補うための高い戦略眼も必要とされる最上級者向けデッキ。

Ver3.50では攻撃力の武力依存が増加し、高武力武将の戦闘での優位性が増した。
さらに攻城ダメージが武将コストに比例するようになり、弱点であった枚数の少なさによる攻城ダメージの低さが大幅に緩和。
弱点も多いため主流デッキにはとどかないものの、それらに迫る勢いを見せ始めている。


構成

広義には3枚デッキであればすべてケニアデッキと呼ばれるが、基本的には後述の「純正ケニアデッキ」のように
高武力高機動力の騎兵で組むのが基本。
機動力で接近・離脱し突撃で大ダメージを与える彼らを駆使して敵軍を分断し消耗戦を狙う。
弓兵・槍兵は自発的かつ瞬間的に大ダメージを与える手段に乏しく、また敵陣からの生還率も低いため選ばれにくい。
槍兵・弓兵は戦闘力よりも計略で選ばれることのほうが多い。

【コスト3】

大戦における最高コスト枠。
ケニアでは基本的にここから最低1枚は選ぶことになり、計略が強力な武将も多い。
また、攻城力がコスト依存になり重要な攻城役でもある。 しかし同程度の武力を持つ武将はコスト2〜2.5にも存在するため、コスト3だからと過信せず、最大限慎重な用兵が求められる。

  • 群雄
    • SR呂布
      武力による勝負では(単隊・集団問わず)ほとんど最強を誇る。
      伏兵・敵計略への弱さという最大の弱点を考えてもなお採用に値する切り札。
  • SR呂布(気炎激)
    Ver3.5で新たに追加された二枚目の飛将軍。最初から武力10の兵力130%は恐怖以外の何者でもない。
    計略は武力依存の範囲ダメージ計略で、範囲が円形のため多数の敵を巻き込みやすい。
    敵が範囲を避けるため分散したり、ダメージを緩和するため全体強化を使ってきたりしたら、
    高武力高機動力のケニアデッキには有利な展開になるだろう。
    ただ、やはり呂布なので伏兵とダメージ計略・妨害計略に注意。
    • R夏侯惇
      隻眼将の大喝は妨害と強化を兼ねる特殊な計略で、槍兵を止めて敵陣を荒らす、
      騎兵のオーラを消す、相手デッキのキーカードを落とす等々使用用途は多岐にわたる。
      またその特性から敵群に散開を強いることが出来るので、敵軍の分断を狙うケニアデッキには好相性。
      コスト3武力9はパンチ力に欠けるが、高知力かつ復活持ちの安定感は嬉しいところ。
  • EX許褚
    士気の軽い超絶を持つ活勇の槍兵。
    復活と高い武力、コストによる高攻城ダメージによって優秀な攻城役として活躍できる。
    開幕に自らの計略もからめて一撃を取れば、以降の試合展開を大きく動かすことが出来るだろう。
  • SR曹操(英知)
    コスト3で最も低武力だが、最高知力で大軍・号令持ち。
    しかし計略は魏軍限定なので魏単ケニアに絞られる。英知デッキも参照。
    • SR関羽
      最上級のスペックを誇る武神。高い知力と募兵で伏兵にも敵計略にも耐え戦場に立ち続ける。
      しかし単体での戦力は、耐えるならともかく超絶ではないので殲滅には向かない。
      消耗戦を仕掛けるなら敵の構成をよく見ておくこと。
      1対1では中コストの神速騎兵にさえ圧倒されかねない。
    • R孫策
      呉代表武力10槍兵。費用対効果の高い雄飛で、ケニアの問題点、低い攻城力を吹っ飛ばす。
      問題点は通常時。突撃ができず、敵との遭遇に時間がかかる槍兵はいまいちダメージを稼ぎにくい。
      仲間とうまく連携することで活路を見出せるか。

【コスト2.5】

高い武力・戦闘力はそのままに、コストを軽量化した扱いやすい枠。
主力の役割を担うことになり、誰を選ぶかで立ち回りも全く変わってくる。

  • SR張遼(魏)
    高武力高知力、さらに勇猛までも備えたコスト2.5騎兵中最高スペックのカード。
    高武力騎兵を揃えて神速の大号令を放てば、迎撃さえされなければ並の号令なら蹴散らしてしまえる。
    ただし1対1の状況ではそこまで強くはないので、ある程度他の武将と連携して立ち回りたいところ。
  • SR関羽(魏)
    少数先鋭になるケニアデッキと鬼神降臨の相性は抜群。
    相手が6枚以上のデッキの場合両軍全部隊生存でも雷が落ちる。
  • UC夏侯淵(魏)
  • EX徐晃(魏)
    少ない手数を補う神速騎兵。神速戦法は士気も軽くタイマンでも十分に戦える。
    夏侯淵は武力9のアタッカー、徐晃の武力は8だが復活持ちと微妙に扱い方が異なる。
  • SR夏侯淵(魏)
    自身が撤退し味方を強化するか、自身を強化させ味方を撤退させるかを選べる旋略持ち。
    自身強化は撤退する味方のコスト依存で強化され、味方強化は移動速度が上がるため
    ケニアデッキの主力となる高コスト騎兵との相性はいいのだが、
    撤退効果自体が低枚数であるケニアデッキにはそぐわない特性であることを忘れずに運用したいところ。
    計略を使ったところにダメージ計略を喰らって、更に枚数を減らされては眼も当てられない。
  • SR曹仁(魏)
    範囲内の味方の枚数により効果が変わる特殊な号令持ち。
    対象が必ず高武力武将になる二枚がけが強力無比で、武力上昇が低い3枚がけもケニアデッキなら主力として十分使っていける。
    推奨の一枚。
  • R許褚(魏)
    通常は選ばれにくい弓兵だがコイツは別格。
    士気の軽い虎痴の怪力を持ち乱戦、援護射撃、及び城門破壊で活躍できる。
    また知力が低いが弓兵なので連環系の妨害には強い。
    募兵を持つので通常戦闘時における生存率は高いが勇猛がないので不慮の事故には注意。
  • SR馬超(蜀)
    高い武力と最低限の知力を持つ蜀のトップアタッカー。
    白銀の獅子の威力は呂布にこそ及ばないが、迎撃されない状況では見劣りしない殲滅力を発揮するだろう。
  • SR趙雲(蜀)
    能力のバランスは全勢力中随一。計略も消費士気が軽めで扱いやすい。
    武力が低めで、人馬一体もそこまで爆発力はないため追いこまれたときには少々頼りない。
    高い知力と特技の活、使用勝手のよい計略により、デッキに安定感を与える。
  • R諸葛亮(蜀)
    スペック自体は乙の領域に入っているものの計略の臥龍の将略は面白い。
    活持ちなのでさまざまな雑用もこなせるが、やはりそのスペックが足を引っ張る。
  • R甘寧(呉)
    コイツも弓兵の中では別格。
    短いながらもワラワラメタな弓技の極みを持ち、勇猛、募兵完備でダメ計以外での生存率は高い。
    あと知力が低いが弓兵かつ遠弓効果のある計略持ちなので、連環系の妨害には強い。
    ただ計略を使っても武力が上がらないので許褚ほど乱戦に強くないのが難点。
  • R高順(群)
    良スペックの騎兵。陥陣営も便利で、少数・騎兵主体デッキの攻城力の低さを補うことができる。
    しかし速度上昇はしないため、仮に大激戦になったとしてもタイマンでは油断は禁物。
  • R張遼(群)
    武力にやや不安があるが、蚩尤の如くの爆発力は同コスト武将と比較しても1,2を争う。
    効果時間も長く自身の知力も高いので、敵計略への抵抗力も高い。
  • SR董卓(群)
    群雄には数少ない高知力騎兵。
    暴虐なる覇道は士気5で武力+7、移動速度1.7倍、効果時間6cという破格の号令。
    また、槍兵を迎撃されない速度まで強化できるのも嬉しい。
    R孫策を城門に張り付かせ2部隊で暴虐マウントをとれば強力である。
    自城削りというリスクがあるが、最大でも3部隊掛けなのでそこまで気にならず、逆に陥陣営を強化できるというメリットにもなり得る。
  • SR馬超(群)
    高武力を誇り、特技も二つと優秀な全軍突撃の御仁。槍兵にさえ気をつければ高武力騎兵による爆発力は高い。
    ただタイマン勝負に弱いのと知力が不安なのが弱点。
  • R呂布(群)
    ついに来たコスト2.5武力10の騎兵。
    スペックはいいのだが飛将降臨で味方の首をすっ飛ばすので、スペック重視で入れることになる。
    ただ、攻城力がコスト依存になったので殲滅すれば以前以上に城を削る事ができるのは大きい。
    当然のことだがSRの自分とは組めないので他勢力のコスト3を求め、必然的に混色になる。
  • SR2孫策(呉)
    帰ってきた快進撃小覇王。
    計略は自己強化と同時に回復も行えるため、様々な状況で活躍できる。
    しかし撤退してしまった後は残りの2人に負担がかかることを忘れずに。
  • R2魏延(蜀)
    死に掛けるほどに強くなる計略の使い手。効果が高い時は神速のオマケつき。
    スペックも良好だが、勇猛はないので注意。
  • SR姜維(蜀)
    上記に書いた魏延の槍バージョン。撤退寸前時の効果も、神速と大車輪の違い位。
    ただし大軍による兵力の多さと、募兵で回復ができると言うのは大きい。
  • SR黄忠(蜀)
    魏延、姜維とは対照的に、兵力が多いほど武力が上がる計略の使い手。
    大軍、募兵の共存というところが、姜維と同じくえげつない。
    崩射で騎兵の道を切り開くのもこの御仁の役目。
  • R兀突骨(群)
    武力10の象。それだけで固さが伝わる。
    勇猛持ちだが、史実通りに焼かれないよう注意。

【コスト2】

コスト3枠から2枚を選出した場合は、この枠から1枚採用することになる。

デッキサンプル

武将名勢力コスト兵種属性特技武/知計略名計略効果
純正ケニアデッキ
SR呂布群雄310+/1天下無双:6自身の武力が大幅に上がる。さらに兵力が回復し、移動速度と知力が上がる。
SR馬超2.59/5白銀の獅子:6武力と移動速度と突撃ダメージが上がる。
SR趙雲2.5活/魅/勇8/7人馬一体:4武力と移動速度が上がり、槍の迎撃ダメージを受けなくなる。
総武力27+総知力13天5.5人2.5騎3勇3活1魅1
Ver1時代に「ケニア」君主が使用して多大な戦果を上げた、ケニアデッキの基本形。
高武力高機動力の騎兵集団で、敵軍を切り崩し個別撃破を狙う。
SR趙雲の使い方がポイントで伏兵踏みや大計略を誘うための人馬単身特攻などこのデッキの弱点をフォローする役割を一手に引き受けることになる。
SR呂布・SR馬超の知力が低いためダメージ計略が怖いが、天下無双に知力上昇効果がついたため、やや改善。
SR馬超(蜀)の特技が勇猛になったのも、このデッキにとってはプラス要素か。


武将名勢力コスト兵種属性特技武/知計略名計略効果
呂布軍ケニアデッキ
SR呂布群雄310+/1天下無双:6自身の武力が大幅に上がる。さらに兵力が回復し、移動速度と知力が上がる。
R高順2.59/5陥陣営:3武力と城攻撃力と防柵攻撃力が上がる。
上昇する武力は、自軍の城ゲージが少ないほど大きい。
R張遼2.58/7蚩尤の如く:5自身の武力と移動速度が上がる。
さらに計略効果中、突撃状態を続けることにより、武力が上昇していく。
総武力27+総知力13天5.5地2.5騎3勇3
Ver3.0以降定番となった、恐らく史実デッキとしては最も高い完成度と使用率を誇る群雄単ケニア。
瞬発力のSR呂布、長時間強化のR張遼、攻城強化のR高順と役割がきれいに分かれており
高武力高機動力を生かして敵を分断・征圧し、隙あらば陥陣営で城門を狙うという戦い方になる。
派生としてはコスト2.5にSR馬超やSR董卓などの号令持ちを入れたタイプが多い。
軍師の1枚は天属性の知略昇陣と裏に再起興軍を持つGC陳宮がいいだろう。


武将名勢力コスト兵種属性特技武/知計略名計略効果
戦騎ケニアデッキ
R夏侯惇3活/勇9/7隻眼将の大喝:4範囲内の敵を短時間、移動できなくする。
さらに範囲内の敵の数が多いほど武力が上がる。
一定以上武力が上がると、さらに移動速度も上がる。
SR曹仁2.5醒/募8/5戦騎の極意:6範囲内の味方騎兵の武力と移動速度が上がり、部隊数に応じて以下の効果を与える。
1部隊:撃破毎に兵力が回復する。
2部隊:突撃ダメージが上がる。
3部隊:迎撃ダメージを受けなくなる。
4部隊以上:敵部隊との接触時の速度減少が小さくなる。
SR関羽2.59/5鬼神降臨:5戦場にいる敵部隊の数が、撤退していない味方よりも多いほど、武力が上がる。
一定以上武力が上がると、さらに移動速度も上がる。
総武力26/27総知力17地8.0騎3勇2活1醒1
Ver3.59より追加されたSR曹仁を採用した魏単ケニア。
戦騎の極意は単体で4種類の効果を持ち(枚数の都合上発揮される効果は3種類だが)、
ケニアデッキの弱点のひとつである対応力の低さを補うことが可能。
戦騎では対応しづらい高武力車輪などはR夏侯惇で翻弄したりSR関羽で粉砕したりしたいところ。
弱点は武力の低さで、計略を使えない・封じられた状態での武力押しには脆い。
派生はSR関羽をSR曹操に替えて武力押しに強くしたタイプが有名。


魏単ケニア

  • R夏侯惇(コスト3)、SR関羽(コスト2.5)、SR張遼(コスト2.5)
    ワラワラへの対策を重要視した、魏単騎兵ケニア。
    武力・知力ともに平均して高く、神速の大号令の爆発力もあり、復活持ちがいるもの良い。
    号令役としてSR張遼の代わりにSR曹操を、神速騎兵としてSR関羽の代わりにUC夏候淵を採用するなど、様々なカスタマイズも可能。
  • R夏侯惇(コスト3)、EX典韋(コスト3)、SR鄧艾(コスト2)
    EXカードも加えて作成した3・3・2デッキ。
    対応力の高い隻眼将の大喝と隠密の神速行を軸に、EX典韋の武力で切り崩す。
    魏単ではないがEX典韋をSR呂布とすれば、さらなる爆発力を付加された獅子猿ケニアとなる。
  • SR曹操(コスト3)、R夏侯惇(コスト3)、SR鄧艾(コスト2)
    Ver3.5により新たに誕生した高知力魏単ケニア
    平均知力は8を越え、ケニアが苦手とする妨害、ダメ計に最高レベルの耐性を誇る。
    また、その特性がSR曹操の号令ともよくマッチしており、
    号令勝負においても効果時間、質の差で打ち勝てるだろう。
    反面、素の状態での総武力は24とかなり低く、相手の攻勢をどういなしていくかが課題である。

蜀単ケニア

  • SR関羽(コスト3)、SR馬超(コスト2.5)、SR趙雲(コスト2.5)
    五虎将騎兵3枚のケニア。緑の国なのに最上級スペックが並ぶ。
    部隊の生存が重要であるケニアにとって忠義はよく機能し、ダメージ計略への耐性も高い。
    局地戦となればSR馬超、SR趙雲のWライダーが走り回り、敵陣をかき乱す。
  • R劉備(コスト2.5)、SR関羽(コスト3)、R張飛(コスト2.5)
    誰もが一度は考えた(かもしれない)桃園義兄弟ケニア。
    これで軍師が諸葛亮なら忠義の大号令→七星祈祷→桃園の誓いで完璧…か?
    槍兵2枚で足が遅いのが難点だが、R張飛をSR張飛(Ver2)にすれば騎兵が2枚になって絵師も統一できる。
    全員が募兵持ちではあるものの、募兵している時間がないほど忙しいのがケニアデッキのつらい所である。
  • SR関羽(コスト3)、R張飛(コスト2.5)、SR趙雲(コスト2.5)
    槍兵1・騎兵2の押せ押せ型ケニア。
    SR関羽(蜀)の忠義の大号令や募兵、SR趙雲の復活があるため前線を維持しやすい。
    Ver3.00では武力1の差が大きいため、SR趙雲をSR馬超(蜀)にして更に武力と爆発力を高めるのもアリ。


呉単ケニア

  • R孫策(コスト3)、SR甘寧(コスト2.5)、R徐盛(コスト2.5)
    新登場のSR甘寧の河賊の粘りで守り、雄飛の時を主体に攻めるデッキ。
    R徐盛の援護兵召喚で頭数を補うこともできる。自爆しないのも◎。
    難点は端攻めに異常に弱い所と機動力の低さ。
  • R孫策(コスト3)、SR周瑜(コスト3)、R太史慈(コスト2)
    夢の断金ケニア。
    太史慈の援兵によって頭数を補うこともできる。
  • SR周瑜(コスト3)、R徐盛(コスト2.5)、SR呂蒙(コスト2.5)
    3枚型麻痺矢デッキ。
    物凄く尖って見えるが、援護兵を召喚すれば麻痺矢5部隊対象になる。
    そのまま援護兵引っさげて攻城に向かえばメガ周瑜砲マウントというプレッシャーも。

  • SR周瑜(コスト3)、SR1孫堅(コスト2.5)、SR2孫策(コスト2.5)
    通称自爆ケニア。史実デッキの範疇に入れても差し支えはないだろう。
    孫堅は屍でも良いがより機動力が損なわれる。
    何よりも「計略を撃つと誰かが必ず撤退」というリスキーさが際立つ。
    こと勝ち筋という意味においてはケニアデッキ中最難度を誇る。
    このデッキで勝率5割を超えられれば、その人は「大戦マスター」と呼んでも差し支えない。
    馬どちらかを鬼神関羽にする形も散見される。
    一応SR周瑜は崩射持ちなので、戦えないことはないかも知れない。

群単ケニア

  • SR呂布(コスト3)、R高順(コスト2.5)、R華雄(コスト2.5)
    悪鬼の暴剣で勝手に城を削ってからの陥陣営は凶悪の一言。自城前で横天下無双は走るダメ計。
    各自の爆発力があるため誰が落ちてもなんとかなるデッキだろう。
    全軍まとめて赤壁の大火でこんがり、なんてことは絶対あってはならない。
  • SR呂布(コスト3)、R高順(コスト2.5)、SR董卓(コスト2.5)
    こちらは号令入り型。董卓の知力が多少高いため伏兵を踏むことができる。
    暴虐なる覇道で城を削り陥陣営を輝かせるデッキ。
    落雷で高順が落とされると城ゲージを取り返すのが大変だが…。

  • SR呂布(コスト3)、R華雄(コスト2.5)、R兀突骨(コスト2.5)
    ついに出来た単色の武力30ケニア。
    個々の武力が高く、兵種ごとの特性を生かして戦えばまず止められることはない。
    注目の総知力は4!アリエナイ砲でまとめて焼かれてしまう。
    伏兵やダメージ、妨害計略にはくれぐれも注意、してもしょうがないので華々しく散るのもまた一興である。
  • 武力30ケニア
    • SR関羽(コスト3)、R張飛(コスト2.5)、R呂布(コスト2.5)
      武力インフレにより素武力10の武将が増えたため、Ver3では開幕武力30のケニアも組めるようになった。
      唯一知力の高い関羽の使い方が鍵となるだろう。
  • SR呂布(コスト3)、R華雄(コスト2.5)、R張飛(コスト2.5)
    個々の破壊力だけなら最強レベルの武力30+ケニア。
    総知力が5と非常に低いので、ダメ計、妨害耐性は最弱レベル…。
    R張飛→R許褚で兵種バランスがよくなるが、単体強化ばかりで益々扱いにくくなる。

  • スターターケニア
    • UC夏侯淵(コスト2.5)、UC関羽(コスト2.5)、UC太史慈(コスト2.5)
      スターターのカードの高コスト武将のみで編成したケニア。
      相も変わらず全ケニアデッキの中では一番実用的ではないが、全員強化戦法から卒業しているという利点を活かせば戦えなくもないので、
      Ver2時代のスターターケニアよりも遙かにマシだろう。

ケニア改デッキ

ケニアデッキのコンセプトである「高武力高機動力武将による局地戦・消耗戦狙い」に特化した4枚デッキの総称。
構成としては2.5×2・2・1、3・2.5・1.5・1の形が代表的。
ケニアデッキの高コスト武将を中〜低コスト2武将に分割し、高い武力はそのままに対応力を増した形の構成である。
よって3・2・2・1やコスト2*4枚など高コスト帯が1枚以下しかいないデッキは普通ケニア改デッキとは呼ばれない。
ケニアデッキと比べ1枚枚数が増えただけであるが、それでも枚数による盤面のカバー範囲や計略の選択肢などの対応力は驚くほど改善される。
だがそれでも弱点が完全にカバーされているとは言いがたく、計略戦主体のデッキに苦戦を強いられるのは避けられない。

デッキサンプル

ここでは「ケニアデッキのコンセプトを引き継いだ4枚デッキ」の中でも特にポピュラーなデッキを取り上げる。
それぞれ個別のデッキページが存在しているものもあるので、ぜひ参考にしてほしい。

武将名勢力コスト兵種属性特技武/知計略名計略効果
魏4枚デッキ
SR張遼2.59/7神速の大号令:7範囲内の味方の騎兵すべての武力と移動速度が上がる。
R典韋2.5柵/勇9/2刹那の怪力:3自身の武力が短時間、大幅に上がる。
R龐徳2-9/1特攻戦法:4武力と城攻撃力が上がるが、効果中は強制的に前進する。
R賈詡11/9離間の計:6範囲内の敵の武力と知力と移動速度を下げる。
この効果は対象が1部隊の場合、半減する。
総武力28総知力19天3.5地4.5騎3槍1柵1勇2伏1
fan114君主が大戦稼動当初に完成させた「魏4枚デッキ」の基本形。これは大戦2当時のもので大戦3現在でも構成可能。
高武力騎兵と高武力槍兵で一転突破を狙い、敵軍が集中すれば離間・散開すれば神速号令で殲滅という基本スタイルは大戦3でも継承されている。 
派生としてはSR張遼をSR曹操(求心)に変えて武力押しに強くしたり(4枚求心)、高コスト騎兵を超絶強化持ちに替えてより局地戦に特化したタイプ、
R典韋を騎兵にして機動力重視にしたタイプ(4枚神速)などがある。


武将名勢力コスト兵種属性特技武/知計略名計略効果
Wライダーデッキ
SR馬超2.59/5白銀の獅子:6武力と移動速度と突撃ダメージが上がる。
SR趙雲2.5活/魅/勇8/7人馬一体:4武力と移動速度が上がり、槍の迎撃ダメージを受けなくなる。
R姜維27/7挑発:3範囲内のすべての敵が自身に向かってくる。
R龐統11/9連環の計:6範囲内の敵の移動速度を下げる。
総武力25総知力28天2.5人5.5騎2槍2伏1魅1勇2募1活1
ダブルライダーデッキと読む。三国志大戦ver1時代にSR趙雲が「技の1号」、SR馬超を「力の2号」と評されたところから
「蜀勢力の高コスト騎兵2枚入り4枚デッキ」の呼称として定着した。
敵軍をたやすく分断できる挑発・連環などの移動コントロール計略と孤立した敵を瞬時に殲滅できる速度上昇騎兵の相性は抜群。
しかし反面純正ケニアデッキや魏4枚デッキと比べると通常・計略使用時の武力があまり高くないため
号令などへの対応は慎重に行う必要がある。


武将名勢力コスト兵種属性特技武/知計略名計略効果
呂布米道デッキ
SR呂布群雄310+/1天下無双:6自身の武力が大幅に上がる。
さらに兵力が回復し、移動速度と知力が上がる。
R華雄群雄2.510/2悪鬼の暴剣:3自身の武力が大幅に上がる。
効果中は自城にダメージを受け続ける。
UC公孫瓚群雄1.5魅/募5/5白馬陣:4範囲内の味方の移動速度が上がる。
C張魯群雄1-2/6五斗米道:4撤退した群雄勢力の味方を1部隊復活させる。
2部隊以上の部隊が撤退していた場合はランダムで選択される。
復活した部隊は自城内に出現する。
総武力27+総知力14天4.5人3.5騎2槍1弓1勇2魅1募1
群雄では数少ない補助計略である五斗米道を組みこんだ群雄単色のケニア改デッキ。群4、米4とも呼ばれる。
武力10と10+武将のタッグは、並みのデッキだと計略なしでは正面衝突どころか接触すら危険。
苦労して撤退させてもC張魯が士気4で即復活させてくるので素の戦力が低いデッキではたまったものではない。
しかしC張魯自身は低武力の弓兵に過ぎないため、牽制はもちろんの事時には伏兵踏みや端攻め、
壁乱戦などをこなして自身の戦力の低さを最大限カバーする必要がある。
弱点はやはり敵計略で、五斗米道のおかげで殲滅型の妨害やダメージ計略への耐性はあるが、
敵にラインを上げられていると復活させても攻城は防ぎきれないので油断は禁物。
また連環の計をはじめとした無力化型の妨害には非常に脆弱なので白馬陣などで翻弄したいところ。

ケニアデッキの軍師

 勢力によって変わるが、枚数の少なさからまずは再起持ちを選ぶのが妥当。
低枚数のデッキなので、再起持ちがいないとダメージ計略はもちろん通常の戦闘でも戦線を維持しきれなくなる可能性が高いためである。
あとは戦術・戦略により2枚目の軍師を取捨選択していくことになる。

ケニアデッキの主要構成員である超絶強化武将を生かしたいなら知略昇陣持ちを是非採用したい。
ゲージがたまりづらく効果時間も短いが、士気なしで超絶強化計略を延長できるのは非常に大きい。
超絶強化武将共通の弱点である敵計略への弱さも若干緩和されるだろう。

また騎兵メインの編成になりがちなので移動速度が上昇する攻略(神速闘攻、速軍侵攻)の相性が非常にいい。
そのほかの奥義でも、可能な限り速度上昇の兵書をつけておきたいところ。

槍兵入りだったり号令持ちがいたりなど、力押しでの攻城狙いが強力な編成なら増援系の奥義もいいだろう。
特に低枚数のため効果が非常に高くなる集中増援の相性が抜群である。
あと消耗戦狙いのデッキのため、連環をはじめとした妨害系陣略も選択の余地がある。

逆にあまり相性がよくないのは、範囲が狭い武力強化型陣略。
低枚数なので武力上昇の恩恵が薄く、範囲内にとどまる必要があるため機動力が殺されてしまうためである。
高武力高機動で生還率が高く端攻めなども駆使するため、転進系の奥義もいまいち恩恵が薄い。槍兵を含めた編成なら一考の余地もあるが…

個人名を上げるなら、ケニアデッキに群を抜いて相性がいいのは群雄のGC陳宮。
ケニアデッキには必須の再起興軍に、切り札としての知略昇陣を兼ね備えた彼はケニアデッキのための軍師と言っても過言ではない。
騎兵が主力のデッキなので魏勢力の再起+突撃強化のR郭嘉、神速+知略のSR張春華、速軍のSR王異も魅力的。
あとはダークホースとして、属性や勢力の問題があるがダメージ計略への絶大な耐性をもたらしてくれる超絶再起持ちのSR董卓やSR盧植といったところだろうか。




ケニアデッキ攻略

VS ケニアデッキ

一言で言うと武力勝負を挑まないこと。
武力による戦闘に特化したデッキなので、こちらも武力で対抗しようとしても蹴散らされるだけである。
SR呂布がいる場合はなおのこと、武力勝負以外の決め手を何かひとつは用意しておきたい。

相手は騎兵主体の高武力3体の構成なので、素武力での消耗戦に持ち込まれるとまず勝ち目がない。
なるべく兵種特技を駆使して戦い、離脱は早めにして部隊の撤退を抑えること。
槍兵で牽制しつつ高武力騎兵で後ろをウロウロするだけでも相手に相当のプレッシャーが与えられるだろう。

士気が溜まってきた時は号令・ダメージ計略・妨害計略を駆使して対抗するのも良いが、大型計略を持つ武将を優先して撃破しておきたい。
小回り担当の1部隊を落としたところで、残った部隊に同等の士気の超絶強化等を使われて押し返される可能性があるからだ。

また、枚数差を活かした運用をすることでも相手を揺さぶることができる。
なんと言ってもデッキが3枚しかないので、攻城の際には4枚以上で幅広く広がればどこか一箇所は穴ができるし、端攻めにも弱い。
特に召喚系の計略は有効で、端攻めと平行して行えば相手は城を守るのにいっぱいいっぱいになる。

ケニアの最大の弱点は攻城力の無さであったが。
しVer3.5以降は城門と城壁の城ゲージの削り具合の差が開いた上、攻城力のコスト依存が導入された。
コスト1騎兵が端攻めをしても掠り傷にしかならなくなり、高コストの槍兵が門を叩くと軽く引っくり返されるのが現状。
騎兵の城壁ですら高コストだと被害が馬鹿にならない。
城門を守りつつ順に部隊を始末され、逆に城門に向かわれるだけでゲージ負け、という展開も。
以前はケニアがこちらの攻めをスルーする事が難しかったが、今は低コスト騎馬の端攻め程度なら無視されかねない。
騎馬単ケニア相手でも城門を叩かれ続けると、終盤前に落城すらありえる。

部隊をまとめてから士気を使って押し込めば勝利できるだろう。
如何に消耗戦を避けるか、被害の大きい城門を守るかなどが勝負の分かれ目になる。

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