武将名 | そうそう もうとく | 蒼天航路 |
曹操 −孟徳− | 「乱世の奸雄」 と呼ばれる破格の英雄。晩年期にも自ら軍を率いて、孫権・劉備と激戦を繰り広げた。 「俺が人間であることを誰がやめさせると言うのか!?」 | |
コスト | 3.0 | |
属性 | 天 | |
兵種 | 騎兵 | |
能力 | 武力8 知力10 | |
特技 | 魅力 大軍 | |
計略 | 英知の大号令 | 範囲内の魏の味方すべての武力が上がる。この効果はそれぞれの部隊の知力が高いほど大きい。 |
必要士気6 | ||
Illustration : 王欣太 |
SR曹操(Ver3.5)のコンパチである晩年の曹操。
夏侯惇に続く、同一作品から出た2枚目のLEでもある。
一騎討ち時の「感情をぶっ放さずして何の命だ!」は華佗の治療の後、荀攸に向かって言った台詞。
一騎討ち勝利時『ど童(わっぱ)め〜!!!!!!!!!!!』は濡須で孫権軍との戦の最中、
孫権がわざわざ甘寧に盗ませた曹操軍の名馬100頭をそっくり返還してきた際、孫権に向けたセリフ(単行本31巻)。
ちなみにしっかり!マークが11個ある。
撤退時の『おい、そろそろ死ぬぞ』は最終回直前、死期を悟った曹操が遺言状を書こうとした時のセリフ(単行本36巻より)。
フレーバーテキストの「俺が人間であることを誰がやめさせると言うのか!?」は、
濡須で孫権の書状を読んだ司馬懿の、なぜ玉座につこうとしないのか、という問いの答えから。
意外に新セリフも晩年のものばかりではなく、若い頃のものも混じっており、
攻城時の『この曹操孟徳の民とするぞ!』は青州黄巾党を配下に収めようとした時のセリフ(単行本7巻より)、
復活時の「蒼天に未だ我が道は見えず」は、頓丘の県令となった曹操が太平道に酔い痴れる民衆を見たときの台詞、
攻城時の「俺の戦いは至弱より始まり至強を倒すに至る」と
計略時の「曹操に天下を見るならば曹操のもとにおれ!」の二つは求心のほうのLEと同じものとなっている。
以上の四つが若い時のセリフで
どれも天を意識していたわかかりし日の曹操の代表的な台詞であるため蒼天ファンは少々違和感を感じるかもしれない。
尚、若い頃の自分自身とは担当声優が違うため、同じ台詞についても発音が微妙に違う。
武将名 | かんねい こうは | 蒼天航路 |
甘寧 −興覇− | 王欣太「蒼天航路」 川賊の頭目であったが、孫権により才能を見出され将軍となる。奇襲を得意とし濡須の戦いでは、配下一人も犠牲にせず敵陣から駿馬百頭を盗み出す活躍を見せた。 「你們好」 | |
コスト | 2.5 | |
属性 | 人 | |
兵種 | 弓兵 | |
能力 | 武力10 知力2 | |
特技 | 勇猛 募兵 | |
計略 | 弓技の極み | 射程距離が上がり、矢を当てている敵の武力が下がる。さらに射程内の敵部隊全てに弓攻撃を行う。 |
必要士気6 | ||
Illustration : 王欣太 |
R甘寧(Ver3.1)のコンパチ。
イラストは赤壁の戦いにて、蔡瑁(左)、張允の前に你們好(ニイメンハオ)の言葉と共に霧の中から現れた時のもの。この後、蔡瑁、張允は一刀のもとに切り捨てられる(単行本22巻より)
尚、一騎討ち勝利時にこのセリフは堪能できる。
一騎討ち開始時『挨拶は?』は、濡須の戦いで曹操の本陣に奇襲をかける時、門番の兵にかけたセリフ。
(ちなみに原作では你們好→挨拶は?の順である)
計略発動時『合肥の報いを受けよ』落城時『報恩と報復 わが道にかかすべかざる2ヶ条』もこの奇襲時のもの。
攻城時『二度は通じぬ!』は、濡須で李典と再び見えたときに、投げつけられた李典斧を避けた時のセリフ。
撤退時『駄馬め!』は、合肥で張遼を追うも、馬が力尽きて鼻血を吹いたために止めを刺した時のセリフ。
(以上単行本31巻より)
復活時『どうした楽隊、音楽が止んどるぞ』は合肥の戦いで張遼の追撃を受けて、
船に逃げ帰ろうとする味方の兵を切り捨てた時のセリフ。
(単行本30巻より)
ポリゴンモデルでは冠に羽飾りが付いているが、実際の作中で羽飾りが付いているのは服の背中部分である。
武将名 | しゅうゆ こうきん | 蒼天航路 |
周瑜 −公瑾− | 王欣太「蒼天航路」 孫家と家柄が親しく、孫策とは兄弟同然に育てられた江南の王佐の才。孫堅・孫策・孫権と孫家三代に仕え、孫呉の覇業を支えた。 「この戦いは天子の羽根をはぎとる戦い!」 | |
コスト | 1.5 | |
属性 | 人 | |
兵種 | 騎兵 | |
能力 | 武力3 知力8 | |
特技 | 覚醒 伏兵 魅力 | |
計略 | 天下二分の計 | 【旋略】(カード方向で効果が切り換わる) ↑:範囲内の呉の味方の武力と移動速度が上がる。 ↓:範囲内の呉の味方の武力が上がる。ただし、移動速度が下がる。 |
必要士気6 | ||
Illustration : 王欣太 |
SR周瑜(Ver3.59)のコンパチ。Ver3.59x現在唯一のVer3.59コンパチのLEである。
イラストは単行本23巻の裏表紙より。左に呂蒙、右に蒋欽の姿が見える。
孫堅や孫策と同様若死したせいか、セリフに死に際のものが多い。
裏書の『この戦いは天子の羽根をはぎとる戦い』は赤壁の緒戦を制した後の軍議で発したセリフ(単行本23巻より)。
伏兵解除時の『すべてのものが呼吸を止めた…』は赤壁の前に発した台詞(単行本24巻より)。
一騎打ち勝利時『我ら孫呉の戦をうち開くぞ!』は赤壁の戦いにて呉の武将たちを集めて発した号令。
撤退時『来たかじゃじゃ馬』は、魯粛に私信を書こうとした瞬間、最期の病の発作が出た時のもの。
計略使用時の『心を燃やすは帝王の軍略(↑)』『心を包むは孫家三代(↓)』
そして落城時の『これほど裕福な天命を与えたことがあったか』の台詞は最期のシーンの独白(ナレーション?)より取られており原文は以下の通り。
「心を燃やすは帝王の軍略、心を包むは孫家三代 天は一個の武心にこれほど裕福な天命を与えたことがあったか」
(単行本26巻より)
復活時の『心得ておる』は揚州攻略の時、孫策の『周瑜!俺たちの時代が来たのだ!』の返答として言った言葉。
周瑜の復活のタイミングに合わせ孫策の計略を使えば原作通りの流れを聞くことができる。
武将名 | そんけん ちゅうぼう | 蒼天航路 |
孫権 −仲謀− | 王欣太「蒼天航路」 孫堅の次男であり、孫策と周瑜が幼き頃から見出してきた大器。その才気は曹操も認めるほどであり、孫呉の王として江南の地を長く治めた。 「孫 仲謀は王を望むものではなく、天下に挑む者じゃ」 | |
コスト | 1.5 | |
属性 | 地 | |
兵種 | 弓兵 | |
能力 | 武力4 知力7 | |
特技 | 防柵 魅力 | |
計略 | 若き王の手腕 | 範囲内の呉の味方すべての武力が上がる。 |
必要士気6 | ||
Illustration : 王欣太 |
R孫権のコンパチ。
蒼天航路の孫権はその度量の大きさ故か動物に好かれており、幼い頃から傍らには “仁” という名の虎が常に付き従っている。
イラストは単行本26巻 その二百八十八の扉絵で、少しだけ見えている右手は劉備のもの。
この回は劉備が孫燿夏(孫尚香)との結婚式で呉を訪れる話。故に握手をしている。
裏書、及び計略時「孫 仲謀は王を望むものではなく、天下に挑む者じゃ」は
劉備が『漢中王』を自称したこと知り、張昭から「お望みなら呉王にでも推戴いたしましょうか」と問われ返答した際のセリフ。
「わしは決して歩みを止めはせん。孫 仲謀は王を望むものではなく、天下に挑む者じゃ」 より。
(単行本34巻 その三百八十二)
前半部分の 『わしは決して歩みを止めはせん』 は一騎討ち勝利時に聞く事が出来る。
撤退時 『なにもかもがせわしいのう』 は赤壁の開戦前、周瑜の居る先陣に向かう最中、
甲板でうたた寝から目覚め、夕日を眺めながら言ったセリフ。
「せわしい。なにもかもがせわしいのう。しかも、いつの間にやらこのわしまでもがその中におる。
……いかんな。これは孫 仲謀の時の進みようではないぞ」より
(単行本24巻 その二百六十七)
復活時 「『要は』って言うな」は長江を南下してくる曹操に対し、降伏か交戦かを張昭と魯粛が討論をする中、
張昭が発した「要は曹操と結ぶか戦うか!道理か無謀かの処決でございまする!」に対する言葉。
(単行本22巻 その二百四十三)
落城時「ワシの天命は孫呉まるごと三代分じゃあ!」は合肥の戦いの撤退時、
追撃してきた張遼が呂蒙と蒋欽を押し退けて迫ってきた際、心の中で父と兄に自身の天命を問い、
「その答えはとうに出ておる」と張遼を挑発するように発したセリフ。
(単行本31巻 その三百四十三)
「獲れるもんなら獲ってみい!」と後に続く。
余談だが、蒼天の章第十話での孫呉の会堂の場面では、原作通り孫権が転がるので一見の価値がある。
武将名 | りょもう しめい | 蒼天航路 |
呂蒙 −子明− | 王欣太「蒼天航路」 赤壁の大戦より、孫権に見出され将軍となる。無学の暴れ者であったが、ひたむきに知識を蓄え、他の将軍から信頼される孫呉の司令官となった。 「臣はいかなる時も君主の天下の道を逸れてはならぬ!」 | |
コスト | 2.5 | |
属性 | 人 | |
兵種 | 弓兵 | |
能力 | 武力8 知力9 | |
特技 | 防柵 | |
計略 | 麻痺矢の大号令 | 範囲内の味方の武力が上がり、さらに弓兵であれば矢を当てている敵の移動速度が下がるようになる。 |
必要士気6 | ||
Illustration : 王欣太 |
SR呂蒙(Ver3.0)のコンパチカード。
イラストは単行本35巻の裏表紙のもの。後ろに並んでいるのは陸遜、孫皎ら関羽討伐に随行した武将たち。
裏書の 『臣はいかなる時も君主の天下の道を逸れてはならぬ!』 は
馬忠(阿獞)に捕縛された関羽を前にし 「就縛しますか?」 と潘璋に問われ、
「その前に話がある」 と関羽に歩み寄りながらつぶやいた心の声。
撤退時 『私はまだまだ足りません』 は上記のセリフの後、関羽の首を飛ばそうと剣を抜くが、
孫権に止められ、大量の鼻血を吹き出しながら発した言葉で
関羽との戦いで孫皎や蒋欽といった犠牲を出してしまったことについて司令官である自らの未熟さを責めるもの。
(単行本36巻 その四百七より)
復活時 『勝機の糸口はまだ見えん!』 は濡須口の戦いで変幻自在な曹操軍の陣立てと用兵術に対して、
天の利・地の利ともにこちらにあると分かっていながらも、勝機を見出せずにいる時の心の声。
この後 「これが曹操との戦なんだなッ!」 と興奮し鼻血を出す。
一騎討ち勝利時 『ぐむむむ、ためになる!』 は上記と同じく濡須口の戦いにて
臧覇の率いる軍の “常山の蛇” という用兵を見て 「あれを船でやれんかな!?」 と思い付いた後につぶやいた言葉。
(単行本31巻 その三百五十より)
一騎討ち開始時 『もう虚勢を張らんでいいぞ』 は商人に扮して公安の城に入り込んだ際、
腕を折られながらも陸遜に向かって 「もっともらしくほざくな!」 と抗う士仁に対して言った言葉
「士仁、もう虚勢を張らんでいいぞ。これからは関羽を畏れずにすむ」 から。
計略時 『しかし、この世に逃げる先などあるのかねぇ』 は上記のセリフに続いて兵士たちに言った
「お前達も、関羽を畏れ憚るなら逃げていいぞ。しかし、この世に逃げる先などあるのかねぇ」 から。
(単行本35巻 その三百九十より)
落城時 『ご主君ーーー!』 は濡須口の戦いで戦局が呉に優位に傾きかけた矢先に
程普急逝と魯粛危篤の知らせが入り、唇を噛み締め涙する孫権に向かい言った言葉。
(単行本31巻 その三百五十一より)
しかしこのセリフ、同じコマに潘璋、蒋欽、吾粲も描かれていて呂蒙のセリフというより全員の叫びである。
武将名 | えんしょう ほんしょ | 蒼天航路 |
袁紹 −本初− | 王欣太「蒼天航路」 名門袁家の出身で曹操とは旧知の仲。官渡決戦では王者の風格を表し、戦の道理を越えた大軍勢の大進軍をみせた。 「さあ天地開闢以来の大戦をゴロリと動かすぞ!」 | |
コスト | 2.0 | |
属性 | 人 | |
兵種 | 槍兵 | |
能力 | 武力7 知力6 | |
特技 | 募兵 | |
計略 | 漢の大号令 | 範囲内の漢の武将の武力を上げる。ただし最大士気が下がる。 |
必要士気5 | ||
Illustration : 王欣太 |
R袁紹(Ver3.1)のコンパチ。
Ver3.59現在、唯一の漢軍LEである。
原作を知っているものならば、計略名は王者の進軍や大兵力の大爆進が相応しいと思うであろう蒼天袁紹。
イラストは単行本14巻の裏表紙のもの。序盤の漢王朝に仕えている時のイラストである。
計略が漢の大号令なのはここからきているのであろう。
この直後(15巻 その百七十)よりなぜか急激に太った姿になり、
それを見た曹操は「まがまがしい福々しさ」と称して怒りを露にする(後に「あれもまた一つの王のあり方」として評価を改める)。
直後の官渡の戦いでは、全軍が笛や太鼓に合わせて行進曲を歌い、本人は神輿の上に悠々と座るという、
凱旋パレードさながらの進軍で王者の風格を表した。
その様は裸で逃げてきた徐晃を呆れさせ、曹操の命で偵察に来た夏侯惇を「なぜ俺がこんな物を見なきゃならん!」と激昂させた。
裏書及び計略時 『さあ天地開闢(てんちかいびゃく)以来の大戦をゴロリと動かすぞ!』 は
曹操との決戦に向け黄河を渡る前、曹操の元から逃げてきた劉備の人気 (じんき) に心を焚きつけられた袁紹が
「全軍、その気を大河に向かって放つべし!」 と兵士たちを鼓舞し、心中でつぶやいたセリフ。(単行本13巻より)
ちなみにゲームでは 「天地開闢以来の “たいせん” 」と言っているが、原作中のルビは “おおいくさ” となっている。
撤退台詞『王道も戦も勝利も消え去った』並び攻城台詞の『これが天の心というものか』は
官渡の戦いにおいて兵糧庫である烏巣の陥落の報を受けて自らの敗北を悟りながらも、最後まで動じることはなく呟いた言葉。
『実に清々しい。王道も勝利も戦も消え去った……これが天の心というものか』(単行本16巻より)