カードリスト:群雄 Ver3.59


カードリスト:群雄 Ver3.59

群雄

武将カード

【群雄071】UC閻圃

武将名えんほなし
閻圃張魯の参謀。曹操が漢中へ大軍で侵攻して来たため、張魯は降伏しようとしたが、一戦も交えず降伏すれば曹操から軽視されると進言し、張魯を諌めた。後に、この行動は思惑通り曹操から評価された。一手誤れば曹操による壊滅の危険があった策を見事成功させた。

「戦とは表裏一体。ま、博打のようなものだな」
コスト1.5
属性
兵種弓兵
能力武力3 知力8
特技防柵 募兵
計略陰陽の道術【旋略】(カード方向で効果が切り替わる)
↑:範囲内の群雄の味方の武力を上げる。
↓:範囲内の敵の武力と知力と移動速度を下げる。
必要士気5
Illustration : 岩男信人

セリフや衣装に博打要素をふんだんにちりばめて、漢中五斗米道陣営から新たな武将が参戦。
武力は控えめだが、柵募を持つので号令・計略要員としては許容範囲。
特に、いざ号令(妨害)というときに撤退している危険の小さい募兵弓というのはありがたい。

計略は前方四角形で、それぞれの効果はプチ英傑号令とプチ離間といった感じ。
範囲はVer3.59_1で拡大され、横幅は戦場の1/2以上、縦幅はカード2.5枚分程度とかなり広め。

Ver3.594_D_現在、上向きの場合は群雄の味方の武力+5(自身含まず)、効果時間7c。
群雄では初のシンプルな武力上昇号令で、ノーリスク&条件不問の士気5で武力+5は破格。
自身を含まないが、英傑号令と同等の上昇値&効果時間と言うのは強力で、群雄に豊富な低士気計略との相性もよい。
なお、知力依存度が低く知力をあげてもあまり延長されないので注意。

下向きの場合は範囲内の敵の武力-3、知力-4、移動速度0.8倍と個々の効果はそこまで大きくないが
群雄では貴重な扱いやすい妨害計略で、士気の軽さゆえ知力低下を活かした二度掛けも狙いやすい。
また効果範囲が↑と同じなため妨害としてはトップクラスで、並の英傑号令ならばすっぽりと納めることが可能。
しかし効果時間は知力9に4c、知力4に6c、知力3に6.5cと、低知力相手にもそれほど長くないので放置には向かず、
武力減少値も英傑号令を跳ね返すほどではない。
どちらかというと、知力低下を生かして、群雄の天敵であるダメージ計略持ちを抑え込んだり、
局地戦の要所要所で、その広い効果範囲を生かし、各個撃破していき、
対英傑号令戦で重要な「足並みを揃えさせない」展開に持ち込む方が実用的。
いずれにせよ、速度低下もあるので、速やかに撃破を狙いたい。
なお、妨害目的で使用する場合、前方固定・自身密着で向きを変えることが出来ないので、真横や後方の敵を範囲に入れることは出来ない。
弓兵なのであまり突出することは無いだろうが、位置取りには注意したい。

これ一枚で、相手の大軍を押し止めるのはやや難しいが、全体強化or妨害の役割を、
コスト1.5武将一枚で切り替えられるのは、デッキ構築上で色々と融通が効きやすい。
また、Ver3.59_A_2で自身を含まなくなったことで号令の威力は落ちたが、二度掛けで武力+10を狙ったり、
強化号令→妨害の順番でもコンボが狙えるようになった、など、総力戦時の運用の幅は広がった。
クセの強い計略の多い群雄勢では、ノーリスクのシンプルな号令+妨害というのはどちらも欠けていた要素なので、
安定した戦い方を群雄に提供してくれる一枚と言えるだろう。

【群雄072】R於夫羅

武将名おふら乱世の孤狼
於夫羅南匈奴の単于。鮮卑討伐で匈奴兵が徴発された際、統率者として参朝したが、その際に反逆者に自国を奪われ、帰る国を失った。於夫羅は数千騎の盗賊団となり河内など諸郡を荒らした。反董卓連合が結成された際は袁紹軍傘下に加わるが、翌年反逆を起こした。

「フ、弱者が吠える事ほど醜いものありませんね」
コスト2.0
属性
兵種槍兵
能力武力7 知力3
特技勇猛 暴乱 大軍
計略旋略・卑屈完殺【旋略】(カード方向で効果が切り替わる)
↑:自身の武力が上がる。この効果は敵軍の士気が少ないほど大きい。
↓:自身の武力が上がり、効果中に敵を撃破すると復活までの時間が長くなる。
必要士気3
Illustration : yocky

復活の匈奴単于。
コスト2で武力7知力3は一見頼りない数字だが、大軍・勇猛・暴乱と3つの特技を持ち、
強力な奥義の揃う群雄の人属性まで備えるため、総合的にはなかなかの優良スペックカードに仕上がっている。

計略は卑屈&完殺の旋略。士気3という使いやすさが強みで、効果時間は6.5c(知力0で4c)。
高武力完殺の強さは言わずもがな。武力10の大軍勇猛完殺槍が士気3で出来るのは強い。
足並み崩しとしては最適で、相手が崩されるのを嫌って計略を使ってくれば士気差稼ぎにもなる。
本家完殺に比べて武力+3、復活時間増が+15とマイルドな効果となっているのは注意。

卑屈のほうは相手士気依存なので使用場面が限られるが、ツボにハマッたときの爆発力は随一。
士気3ながら超絶クラスの爆発力を持ち、常に相手にプレッシャーを与え続ける事ができる。特に城際の攻防で強さを発揮するだろう。
他の卑屈持ちが持つスペック控えめだったり効果時間控えめだったりという欠点が無いため扱いやすい。

完殺を警戒して早めに計略を使う相手は卑屈で潰し、卑屈を警戒して計略をためらう相手は完殺でかき乱す、
と、旋略の上下がこれ以上なく噛み合っており、単体でも相手に二択を迫っていける。
他計略と組み合わせてのプレッシャーで相手の対応を引き出し、それに合わせて次の手を打つ後出し計略としても使える。
開幕計略にも強く、また暴乱持ちでもあるのでコンボの選択の幅も広く、様々な場面で応用が利く。
まさに消耗戦の鬼ともいえる優秀で使いやすいカードである。
ただし、相手の士気や部隊が整う総力戦ではそれほどの活躍は出来ないので、
暴乱計略や、挑発、堕落の舞いなど強引に消耗戦に持っていけるカードを用意するといい。

豊富な特技と、戦闘に向いた低士気計略、そして攻城役として群雄勢力で非常に手薄だったコスト2槍兵と、
癖の強い群雄の中では、珍しい「どんなデッキでも無理なく採用できる武闘派」として、
暴乱デッキ以外でも早い段階から注目を集め、Ver3.59の追加カードで真っ先に使用率TOP10入りを果たした。
その後も、虚誘掩殺の計の下方修正を受けて堕落の舞いとのコンボ要員としても注目が集まるなど、
幅広いデッキで使用され群雄の定番カードとしてランキング上位をキープしている。

が、少し暴れすぎたせいか、Ver3.59_2では完殺効果が20→15、武力+3と手厳しい修正を受けた。
これで旋略の両方が修正を受けたことになる。
他の完殺持ちが据え置きなのを見ても、於夫羅がいかに優秀なカードであったかの証明といえるだろう。
加えて相性の良かった堕落の舞いの修正や、虚誘掩殺の計の復権等とも合わさって緩やかに使用率を落としている状態である。
だが、やはり状況に応じての旋略は非常に便利なので、これからもある一定の需要はあると思われる。


【群雄073】C俄何焼戈

武将名がかしょうかなし
俄何焼戈羌族の王・迷当大王配下の将。蜀の姜維の援軍要請に応えて、総勢5万の兵を率いて出陣した。しかし魏将・陳泰の擬装降伏によっておびき出され、落とし穴にかかった。捕らえられた俄何焼戈はその場で自らの首をはねて果てた。

「グフフ、侵略シテクレヨウ!!」
コスト2.0
属性
兵種歩兵
能力武力8 知力1
特技覚醒 勇猛 暴乱
計略卑屈な急襲武力が上がる。この効果は敵軍の士気が少ないほど大きい。
必要士気3
Illustration : 原友和

かつてのコスト比最大武力の歩兵がコスト変更の上コスト比最大武力(覚醒後)にて復活。
覚醒後武力9になるとはいえ、コスト2が単なる歩兵というのは厳しい。なにせR張苞が暴乱以外同スペックで且つ向こうは槍を持っている…
計略は卑屈な急襲で、効果時間は知力1で5c、覚醒後の知力2で6c。
カードの追加当初は効果時間が短すぎたが、低知力ながら何とか使える程度には延びた。
ただし相変わらず使用タイミングが限られる難がある。

しかし、属性こそ異なるが勢力・役割・計略の全てが優等生のR於夫羅と被っているのが非常に厳しい。
計略も使い所が難しい高コスト歩兵であるのならば、せめてコスト相応以上を超える破格の武力・知力に加え
覚醒・暴乱ではなく復活・大軍の様な強力な特技の大盤振る舞いでもなければ実用に耐えうるとは言い難い。
多少武力で劣っても、他のコスト2武将の方が使い易いのが実情である。

しかし排出停止を除けば唯一のコスト2歩兵なので、あしたのデッキではアタッカーとして活躍出来るだろう。
因みにC鄂煥が使用禁止から復活したため、魏群歩兵単で2.5/2/1.5/1/1パターンで
武力33(覚醒34)のあしたのデッキが実現できる。

【群雄074】SR賈詡

武将名かく ぶんわ暗躍の謀略家
賈詡 −文和−董卓配下の参謀。董卓が呂布に討たれた時、逃げる算段をしていた李傕らに策を授け、軍勢を侵攻させ呂布を破り、王允を亡き者にして長安を奪還させた。この策により李傕の軍は老若男女の区別なく人々を捕らえ命を奪ったため、長安は死と混乱に包まれた。

「ククッ、我が傀儡となるがよい……」
コスト1.5
属性
兵種騎兵
能力武力3 知力10
特技伏兵 暴乱
計略暴乱の傀儡師【旋略・暴乱】(カード方向で効果が切り換わる)
↑:撤退中の味方の武将コストによって味方の武力が上がる。一定以上で速度も上がる。ただし撤退中の味方の復活時間が延びる。
↓:撤退中の味方を復活させ武力を上げる。この効果は戦場の部隊の武将コストが多いほど高い。ただし戦場の部隊が撤退する。
必要士気6
Illustration :山宗

ついに彼も知力10を手にして登場。
そのかわり武力は寂しいことになっているが、群雄なら周りで補えるので問題ないだろう。

計略は旋略で暴乱、つまりカードの向きで効果が変わり、かつ暴乱持ちにのみ効果のある変わった計略である。
テキストでは省略されているが、強化の対象にしろ、条件となる参照の武将にしろ、すべて暴乱持ちのみに限られているので注意。

効果時間は8.5c、Ver3.59_2の時点で分かっている効果は以下の通り。

↑:(撤退中の味方のコスト)*2の武力上昇(誰も撤退していない場合は+2)。
武力+7以上(3.5コスト以上撤退中)で速度上昇1.5倍。
その代わり、撤退中味方の復活時間+20秒(8.33c)。

↓:5コストを撤退させて兵力6割で復活、武力上昇値+4。
撤退が賈詡(コスト1.5)のみの場合は兵力4割で復活、武力+2。

端的に言うなら、撤退している部隊と戦場にいる部隊、どちらかを犠牲にしてどちらかを強化するもの。
なお、撤退中であっても暴乱持ちでないと計略の対象にならないため、悪霊での乱付与での運用は難しい。(暴乱持ちのみでのデッキ構成が基本)

上向きが強力で、もっとも極端に偏らせれば、6.5コスト撤退時に賈詡だけの状態で武力17の1.5倍速騎兵が8.5c登場する。
通常はもう少しバランスをとり、生存部隊の数と質を確保しつつ、3.5〜4コスト程度が撤退している状態を作るのが基本。
その際、撤退担当の部隊も撤退前にできるだけ暴れて、相手の戦力や士気を消耗させた状態にしておくとより強烈になる。
代償の復活時間+20秒はけっこう長いが、自身の下向き計略や超絶再起などの即時復活計略・奥義でフォローは可能。
また、効果時間中に強化した部隊が生きていれば+20秒は大体帳消しにできるので、強化された部隊を丁寧に運用しよう。
雲散は最も注意すべき計略のひとつ。食らった場合デメリットである+20秒が大きく負担になるのでまとめて食らわないように。

下向きは、武力上昇値が少なく、また復活した部隊の兵力も完全ではないので、相手の号令などへの対抗策としては力不足だが、
敵の妨害で無力化された脳筋と一緒に死んで味方復活する擬似浄化として使うなど、相手の大計略への奇襲カウンターとして機能する。
ただし使いどころを間違えると劣化黄巾の乱になってしまうので注意したい。

上下とも、大きいリスクを伴うクセの強い計略であり、使い所を誤ると自分の首を絞めることになる。
足並みを揃えて使う計略では無いので、敵の号令と正面からぶつかり合うような戦い方ではなく、
長めの効果時間や2種類の効果を持つ旋略である事を活かした消耗戦が中心となる。 全武将を乱で固めたデッキを作り、撤退役のコスト割を予めある程度決めておくのが運用の基本となるだろう。

【群雄075】C厳白虎

武将名げんはくこなし
厳白虎呉郡の豪族。長興県の南五十里にある石城山を拠点とし、同郡において一万人以上の勢力を築き上げ、自らを東呉の徳王と称した。海西で呉郡太守を自称する陳瑀と提携すると、有力者の討伐をしていた孫策を戦うことになった。

「グルルル……ガオオオオン!!!」
コスト1.5
属性
兵種槍兵
能力武力5 知力2
特技大軍
計略火事場の大車輪自身の武力が上がる。この効果は自軍の城ゲージが少ないほど大きい。一定以上武力が上がると、さらに大車輪状態になる。
必要士気4
Illustration : 松山円香

孫策の引き立て役こと「東呉の徳王」が登場。
SSQ故か白い虎の皮を被っていて恐ろしいというべきかユーモラスというべきか、微妙なところ。
1万人以上の勢力を築き上げたれっきとした群雄の1人なのだが、張繍と同じく雑魚のような扱いが涙を誘う。

大軍持ちとはいえ武力知力ともにかなり寂しく、群雄の1.5槍としては少々見劣るスペック。
計略は火事場計略の車輪版で、条件付きだが群雄初の車輪計略持ち。
城ゲージ49.9%以下で車輪発動、自城ミリで武力+20を確認、効果時間は7c(3.59_2)。

高武力の車輪は一度回ると止めるのは困難を極めるので、城ゲージを奪い返す攻城役には最適だろう。
しかし、殲滅力が無いので単体ではローテや横弓に妨害され思ったように城を削れない事も多く
自身のコストも1.5なのでさほど攻城力が高くないことが泣き所。
また、自身より攻城力の高い攻城兵やR高順で一撃を決めるための護衛役に徹するのもよいだろう。

低知力の常としてダメ計や妨害には弱いが、条件さえ整える事が出来れば大活躍しうる性能は秘めている。

【群雄076】R侯選

武将名こうせんなし
侯選馬超や韓遂らと同じ関中十将の一人。離間の計により馬超と韓遂が仲違いした際は、韓遂に味方して馬超と敵対した。馬超に関中十将の仲間が倒され、韓遂も片腕を失うなど戦いが熾烈を極める中、難を逃れ、曹操に降伏し列侯に封じられた。

「チッ、あの鼻たれ何にも分かっちゃいねえ!」
コスト1.5
属性
兵種騎兵
能力武力5 知力2
特技暴乱 大軍
計略寡愚の乱【暴乱】(戦場にいる、この特技を持つ味方すべてに効果がある)兵力が少ないほど武力が上がる。ただし知力が下がる。
必要士気5
Illustration : 西野幸治(24no)

このカードの登場で、西涼の関中十将は10人中8人まで三国志大戦に参戦した事になる(残る2人は楊秋と李堪)。
スペックは大軍持ちとはいえ平凡な武力に低知力と、レアリティも考えると少し物足りないところ。

計略は、寡兵戦法の効果を得られるが知力を-10される暴乱計略である。
Ver3.595_Aでの寡兵効果は兵力6割程度で+2、4割程度で+6、3割程度で+7、1割程度で+9、兵力ミリで+11。
兵力7割以上では+1まで落ちる。復活後、すぐに出城した場合には+2の効果が得られる。
脳筋武将の集まりである群雄にとって知力低下はデメリットが比較的軽くなっている。
代わりに消費士気が5と重く効果時間も5.5cと短いが、知略昇陣で約8cとなるので知力依存は高いと思われる。
逆に言えば、知力低下妨害や速愚の乱の後に発動しても一瞬で切れてしまうので、寡愚の乱発動前の知力減少には注意したい。
また総力戦向けの性質が「足並みを揃えなくても最大の効果を得られる」という暴乱計略のメリットと根本的に噛み合っていないのが悩みどころ。
しかし見方を変えれば「全軍でのぶつかり合いに向いている暴乱計略」とも言えるので最終的にはデッキ次第か。
どちらかと言うと寡兵の大号令といった感覚で使うと良いだろう。
不安定な武力上昇だが、デメリットのきつい暴乱計略の中ではメイン計略となり得る比較的安定した計略の1枚になっている。

援弱の乱との相性は抜群で、知力低下中は援弱の乱の武力低下効果は一瞬で終わるため、士気は8かかるものの武力上昇+兵力回復のコンボを手軽に実現できる。
むしろ相性が良すぎたせいで、このカードの登場時に援弱の乱が弱体化された。
だが、寡愚の乱を使いたいぶつかり合いでは援弱の乱の武力-10の効果が強すぎて回復分が一瞬で削れてしまうこともしばしば。
計略コンボをする時も、ピンチであればあるほど武力が上がっている事を忘れず落ち着いて発動しよう。

むしろ兵力減少効果を逆手に取り、強毒の乱とコンボさせてみるのも一興か。
更に兵力回復を重ねれば必殺の計略と成りうる威力を持つ。

稀に寡愚の乱を発動した時何故か城内に居る乱持ち武将も効果を受けるバグが発生するようだ。
明らかに発動してから出ているのに暴乱計略の特徴の黒いオーラが出ている。

【群雄077】R呼廚泉

武将名こちゅうせんなし
呼廚泉南匈奴の単于。於夫羅の弟。単于だった兄の於夫羅が死んだ後、単于となった。於夫羅が単于であった時代には匈奴として曹操と戦うが大敗し、曹操に帰順した。202年に平陽で曹操に対して再度反乱を起こすも、鍾繇・馬超の軍に敗れ、再び曹操の下に投降した。

「俺に逆らう気か……?いい度胸だ……」
コスト2.0
属性
兵種弓兵
能力武力7 知力3
特技勇猛 暴乱 崩射
計略旋略・怪力強兵【旋略】(カード方向で効果が切り替わる)
↑:自身の武力が短時間、大幅に上がる。
↓:自身の武力が長時間上がる。
必要士気3
Illustration : 内田章夫

暴乱デッキの弓要員にコスト2が加わった。
Ver3.594現在、群雄では最高武力の弓兵(排出停止は除く)。
コスト比最高値ではない武力と知力3の割に復活や大軍などの特技を持たないので、やや物足りない印象を受けるが、
低士気で小回りの利く計略とそれにマッチした勇猛や崩射を持つため、運用次第で充分カバーしていける。

計略は状況によって刹那の怪力と魏武の強兵を使い分けることができるというもの。
↑武力+11・3.5c、↓武力+4・34.5c、旋略では珍しく計略効果は本家よりも高い。
また知略陣上では↑は5c、↓は36cまで伸びる(Ver3.59_C_3) 。
飛将降臨や蚩尤の如くなど、知力依存の高い計略を持つ武将とは相性は良いので覚えておいて損は無い。

↑はここぞの一押しに向き、また飛将降臨や天意の目覚めといった計略とのコンボにも相性が良い。
士気の溜まりが早いので積極的に使っていくとよい。
↓は士気3で試合時間の3分の1という長時間の武力11崩射弓として槍兵に大きなプレッシャーを発揮し、群雄の超絶騎兵を存分に活かせる。
また混色デッキの士気溢れ対策などにも良いが、考え無しに使うと効果時間が仇になり、
いざという時に効果が切れず怪力が使用できない事態になってしまうこともあるので注意。

素武力こそ若干見劣りするものの、その分計略が強力かつ特技も優秀で使いやすい。
暴乱デッキの崩射要員として見てもR高定より汎用性が高く、
また群雄初のコスト2弓兵ということで、いままでの群雄勢力では不可能だったデッキ構築にも役立ってくれるだろう。


【群雄078】SR祝融

武将名しゅくゆう 魂の悪霊
祝融 火の神・祝融の末裔と言われた南蛮の女傑で、苛烈な性格と類稀なる武勇の持ち主。南蛮遠征に訪れた蜀軍の将を次々と打ち破り、大いに苦しめたため、蜀軍からは悪霊のように恐れられたという。

「わたしは、きさまらに憑いた悪霊だ」
コスト1.5
属性
兵種騎兵
能力武力5 知力4
特技魅力 勇猛
計略暴乱の悪霊範囲内の味方の武力が上がり、効果中、特技「暴乱」が付加される。
必要士気4
Illustration : 伊藤悠

ビックコミックスピリッツ30周年のコラボカードのひとつで、元ネタは『シュトヘル』の主人公、女戦士シュトヘル。
きわどい絵柄だが大事なところは隠れているので問題はない。
捕獲戦法(Ver3.1)、火神の一閃(Ver3.5)に続く3枚目のSR祝融である。

数値的には平凡なスペックだが魅力・勇猛持ち(+計略で暴乱を得られる)なので、それほど悪くは感じないだろう。
計略は武力を+1しつつ特技「暴乱」を付与するもので、崩射号令の暴乱版といったところ。
これにより暴乱を持たない武将も視野に入れた新たな暴乱デッキを構築できるようになった。
また計略時間が驚異的に長く、Ver3.59_D_3現在、知力4で約65c持つ。

暴乱計略を主体としたデッキにSR呂布(無双)やR高順などの暴乱登場以前の優秀な武将をパーツとして組み込んだり、
全突デッキや暴虐デッキなど、暴乱と組み合わせづらかったデッキに暴乱をサブ計略に仕込んだりと、可能性が広がる。

ただ特技暴乱はそれ自体に効果はないので、このカードを採用するなら暴乱コンボを生かすデッキが前提となる。
しかしさまざまな暴乱計略を状況に応じて使い分けたり、暴乱から別の暴乱へとつなぐコンボを重視すると
最初から全員暴乱持ちで固めたデッキを組んだ方が士気面・デッキ編成幅の面でも効率がいいのも事実ではある。

どちらかといえば、特定の暴乱計略を特定の非暴乱武将と組み合わせる、一点コンボ狙いのデッキに相性がいい。
知力依存の高い超絶強化等に、知力UPの暴乱計略をかければ、奥義に頼らないコンボができる。
ただしこの使い方だと、デッキ編成枠の都合上、採用できる暴乱計略がひとつかふたつに限定されがち。
暴乱につきもののデメリットを軽減しづらくなり、また容易に読まれてしまうため対処もされやすい。
同時に士気も大量に必要となるので、それだけの欠点を覆せるほどの決定力の高いコンボを用意しておきたい。

なお、当然のことながら、撤退したり雲散系計略を使われると暴乱も消えてしまうことは注意が必要。
この性質のためワラワラや自爆計略のような、撤退がある程度以上前提となっているカードとの相性は悪い。
祝融自身にかかった効果が消えるまで再使用も不可能なので、祝融を撤退させ続け2度掛けや3度掛けを狙うのもいいだろう。

夢が広がるカードだが、低士気の消耗戦を得意とする暴乱デッキの方向性と反しやすくあまり見かけないのが現状。
純粋に長時間武力+1号令としての運用も時として見られるが・・・。
士気4を消費してでも…と言える様な今後のデッキ開発に期待がかかる。

【群雄079】UC朶思大王

武将名だしだいおうなし
朶思大王孟獲の部下で、南蛮一の知恵者。飲むと旨い水だが口が利けなくなる唖泉、浸かると皮膚がただれる滅泉、浴びると手足が黒くなる黒泉、飲むと体が綿のように柔らかくなる柔泉の4つの毒泉を用いて、諸葛孔明率いる蜀軍を大いに苦しめた。

「ホホホ。南蛮の神秘、心ゆくまで味わうがよい!」
コスト1.0
属性
兵種象兵
能力武力2 知力5
特技伏兵 暴乱
計略毒泉の計範囲内の最も武力の高い敵の武力を下げ、徐々に兵力を減らす。兵力が減る効果は、城に入ることで消滅する。最も高い武力の部隊が複数いるときは、すべてに効果がある。
必要士気5
Illustration : 小城崇志

Ver2.xのUC朶思大王の互換。

南蛮一の知恵者が軍師に続きようやく武将で復活。
三国志大戦2からの変更点としてはコストが1.5から1に変更になり、スペックも変更。
最低限の武力2と脳筋を牽制できる中知力伏兵、かつ計略要員なので総合的にはなかなかのもの。

毒泉の計は武力-4、効果時間は知力5に対して約9cで、兵力を4.5割程度を削り取る。
毒効果はUC李儒の暗殺の毒(知力5に対して11cダメージ4.2割)と同程度。
城に戻ると消えるのは毒だけで武力低下は残る。
大戦2では範囲内の高武力単体だったが、今回は範囲の同武力が複数の場合、全てに効果がある様になった。
ただし消費士気が4→5になってしまった為、昔の様においそれとは打てなくなっている。

単純計算で2cで1割程度しか減らないため毒の効果は期待する程とは言い難い。
しかし武力低下で戦力を削ぎつつ毒で確実に兵力を削れるので、高コスト脳筋キラーとしては最適。
自身が象兵である事を活かして、弾いて敵城に帰られないようにする事も出来る。
また、相手デッキに依存するが複数部隊に掛けられれば士気5とは思えない優秀な計略になる。
範囲も広く複数部隊を入れることは難しくないので、狙ってみても良い。
この計略を軸に出来るほど強力では無いが、裏の手としては充分使える。

今まで群雄のコスト1象兵は脳筋のC金環三結の一択だったが、彼の登場で選択肢が増えた。
また群雄は何かと妨害計略を入れるのに苦労する勢力の為、計略要員としての採用も期待される。
群雄の妨害要員に低武力が多い中で、中程度のスペックを保っている貴重な武将である。

【群雄080】C張横

武将名ちょうおうなし
張横西涼の軍閥である関中十将の一人。韓遂・馬超連合軍に従い曹操を攻めた時、みごとに長安を落とした。長安攻略後も曹操軍を追撃するが、敵の落とし穴によって混乱に陥り、さらに伏兵に攻撃され、程銀とともに命を落とした。

「うぃ〜く、めんどくせえのう」
コスト1.0
属性
兵種騎兵
能力武力3 知力4
特技暴乱
計略攻弱の乱【暴乱】(戦場にいる、この特技を持つ味方すべてに効果がある)城攻撃力が上がる。ただし、武力が下がる。
必要士気4
Illustration : 池田宗隆

使用率は下から数えた方が早かったであろう歩兵が、暴乱騎兵として復活。
武力は3に下がったが、兵種と特技と知力を得て帰って来た。

計略の効果は攻城力1.8倍、武力-5の乱計略。特攻戦法より倍率は僅かに低い。
効果時間は4c程で、攻城直前に発動して丁度2回攻城できる程良い長さ。
単純に騎兵の攻城力が槍兵を上回るレベルに強化され、兵種問わず付与出来るため、
タイミングさえ間違えなければ非常に強力で、騎兵単でもワンチャンスで落城まで狙えるのは心強い。
ただし暴乱持ちであれば戦場全てに効果が付与される為、端攻め時等に使う場合は注意が必要である。

Ver3.59当初は注目されなかったが、群雄コスト1唯一の「天属性+暴乱持ち」なので天の騒乱と相性抜群な事が判明。
Ver3.59_1で天の騒乱が強化されデッキとして注目されるに伴い、使用率も上昇した。

ちなみに大戦2のイラストでは馬に寄りかかってだらだらしていたが、
今回のイラストでは馬上ではなく、エピソードからであろう落とし穴の中であくびをしている。
歩兵の頃は馬に乗っていたのに、騎兵になるなり馬がいなくなった不思議な一枚。

【群雄081】R張曼成

武将名ちょうまんせいなし
張曼成南陽の黄巾賊指導者で、自らを「神上使」と称した。黄巾の乱による一斉蜂起では、南陽にて民衆を集め挙兵した。南陽の地を落とすと、宛県城を拠点として黄巾の民を導いた。

「うほほっ!超無敵の我が軍を見よ〜!!」
コスト1.0
属性
兵種歩兵
能力武力2 知力3
特技暴乱 大軍
計略張氏の大号令範囲内の味方の張姓(張春華、張飛、張紘など)の武力が上がる。この効果は対象となった味方の勢力の数が多いほど大きい。
必要士気6
Illustration : hippo

イラスト、計略名、裏のセリフ、そもそもRにするような人物かなどなどツッコミどころ満載であるR張曼成。
張姓の武将が集う超強い軍団、「張氏デッキ」のキーカード。

スペックはコスト1号令持ちという点を考慮しても低スペック。
さらにデッキの都合上、暴乱の特技はほぼ無意味であり、実質武力2の大軍歩兵と同じである。

計略内容もかなりのはっちゃけっぷりを見せており、『張』姓の武将のみが対象という非常に特殊な号令。
さらに、範囲内に居る『張』姓武将の勢力数が多いほど武力上昇値が上がる。
結果として、自然と各勢力の『張』姓武将オールスターになるという一見するとネタにしか見えないデッキになる。

Ver3.595_B現在、効果時間7c、計略範囲は劉備の大徳以上に広い自身中心円で、戦場中央に居座れば戦場の四隅まで届くほど。
武力上昇値は以下の通り。
1勢力:武力+2
2勢力:武力+3
3勢力:武力+4
4勢力:武力+5
5勢力:武力+7

武力上昇値は最大で+7を誇り、効果範囲も広く効果時間もそこそこと、並みの号令を凌ぐ力を秘めている。
またその範囲のおかげで部隊が固まらずに済むので、消耗戦の布陣のまま必要な時に武力+7の号令を使える事と、
張姓の武将はなかなか粒ぞろいで張氏の大号令を主軸にせずとも戦えるので、非号令デッキ相手にも強い。
低スペックながらコスト1で号令を所持しているのが大きく、張姓縛りの中でとはいえデッキ構築の幅があるのが強み。
さらに5勢力構成の場合は、全て勢力から軍師を選べるため奥義が非常に読まれづらい点も見逃せない。

また号令にしては知力依存が高く、知力1につき効果時間が1c延びる。
しかし張姓の武将ではUC張春華しか知力上昇の手段がなく、おまけに英知の舞いはかなり使いにくい。
よってコンボを狙うには奥義の知略昇陣がベター。特に軍師R司馬徽の知略昇陣は秘伝書『知昇+知昇』で知力+5まで狙える。
万全の状態なら、武力+7、効果時間11.5cという孫武の大号令並みの火力がでる。
張氏デッキは主流からは程遠い状態ではあるものの、なめてかかると痛い目を見るだろう。

一方で最大効果を得ようと思うと最大士気6が確定し、さらにダメ計などで一部隊が落ちるだけで計略効果が激減する。
また、さすがに張姓縛りでは計略のバリエーションに限りがあるため、欠点への対策もしにくくワンパターンになりがち。
嵌れば強いカードではあるが、状況と相手に応じた柔軟な運用が必要である。
最大士気については漢のUC張楊が「締結の戦略」といった最大士気を上げる武将でサポートも可(と言うより、ほぼ必須)。
計略もダメ計(UC張姫のみ)以外は多種多様に飛んでいるので柔軟性は高い。

しかし…「張氏の大号令」などという計略を所持しているのに、「張」氏のリーダーを張るどころか
露骨に足を引っ張ってしまうスペックなのが何とも言えないところである。
逆に『張』姓の武将達が強いからこそ、この低スペックなのかもしれないのだが。

【群雄082】R陳宮

武将名ちんきゅう こうだい謀反の軍師
陳宮 −公台−呂布の軍師。天下の動乱が始まると曹操に仕えて、エン州を曹操の下に帰順させた。しかし、曹操が徐州へ進軍した折を見て、張邈らと曹操への反乱を画策し、君主として呂布を迎え入れた。反乱は敗北を重ねて失敗に終わるが、処刑される最期の時まで曹操に抗った。

「我が描きし天下、貴様に見せてやろう」
コスト1.5
属性
兵種弓兵
能力武力4 知力8
特技伏兵 暴乱
計略天の騒乱【暴乱】戦場にいる天属性の武力が上がる。この効果は地・人属性の武将コストが多いほど大きく、一定以上武力が上がるとさらに移動速度も上がる。ただし、地・人属性の部隊の移動速度が下がる。属性を持たない武将は効果の対象にならない。
必要士気5
Illustration : hippo

武将カードとしては登場2枚目のR陳宮。
UC陳宮との違いは、知力が+1され、防柵の代わりに伏兵と暴乱が追加された。

一番目を引くのはやはり計略内容。
暴乱のお約束通り、メリットとデメリットを同時につけるクセの強い集団強化ではあるのだが、
天属性の暴乱持ちにメリットだけを与え、地・人属性暴乱持ちにデメリットだけを与えるという特殊な性質を持つ。

武力上昇値は、「戦場にいる地と人の暴乱持ち武将」の合計コスト*2-1を加えた分だけ武力上昇する。
武力+6(地・人属性武将が3.5コスト分)より、武力上昇した武将の移動速度1.5倍。
その代わり、地・人属性の武将は移動速度が下がる(0.6倍)。効果時間は6c程。

R陳宮自身が地属性でコスト1.5なので、あとコスト2の地or人属性の暴乱武将を用意すれば、速度上昇に必要なコストが確保できる。
天属性4.5コスト全てに武力+6&速度上昇が7cもつくというのは強力で、士気5の計略としては破格といえよう。
あえて地・人属性武将を増やし、より強力な強化を少数精鋭の天属性武将に与える編成も可能。

速度上昇は槍兵が迎撃されない速度であるため、槍兵を壁にした高武力&高速連突が可能となる。
象の場合弾いた瞬間迎撃される。攻城ゾーンから弾き出す時も同様なので注意。
また地・人属性の武将も、緩めの速度低下を受けるだけなので騎兵以外なら十分に戦闘が継続できる。
陳宮自身も弓兵であるため、速度低下の影響をさほど感じさせず、後方からの援護射撃が行えるのも利点だろう。

撤退武将を勘定するSR賈詡に比べれば、SR祝融(悪霊)と組み合わせやすくなっている。
非暴乱武将を組み込んだデッキも編成しやすく、祝融自身も天属性騎兵で相性は悪くない。

天属性が減ると効果対象が減ってしまい、地や人属性が減ると参照コストが減って効果そのものが激減してしまう。
そのため暴乱計略にしては珍しく消耗戦にもろい欠点を持つので、ほかの暴乱武将でうまく補ってやる必要があるだろう。
また複数の属性を組み込むことになるので、超絶再起などのゲージ上昇が遅い奥義は使えなくなる点にも注意したい。
現在のコスト*2−1の計算の場合、従来の形のデッキだと弱体化だがよりワントップ寄りの強化にすれば今までより高い武力が見込めるようになった。
武力が+8以上上がれば超絶強化にも等しいので群雄の素武力の高さと速度上昇を生かせば並みの号令は蹴散らせる。

少数部隊しか強化出来ないとはいえ、並みの号令を蹴散らせる程の威力で猛威を振るった為、
Ver3.59_2で下方修正を受け、地・人属性の速度低下値が0.4倍となり、更に効果時間も7cと短縮された。
知略陣上だと9Cほどになり、賢弱等の+6では12Cほどを確認。およそ知力+1につき1Cほど。
天属性の速度上昇値も1.5倍と緩和されたが、騎兵が2倍迎撃にならなくなったと考えればいいかもしれない。 Ver3.59_3現在、速度低下値が0.4倍から0.6倍となった。


【群雄083】R徹里吉

武将名てつりきつ なし
徹里吉 西羌族の王。曹操の時代より魏に従っていた。諸葛孔明が北伐を行った際に曹真から援軍要請を受け、部下の越吉と雅丹に十五万の兵と、鉄板で包まれた装甲車を馬に引かせるという『鉄車部隊』を与えて、蜀の西平関を攻めさせた。

「俺の鉄車で、全てを蹂躙してやるぜ〜っ!」
コスト2.0
属性
兵種騎兵
能力武力8 知力3
特技暴乱
計略鉄車の騎術自身の武力と移動速度が上がる。さらに突撃状態中にカードを回転させると一定時間武力と突撃ダメージが上がる。
必要士気5
Illustration : 杉浦善夫

悩める群雄のコスト2に新たな騎兵が登場。
脳筋の上に特技が暴乱のみとスペックは少々寂しいが、コスト相応の武力でノーリスクの超絶強化騎兵は群雄では貴重な存在。
また、暴乱持ち騎兵の選択肢が狭かった中では非常に便利な1枚。

鉄車の騎術は通常時は武力+2、移動速度2倍以上、効果時間は8c。
突撃オーラ中にカードを回転させると発動する操術によって、約1cの間さらに武力+6され (合計で武力+8)
さらに突撃ダメージボーナスが付く(+10?)。
操術によって真価を発揮するので、常に操術を発動させながら運用できるように操作に慣れておくとよい。
魏と蜀の騎術とテキスト上は同じだが、効果は突撃ダメージボーナスが少なめで武力が高く移動速度が速い。

突撃オーラを出して操術を発動しなくては十分な効果を得られないので
単騎では、たとえビタ止まりが出来たとしても計略を活かせないので槍兵に対してはてんで役に立たない。
単騎で何とかかするというより、他の武将で槍を抑えこんでの殲滅やもぐり突撃による自城防衛が運用の基本となる。
移動速度2倍以上の恩恵もあり連突スキル次第ではSR孫策に迫る威力を叩き出すが、カードを回転させる必要がある為、要求ハンドスキルが高め。

特技暴乱を持つ武将に限れば高コストを含めても、唯一の速度上昇騎兵の単体強化である。
コスト2超絶強化持ち騎兵は群雄には欠けていた要素なので脳筋や勇猛なしを許容できるのであれば是非検討したい。

【群雄084】R董卓

武将名とうたく ちゅうえい特上極悪
董卓 −仲穎−後漢王朝で暴政の限りを尽くした魔王。反董卓連合の動きを知った董卓は長安に遷都し、混乱に乗じて洛陽の歴代皇帝の墓を暴いて宝物を手に入れた。さらに長安では、銅貨を粗悪改鋳して貨幣の価値を下落させたため、インフレーションを招いた。

「世の中所詮、銭持ったもんの勝ちや!!」
コスト2.0
属性
兵種攻城兵
能力武力7 知力6
特技勇猛 暴乱
計略暴欲の権化範囲内の敵の武力合計値を自身に追加する。一定以上武力が上がると、さらに移動速度も上がる。
必要士気6
Illustration : 東風孝広

「借りたもんは返さんか〜い!」
二つ名は作者の代表作である「特上カバチ」と「極悪がんぼ」をあわせたものだろうか。
いろいろギリギリなイラストが話題の董卓が衝車を持って登場。
フレーバーテキストは丞相に就任した方同様、ツッコミどころ満載であるものの、
董卓が墓を暴いたことも、貨幣制度の改革を行って後の時代で言うインフレ現象を起こしたことも事実であり、
かなり語弊のある書き方を(狙って)しているが、一応間違ったことは書いていない。

群雄では初となるコスト1以外の攻城兵。
同じ立ち位置にあたる呉のUC沈瑩と比べると武力面で不安があるものの、
勇猛持ちかつ中知力と一騎討ちや計略耐性があることが利点。
また暴乱持ちであるため、各種暴乱計略とのコンボも期待される。
速愚の乱や速毒の乱など攻城兵の弱点を補える計略に加え、
Ver3.59で新たに加わった攻城力を上げる攻弱の乱などの長所を伸ばす計略とも相性がよい。
攻城ダメージが武将コスト依存になっているVer3.59xでは素の状態でも城門で8割、攻城力を上げる計略を掛ければ城門一発落城も余裕。尤も、敵城にたどり着くまでが大変だが。

計略は士気+1で範囲が前方円になった強奪戦法。一定以上武力が上がる(+16以上)と速度3倍になる。
士気6と重い割に効果時間4cと短いが、SR孟獲でも実証されているように武力合算型計略の威力は半端ではない。
相手が強化計略を使っていなくても武力+16は余裕、号令に合わせれば武力+30は軽く狙える。

Ver3.59_A_1現在、計略時間の知力依存度がかなり低くなっており賢遅の乱などを使っても時間があまり延びない。
3+(知力*0.2)c ではないかとの検証も出ており、知力を上げるのはお勧めできない。

前方円なので複数の相手を捉えやすく、抑止力としても強力なほか
速度上昇が付けば騎兵より足が早くなるので、SR孟獲のように敵を逃がしてしまうこともない。
超武力で城門に突っ込んだり号令中の相手を押し返すような運用はもちろんのこと、
相手が不用意に固まるようなら、敵を全滅させるほどの大戦果を挙げることも不可能ではない。

UC沈瑩が開幕系や暴虐などで採用されているのに比べると、使用率は芳しくない。
開幕系では素武力の高さが優先されて、なかなか出番が無いようである。
暴虐なる覇道に至っては名前被りで使用不可。
しかし暴乱や勢力の差があるので、今後の環境の変化次第では活躍の可能性もあるだろう。

【群雄085】C鄧茂

武将名とうも なし
鄧茂 黄巾賊将軍・程遠志の副将。黄巾の乱では、幽州で好き放題に暴れていたが、そのころ義勇軍として活動していた劉備配下の張飛から蛇矛で突き殺された。

「俺が一番最初に行ってやるわ!!」
コスト1.0
属性
兵種槍兵
能力武力2 知力1
特技暴乱 大軍
計略黄巾の群れ自身の兵力が回復する。
必要士気3
Illustration : 尾崎省之

群雄に追加された貴重なコスト1槍兵。
暴乱を手にしたC程遠志といった感じのスペックである。
同コスト同特技のC成宜が武力3に対して武力2は物足りないが、まあお国柄か。

天属性の武力3・復活持ちのC程遠志、人属性で伏兵・暴乱と妨害計略持ちのUC成公英と比較すると
このC鄧茂は地属性で武力2、暴乱・大軍持ちという点がポイントになる。
しかし武力2軍と武力3は乱戦耐久力に大差は無く知力1では敵計略耐性も五十歩百歩。
また地属性も必要な奥義は太平要術位だが、奥義の性質的にはC程遠志のほうが合っている。
さらに暴乱メインのデッキは脳筋になりがちなので、伏兵・妨害計略持ちのUC成公英の方が採用されやすい。
計略の黄巾の群れも、C張梁との兼ね合いから大幅な上方修正は期待し難い。

とはいえある意味待望の、群雄2枚目のコスト1武力型槍兵である。
群雄お得意の画面を広く使うワラワラ戦法において、敵の接近を阻みラインを押し上げ
敵城に到達して多大な被害を与える武力型の槍兵の存在は大きい。
呂布ワラデッキや苦楽デッキに入る2枚目のコスト1武力型槍兵として、C程遠志との二本槍での採用のほか
群雄単の暴乱計略を使用するデッキでコスト1暴乱槍を2本並べたい場合など、意外と採用の機会は多い。

ネタ要素だがこのカードとR張曼成の登場により、軍師まで含めた完全な黄巾賊デッキが組めるようになった。

【群雄086】UC杜氏

武将名と しなし
杜氏呂布の配下・秦宜禄の妻で、下邳にて留守を預かっていた。曹操が呂布を下邳に包囲した時、関羽はその美貌に惹かれ、曹操に何度も杜氏を妻にしたいと願い出た。曹操は許していたが、呂布を討った後に杜氏が美人であると知ると、約束を破り自分の妾にした。

「本当に男って勝手な生き物ね……」
コスト1.0
属性
兵種騎兵
能力武力1 知力6
特技魅力
計略小封印の舞い【ため計略・舞い】(計略ボタンを押してから一定時間で発動する。使用すると移動できなくなるが、自身が撤退するまで効果が続く)敵は必要士気が一定以下の計略が使用できなくなる。
必要士気4
Illustration : 伊藤一磨

演義などでは登場せず、正史にしか記述のない人物。
本人は関羽や曹操に振り回され、また夫の秦宜禄は張飛に殺されてしまうという波乱な人生を送っている女性。
基本スペックは舞姫と言う事を考慮してもあまり良いとは言えないところだが、
騎兵なので端攻めや伏兵掘りなどの雑用はできるため、まったくの戦力外というわけでもない。

計略は消費士気数が少ない計略のみを封印する条件付の封印の舞いで、ため時間は0.5c程度と短い。
その条件は少々複雑な設定になっているようだが、通常は士気4以下と覚えておけばよい。
とりあえず舞っているだけで相手は士気5以上の大計略しか使えなくなってしまう。
特に群雄という勢力を考えると、雲散、挑発、転進、反計などの大型強化対策となる計略を防げるのが大きい。
ほかにも暴乱系、刹那系、火事場、卑屈、目覚めなど、相手のサブの攻め手となりえる計略を封じて戦略を大きく制限できる。
決起デッキや逆境デッキの漢勢力、破滅陥陣営デッキに至ってはほとんどのキー計略が士気4以下のため、主軸戦略さえも完全に崩壊させてしまえる。
士気5以上の大計略に対しては無力だが、相手の手を大計略だけに絞れるとわかっていれば
士気差をつけてカウンターを狙ったり、反計で徹底的にキー計略を狙ったりなどの工夫でカバーできるだろう。
このカードを使うなら、『相手にとって士気4以下の計略に大きな意味を持つコンボや状況・戦略・パターンはあるか?』を開戦までしっかり考えると良い。

同勢力には同じく計略運用を縛る堕落の舞いがあるが、かなり性質が違っている。
小封印の舞いの利点は、敵のみが制限を受けることと、軽量限定だが完全にシャットアウトできること。
とはいえこのカードの使い勝手は環境に左右されがちであり、大型計略の使用率が高くなってくると
まるで出番がなくなってしまう可能性があるため、流行を見極めたデッキ投入が求められる。
なお堕落の舞いと同時に踊ることも可能で、強力な計略制限を付けられるため試してみるのも一興であろう。

詳しい検証が待たれるが、小封印の舞いの対象はなんらかの条件で変化するようである。
具体的には、舞いの発動時(ため開始時ではない)の必要士気の状態によって変化することが確認されている。
十面埋伏の陣上で舞うと相手は士気6以下(非MAX発動の場合士気5以下)の計略が封印される。
またなかなかお目にかかれないが、封印縛陣や各種封印計略を舞いのため中に打たれると、
相手は完全に計略を封印(士気12以下の計略を封印)されるというとんでもない効果になる。
本家封印の舞いのため終了直前に小封印の舞いのためを開始して、封印の舞い→小封印の舞いの順に発動すると、お互いに計略を使えない状態になる(要検証)

これはおそらく小封印の計の効果が「『舞いが発動した瞬間のこの計略の必要士気』以下の計略を使えなくする」
という効果であり、十面埋伏で必要士気が上がっている為と考えられる。
また、封印縛陣と封印計略も「必要士気を12上げる」効果だと考えると全てつじつまが合うことになる。

【群雄087】R馬超

武将名ばちょう もうき西涼の英雄
馬超 −孟起−西涼の雄、馬騰の息子。勇猛で名高く、郭援、高幹の反乱討伐では、足に深い矢傷を負ったが、傷を袋で包み、何事も無かったかの如く戦い続けた。彼の実力は、その後劉備軍に加わった際、若くして五虎大将軍に名を連ねたことからも伺い知ることができる。

「どうしたどうした!貴様等それで終わりか!?」
コスト2.5
属性
兵種槍兵
能力武力9 知力5
特技勇猛 暴乱
計略錦馬超の閃光範囲内の敵すべてに衝撃によるダメージをあたえ、短時間、移動できなくする。ダメージは互いの武力で上下する。
必要士気7
Illustration : せがわまさき

「一片の塵も残さぬ!」

元祖全突だったせがわ馬超が、装いも新たに大戦に帰ってきた!
スペックは各勢力のコスト2.5スターターに暴乱を足したもので、群雄の武闘派武将にしては高い知力で安定感がある。

計略は武力依存ダメージ計略で、対象が範囲内の敵部隊全てなのが特徴。
方向指定ができるので、火計同様の使い方をすればよいだろう。
武力3までは即死、武力4は兵力フルでやっと僅かだけ残る。
自身より武力が低ければまず5割は減らせるようで、火計と異なりブレが少ない。

また従来の衝撃波計略のお約束どおり固定ダメージが存在し、
たとえR孫策やSR呂布(無双)などの超高武力を相手にしても3割程度は削れる。
先撃ちして高コスト槍兵などの攻城役の兵力を減らして役立たずにしつつ、同時に低コストを消し飛ばして号令効果を弱めるなどが出来れば最善か。

さらにこの計略は、Ver2のSR馬超(涼)の「錦馬超の一喝」のような移動停止効果がある。
妨害効果は知力依存で、高知力相手だと一瞬しか効果がないが、脳筋には2c程度は期待できる。
仮に倒しきれなくても、停止している隙に追撃するチャンスを得られる。
低武力高知力の計略要員を一撃で排除できたり、脳筋を拘束できたりと士気7に見合うだけの効果はある。

ただし、高コスト槍兵でありながら強化計略ではないというのはデッキ運用上で欠陥になるケースがある。
主力となるカードでありながら素武力分しか働けず、うっかり孤立したらあっけなく撤退させられがち。
大計略持ちなので2色にしてまでバックアッパーを投入するのも躊躇われる。
高コスト槍兵ということで攻城役も期待されるが、強化した敵が乱戦してくると対抗しきれないことも多い。
超絶強化武将のような1部隊でなんとかしてしまうカードではないので、全体との連携をとった運用が必要になる。

従来の群雄のコスト2.5槍兵は極端な性能のR華雄一択だったため、その選択肢が増えただけでも十分に存在意義はあるだろう。
主力槍として戦闘をこなす動きと、ダメージ計略持ちとして範囲を調節する動きを両方同時に行わなければならないので難易度は高いが、
従来型のデッキのコスト2.5槍枠に差し込んでも十分闘え、暴乱を生かした新しいデッキの可能性も感じさせる1枚。

3.59_1現在の停止効果時間
自身知力5

知力012345678910
効果時間c2.5cccccc2cc1.5cc

【群雄088】C樊氏

武将名はんし悲運の寡婦
樊氏桂陽太守・趙範の兄嫁で、大変な美貌の持ち主。劉備の南荊州侵攻において、趙雲の攻撃により趙範は降伏する。その後の宴において、趙範は趙雲に取り入るために、樊氏を強引に接待させて、趙雲と結婚させようと画策するが、趙雲はそれを固辞した。

「お望みのもの、お持ち致しましたわ」
コスト1.0
属性
兵種弓兵
能力武力1 知力6
特技魅力
計略歓迎の策略【旋略】(カード方向で効果が切り替わる)
↑:戦場にいる最も知力の高い敵部隊の武力と知力と移動速度を下げる。
↓:戦場にいる最も知力の低い敵部隊の武力と知力と移動速度を下げる。
必要士気5
Illustration : 雨宮太郎

特殊すぎる計略持ちで忘れられ気味だった、が再び登場した未亡人。
絵師の変更により、Ver2.1の自身との互換性はない。
基本スペックは弓兵で1/6魅と、計略要員という点を考慮に入れてもかなり低いと言わざるを得ないが、その分計略が強力。

計略は誘惑に似たタイプの妨害で、参照するのは武力でなく知力であるのが特徴。
旋略で対象を切り替えられるほか、↑は武力-3/知力-9、↓は武力-9/知力-3と効果もかなり違いがある。
速度低下率は0.4倍、神速騎兵のオーラは消えないが再オーラは不可。
知力依存度が低く、知力1に10cほどしか持たない反面知力10にも8cほど持つ。
ピンポイントで狙う暴勇の報いのようなイメージを持つといいかもしれない。
↑の知力ダウン量が多く、群雄が苦手な伏兵やダメージ計略、妨害計略をほぼ封殺できる。
知力10クラスだろうと、号令なら知力0〜1まで下がればほとんどが2.5〜3cまで短くなるし、
知力ダメージの計略も低知力が大打撃すらまず出ないほど。
開幕から高知力伏兵相手に使って伏兵を掘りやすくするのも、武力押しがしやすい群雄にはありがたい。

↑↓どちらの効果だとしても、士気5としては低下値が高く戦場のどこからでも対象を狙え、
ピンポイント排除としての性能はかなり高い。
妨害の対象が高知力・低知力の2部隊をいつでも選べる事も、他の誘惑系妨害と違って優秀な所。

しかし↑にしろ↓にしろ、参照が知力というのがなかなか曲者。
確実にアタッカーを狙える誘惑と違い、上には高知力サブ計略役が、下には低コストの脳筋武力担当部隊がいたりと
キー計略持ちや主力武将の誰も対象にとれないような場面も多い。
SR曹操やSR司馬懿、あるいはSR呂布のような極端に高い/低い数値の武将ならば多少は対象にしやすいが、
知力1は呂布ワラデッキに複数採用されやすく対象がランダムになりがちだし、
知力9〜10はまず計略要員だが、知力7〜8には伏兵要員・伏兵掘り要員などとして入っている場合も多い。
ピンポイント排除の計略ながら対象を選びにくいというのは極めて致命的で、相手のデッキ構成に大きく依存してしまっている。
無双呂布などの知力1を落とせばいいと割りきってデッキに入っている中知力ダメージ計略入りなどが面倒だろう。

各種計略や陣略で敵の知力を下げれば狙う事も可能だが、そこまでして一部隊を狙う価値があるかは疑問。
部隊が減ると対象を狙いやすくなるので消耗戦を挑むと活きるだろう。
計略が関係無さそうな低コストの最低・最高知力を落としておくなど、立ち回りも考えておきたい。

Ver3.594_Aにて流行の狼顧連破対策にチラホラ見かけるようになった。

【群雄089】SR孟獲

武将名もうかく不死身の肉体
孟獲南蛮の地を治める王。象を馬代わりに使う軍勢を率い、南蛮の地の利を活かした戦術で、南蛮平定に挙兵した諸葛孔明と七回に及ぶ戦いを繰り広げた。

「俺様は不死身の男よぉ!!」
コスト2.5
属性
兵種象兵
能力武力8 知力4
特技復活 勇猛 暴乱
計略南蛮の極意範囲内の味方象兵の武力が上がり、部隊数に応じて以下の効果を与える。
1部隊:巨大化する。ただし、この効果は自身が城に入ると終了する。
2部隊:移動速度が上がり、はじき飛ばす距離が上がる。
3部隊:移動速度が上がり、迎撃ダメージを受けなくなる。
4部隊以上:移動速度が上がり、接触時の速度減少が小さくなる。
必要士気6
Illustration : hippo

全南蛮民待望の象兵限定号令を持つ3枚目の南蛮王。
Ver3.59にて各勢力に追加された、部隊数に応じて変化する方式の極意号令の象兵版である。
他の極意系やR兀突骨と比べるとスペック的には物足りないが、復活を持っているので回転力は高い。

各種の効果は簡単に言うと以下の通り。効果時間は約7c程度。
1部隊:武力+11、偽帝の秘密兵器
2部隊:武力+6 移動速度2倍、はじき戦法
3部隊:武力+3 移動速度1.7倍、人馬一体
4部隊:武力+4 移動速度1.5倍、突破戦法

1部隊掛けは自身を含む範囲の号令なので、SR孟獲のみとなるので注意。
見た目もミニマップ上も3回り程(通常占める面積の縦横約2倍)巨大化し、武力+11。
象兵の移動速度と併用すると乱戦を持続させやすく、相手の突撃や槍判定、弓消しが可能。
兵種が違うため単純な比較は出来ないが、同じ効果の偽帝の秘密兵器より武力上昇値が1低く必要士気が1多く、攻城力も上がらない。
兵種アクションを封じて乱戦してしまえば、強化計略ではそう簡単に潰されない。
巨大化して移動したときに足の動きと移動距離がずれるため、速度低下しているように思えるがただの錯覚であり、実際には通常時の速度と変わらない。

2部隊掛けは最もクセが無く使いやすい。
というより他の効果では基本的に同士気の英傑号令と超絶強化に対応できない、と言うべきか。
騎兵の突撃などと違って象兵は固有アクションで相手の兵力を削ることができないので、
素武力・移動速度上昇とはじきの隊列乱しがマッチしたこの効果が一番汎用性が高い。
はじき飛ばせば敵計略の効果時間を無駄遣いさせる事ができる。
ただ武力上昇はそれなりに高く象の固さもあって騎兵の突撃にある程度耐えれるが、
迎撃を受けるため、味方部隊の乱戦や崩射で槍オーラを消したりなどの工夫が必要。
ただし乱戦中でも弾き出した瞬間に槍オーラが復活するので、敵槍兵の進行方向と同じの槍オーラがある方向から弾くと即迎撃される。
そのため弾き出す方向・接触する角度には注意したい。
また、2部隊掛けのはじき効果とはじき戦法のはじき効果は重複し、真上にはじいた場合、自城に攻城中の相手を敵城にめり込むほどはじき飛ばす事が可能である。

3部隊掛けは2部隊掛けの弱点である迎撃を無効化する人馬効果。
だが速度上昇があっても所詮は武力+3であり、騎兵と違って突撃で相手兵力を削ることができないため、実は破壊力は低い。打ち勝てる英傑号令や超絶はほとんどない。
相手の槍が守っている敵舞姫に突っ込む時や、車輪を出した相手をどうしてもはじきたい時など、何としても迎撃を取られたくない場面で使うべき。

4部隊掛けはさらに難しい。
通常騎兵より速くなるので、オーラを纏わせる前に延々とドリブルできるが、当然迎撃対象になる。
デッキに象が4部隊という時点でデッキの対応性や固有アクションの破壊力が失われているためネタ的にならざるを得ないのが現状。
もし象単デッキを組んだとしても2、3部隊掛けの破壊力・汎用性にやや及ばない面もある。

計略は殲滅力というより、象兵のはじき効果で足並みを崩したり攻城役・攻城妨害を引き剥がしたりして、いかに直接ぶつからずに攻城を奪うかを狙う事になる。
そして奪ったリードを象兵のはじきを利用した堅い守備で守り切るのが定石。
総括すると、主力になるほど強力でデッキ構成も幅広いのが2部隊掛け、局所で利用できる可能性があるのが1、3部隊掛け、と言ったところ。

計略の性質上、象兵を複数入れないと割に合わないのでコストの半分弱が象兵になってしまうのが難点である。
守備は堅いので、攻城を取れるカードを選択していくといいだろう。

【群雄090】R李儒

武将名りじゅ魂の闇金
李儒董卓に仕えた軍師。知略に長け、数々の悪政を董卓に提案し世の荒廃を進めた。また、献帝擁立のために先帝の弘農王と、その母の何太后を躊躇なく毒殺するなど、目的のためには手段を選ばない残虐非道な性格の持ち主であった。

「奪るか奪られるかなら、俺は奪る方を選ぶ!」
コスト2.0
属性
兵種槍兵
能力武力6 知力9
特技伏兵 暴乱
計略闇の取り立て自身の武力と城攻撃力が上がる。さらに効果中に敵城に与えたダメージに応じて自軍の城ゲージが回復する
必要士気5
Illustration : 真鍋昌平

ビッグコミックスピリッツ30周年のコラボカードであり、元ネタは漫画『闇金ウシジマくん』。
コスト2で武力6は寂しいが、高知力伏兵のダメージ+槍兵が前線に投入されるため開幕はさほど足を引っ張らない。

計略は文官武将にしては珍しい単体強化であり、超絶強化の演出もある。(ポリゴンは、宛ら眼鏡をかけたアサシン)
Ver3.59_3現在 武力+4、攻城力1.7倍(検証済)、効果時間20c。
与えた城ダメージ分だけ自城が回復するため、城の叩き合いになりがちな群雄勢力にはマッチしている。
自城回復計略という見方をすれば、暴虐なる覇道や破滅的な献策のような自城削り計略との相性は抜群。
与えたダメージと得たゲージで差し引き2倍の城ゲージ差を取れるので「実質的な攻城力を倍増する計略」という見方もできる。
コスト2槍兵であるため基礎攻城力も高く、城門に一発入れると差し引きで最大70%超のゲージ差をまくる事が可能(城壁なら30%超)
ただし、自城が無傷の状態ならゲージ回復は無駄になるので、常にそれだけの効果が得られるわけではない。
城が回復してしまう性質は火事場計略や陥陣営にはやや噛み合わないが、自城がある程度減っている状況を作って
火事場や陥陣営で敵を殲滅し、その後で取り立てて逆転するという運用を狙うならむしろ好相性だろう。

しかし攻城云々を除けば単なる武力+4と頼りなく、味方の援護は必須。
効果時間が長いので魏武的な使い方も可能だが、素武力の低さと消費士気を考えれば効率は悪い。
自城削り計略・火事場計略・暴乱計略との併用や、高コスト象のはじきとの連携なども視野に入れよう。

Ver3.59_3から、武力上昇値微減・効果時間大幅増と大きな修正を受けた。
今後の動向に注目が集まる一枚。

余談だが、印刷された時期により若干裏面の顔部分の印刷に違いがある。

【群雄091】UC李儒

武将名りじゅ冷血非道な参謀
李儒董卓軍の悪政に積極的に助力した参謀。反董卓の討伐軍が洛陽に迫ると、長安への遷都と、洛陽の富豪から金品を略取して軍資金にすることを董卓に献策した。洛陽を去る前に討伐軍の追撃を防ぐため、洛陽に火を放つ事も進言したため、洛陽は炎に包まれた。

「燃えろ……虚栄の都とともに……」
コスト1.5
属性
兵種槍兵
能力武力4 知力8
特技防柵 暴乱
計略洛陽の炎範囲内の敵に炎によるダメージをあたえる。ダメージは互いの知力で上下する。ただし、効果後に範囲内の敵部隊数に応じて自軍の城にダメージを受ける。
必要士気6
Illustration : 近藤洋

妨害・号令・超絶強化・軍師・そしてこの火計と、李儒大増殖祭の内の1枚。
これでUC李儒は3枚目となり、UCだけで騎兵・槍兵・弓兵を渡り歩いた武将となった。
スペックは騎兵のUC李儒と同じだが、暴乱持ちで兵種が群雄では貴重な文官槍兵となっている。

しかし何と言っても特筆すべきは計略の内容で、クセのある群雄ダメージ計略持ちのご多聞に漏れず、
「範囲内の敵部隊数に応じて城ダメージを受ける」というリスキーな仕様になっている。
火計としては破格の士気6だが、その代わりに城ダメージ量もかなり大きく、
普通の火計と同じ感覚で使うと取り返しのつかない事になりかねない。
1部隊につき約11.8%ほど、8部隊まで使えることになる。
下手な壁の攻城や低コストの城門よりも被害は大きい点に注意。

他の自城削り計略とちがい、城ダメージは焼いた敵部隊数のみを参照するので、
知力上昇しても城ダメージが増える訳ではないため、知力上昇と相性は悪くない事も覚えておきたい。
5枚も焼くと半分以上削れ、1回で悪鬼の暴剣や破滅的な献策2回以上の越えるほどの自城ダメージを受けてしまう。
バージョンが上がり威力はかなり高くなった。知力5に100%未満、知力7に80%と士気が軽い割には使いやすい。
ランダム値が出てきたので適当に使うと焼け残りそのまま帰られるということもあるので注意が必要。
が、上記の通り城ダメージが大きい為、仕留め損ねた際のリスクが他のダメージ計略よりもかなり大きいのが悩み。
範囲は通常の火計より横幅が太く敵部隊を範囲に入れやすいが、逆に狙った武将以外が
余計に入ってしまうリスクが高まるため、一概にメリットとも言いきれない。
更に、同名の軍師・武将李儒が使えないという点も地味に痛手である。
特に城ゲージを回復できる「闇の取立て」を持つR李儒が抜群の相性なだけに惜しいところ。

低コストの壁や城門より城ダメージが大きい上に敵部隊数に比例する以上、大軍を狙うよりできるだけ高戦闘力の武将を焼いた方が効率がいい。
なので実質的に使い道は、超絶強化武将の排除がメインになるだろう。
ただ相手もそれを分かっているので、脳筋に低コスト高知力を重ねてくる事を忘れてはならない。
また敵を全滅させれば落城が狙える場面であれば、迷いなく2連発してしまうという選択肢もある。
攻城兵が入るデッキに向いているかもしれない。

武力ゴリ押し計略ばかりになりがちな火事場デッキだが、城ゲージがまだ減少していない場面、
あるいは減少した状態であっても、それらをも上回る超絶強化で対応された場合の奥の手になる。
ただし火事場計略のためにこの計略のみを自城削りとして頼るのは、実は難しい。
火事場効果が上がりだす城ゲージ半分というのが5枚以上なので、自城が100%からの場合、士気12使って火計2回だとすると、
必ず1回は3枚以上焼かないと自城が50%を切らず中途半端となってしまうのである。
ダメージ計略に3枚巻き込むのはかなり難しく、しかし士気12も使って火事場の準備も出来ず半分近く削れた状態では、
相手に大型計略2回分をフリーハンドで渡すことになり、落城までまっしぐらか引き込もって守る準備期間を与えかねない。

火事場デッキとしては削りが弱く、火事場以外だと取り返すには厳しいという所が、
高火力で必要士気が普通より軽いにも関わらず使用率に直結しない理由なのかもしれない。

尚、全くの余談だが火計のカットインでは剣を持っているが、勝利時のポーズでは矛を持っている。

【群雄092】UC李粛

武将名りしゅくなし
李粛董卓の配下。呂布とは同郷の親友で、丁原を亡き者にしたい董卓に呂布の懐柔を提言し、呂布に赤兎馬を与えることで、丁原を討たせた。後に、王允の董卓暗殺計画には呂布と共に参加して董卓を討つなど、時代に新たな乱を引き起こした。

「この名馬、己の物とはしたくないですかな?」
コスト1.5
属性
兵種騎兵
能力武力4 知力6
特技伏兵 暴乱
計略強滅の乱【暴乱】(戦場にいる、この特技を持つ味方すべてに効果がある)武力が上がる。ただし効果が終わると撤退する。
必要士気5
Illustration : 山宗

群雄では貴重な伏兵を持つものの、知力は6なのであまり大きな期待は出来ない。
武力も文官クラスで、暴乱武将の総合的なスペックではあと一歩足りない感が否めない。
撤退前提の計略とかみ合う超絶再起の人属性ではある。
計略要員として考えて採用したい。

計略は天啓の幻の暴乱版とでも言うべきもので、暴乱持ちの味方の武力+8して効果が終わると撤退する。
効果時間はVer3.595_A現在で約6c。暴乱特有の戦場全体に影響のある効果なので、安易に使用すると天啓以上に戦線が崩壊しかねない。
元計略の天啓と同じく知略依存度が知力*0.6cと高く、MAX知略陣でも約8cになるのでかなり暴れられる。
しかし、天啓と同じく撤退が遅れるので、必ずしもそれがメリットにならない事を意識したい。
知力上昇の計略コンボで使うとなると、賢毒の乱や賢弱の乱では、あちらの長い効果時間を活かせないまま勝手に撤退してしまい、切れ際に撃とうとすると武力4が足を引っ張ってしまう。
賢遅の乱では自身がオーラを纏う事すら出来なくなるほど低速になってしまう。
呉の優秀な知力上昇計略と合わせるなら元計略の天啓の幻を使えば良い。
魏の知力上昇ならば各種英知計略が強力なライバルとなる。
総じて、もうひとつ何かの計略コンボが欲しくなる。

計略自体も士気5で武力+8と士気対効果は高いが、天啓のように試合を決められるほどの上昇値ではない。
とは言え、武力上昇度では並みの号令や超絶強化すら跳ね返す威力を持つ。相手の計略先出しを誘うくらいのプレッシャーは与えられる。
基本的に攻めで使う計略になるが、暴乱デッキは足並みを揃えずとも最大効果で使えるという特徴がかみ合っており、必要ならば強引に足並みを揃える手段として使用しても良いだろう。
消耗戦になれば相手はこの威力を跳ね返すのが一層難しくなる。効果時間いっぱい活躍しようと思わず、お互いの兵力が減った所で使っても良い。

知力上昇以外の計略コンボでは、強毒の乱と合わせて一発に賭ける、快延の乱の撤退直前に使って延命する、効果終了直前にR呂布の飛将降臨のエサにする等・・・
あるいは「効果が終わると撤退」という効果を逆手に取り、苦楽デッキに入れるのも面白い。
強滅の乱での撤退後に傀儡師でダメ押しするなど傀儡師デッキとの組み合わせも可能。
計略要員としてのスペックであるので、使いどころの難しい計略である事を理解した上で使用する事。


【群雄093】R呂姫

武将名りょき魂の鉄腕
呂姫天下無双と評された猛将・呂布の娘。直情的で勇猛果敢な性格だったため、一度頭に血が昇ると、父親譲りの腕力で大暴れし、手がつけられなかったという。

「多少、手荒に扱ってもよさそうね」
コスト1.5
属性
兵種騎兵
能力武力6 知力2
特技魅力 勇猛 暴乱
計略鉄腕気炎撃範囲内の敵すべてに衝撃によるダメージをあたえる。ダメージは互いの武力で上下する。
必要士気7
Illustration : ゆうきまさみ

ビッグコミックスピリッツ30周年のコラボカードであり、元ネタは漫画「鉄腕バーディー」。

特技3つにコスト比最高武力で広範囲ダメージ計略持ちの騎兵という贅沢なスペックが売り。
全勢力を見ても暴乱持ちコスト1.5の天属性騎兵はこの呂姫と魏のR司馬昭のみ、
魅力と暴乱を同時に持つ武将でコスト比武力が唯一高いので、それらの点でも貴重な存在。

計略は父親より消費士気が軽くなった気炎撃。
範囲は本家より多少小さい程度で十分な広さ。
しかし威力は控え目で、最低保証ダメージが3割程度あるが、確殺は武力1のみ、武力2〜3相手に5割強程度。
強滅の乱後の武力14でも武力4を倒せない。
低威力とはいえ範囲ダメージ計略なので、消耗戦時の裏の手やコスト1武将を固まらせない等の効果は期待できる。
特に回復の舞いデッキ、妖毒の舞いデッキ、大流星デッキなどには強烈なメタカードとして機能するだろう。
また、陣略や計略で武力が上がっていれば、本家気炎撃並の火力を出す事も一応可能。
ただし、単体の排除を目的とするなら、士気の軽い猛将の一閃や火神の一閃の方が扱いやすい。
他の衝撃系と比較すると、コスト比スペックが高くて計略を使わなくても戦力になることが強みだろう。

Ver3.594_Dでは、流行している強滅飛将デッキのパーツとして採用されていることからランキング上位に常在している。

【群雄094】SR呂布

武将名りょふ -ほうせん-なし
呂布 -奉先-圧倒的な戦闘力で無敵の強さを誇ったため、飛将と呼ばれ、匈奴からさえも恐れられた。騎都尉の丁原に仕えていたが、董卓の誘いに乗って丁原を裏切る。そのとき董卓より贈られた「赤兎馬」に乗り、鬼神の如く闘う様は「人中の呂布、馬中の赤兎」と呼ばれた。

「赤兎よ、奴等に絶対の死をくれてやろうぞ!」
コスト3.0
属性
兵種騎兵
能力武力10 知力2
特技勇猛 募兵 暴乱
計略赤兎咆哮自身の武力と移動速度が大幅に上がる。さらに敵部隊との接触時の速度減少が小さくなる。ただし、発動時に部隊が向いている方向に強制的に移動する。
必要士気5
Illustration : 原友和

Ver2.0xSR呂布(涼)/Ver2.1xLE呂布(横山)の互換カードにして群雄4枚目の呂布。
武力10+や軍持ち、コスト2.5と贅沢なスペックである他のSRやRの自分と比べてしまうと、かなり見劣りしてしまう。
しかし知力2というのが地味に大きく、落雷一本くらいなら耐える事が出来る上に、妨害計略耐性も知力1とは段違いである。
特技の募兵も、攻める時に最高武力が粘り強く戦場で戦い続ける事ができるので好相性と言える。
また人属性なので、これにより呂布はすべての属性が揃ったことになる。

赤兎咆哮の計略効果は武力+34、1.8倍速、突破&猛進効果、効果時間4.5c。
天下無双の倍以上という並外れた爆発力であり、槍が絡まなければいかなる強化をもすり潰す事が出来る。
また、武力依存度の上昇により異様に硬くなっており、武力10の2倍迎撃を受けても撤退せず、
オーラ無しでも6枚全突の一斉突撃を一度は耐えることが出来る。
武力1の槍兵程度なら2倍迎撃で2回刺さっても兵力を100%削り取る事は出来ずに走り続けるほど。

が、実際使う場合は猛進&突破効果のせいで扱いは難しくなっている。
特に突破効果がむしろ邪魔になる事が多く、乱戦から使用しても乱戦判定1回のダメージしか与えられなかったり、
乱戦中ですら迎撃を喰らったりと、融通の利かない部分があるのが悩みの種。
猛進効果の方は言わずもがな。
跳ね返りに相手が生き残った槍を向けるのは3倍速の猛進計略以上に容易なので、
敵を粉砕する前に刺さって撤退か跳ね返りで刺さって撤退か、と「計略使用するとコスト3が撤退してしまう」という自爆計略に近いイメージになってしまう。
また自由に動けない以上、敵に突撃・乱戦など接触している僅かな時間以外は呂布が居ないも同然なので、
ある意味4.5cの間5コストで戦闘する事になるという副作用にも注意しなければならない。

ただ武力上昇値が凄まじいので、止まった状態からオーラを纏う前の、初速による通常迎撃程度ならダメージを抑えられ、
槍オーラや乱戦時の軽い速度低下もあって逆に蒸発させてしまう事もしばしば。
如何に通常迎撃に抑えるかが腕の見せどころでもある。

計略の狙い所としてはやはり敵槍兵の槍オーラを消してからの発動。
槍兵に乱戦させるだけではなく、騎兵のビタ止めからの乱戦や崩射で消したり、
場合によっては大群持ちの騎兵に迎撃上等で突っ込ませたりしてでもいいだろう。
ただし槍オーラは消せても、背後にいた敵騎兵の突撃で壁役が蒸発する場合もあるのに注意。
また相手のダメージソースである騎兵狙いもありだろう。
オーラを纏っていても武力44の突撃の前には軽く蒸発する。

槍の矛先さえ何とかすれば敵軍を粉砕する破壊力はあるので、崩射や退路遮断などと合わせ相手を突き崩したい。
崩射が苦手なら直接よりもわざと両端での跳ね返りを狙う事で、多少の時間を作り余裕を持って崩射をする手もある。
計略時間、速度、突破効果についての詳細は要検証。

強進の乱を駆使して進行方向を無理矢理変更し武力47で城門へ殴り込んだり、
知力影響が大きいので混色になるが諸葛誕の賢弱の乱や賢毒の乱とのコンボも強力。
武力-1ぐらいなら通常戦闘でもさしたる影響が出にくく、毒効果も募兵で相殺できるのもミソ。
賢遅の乱や癒遅の乱といった速度低下の有る計略とあわせれば迎撃のリスクを減らしつつ
乱戦判定の時間を増やすことができるなど、他の暴乱計略との相性は良好である。
また人属性なので、士気を使い切ってしまうがSR孫尚香(呉)の人心の昇華とのコンボが成立する。
武力30(覚醒後31)の剛弓の威力はまさに爽快の一言。

脇を固める武将の計略相性次第で、他の呂布とは違った活躍が見込めるかもしれない。
今後のデッキ開発に期待したいところ。

定番カード

  • コスト3
  • コスト2.5
  • コスト2
    • R於夫羅
      良好なスペックと消費士気の軽い計略から、どんなデッキにも投入できる。
  • コスト1.5
  • コスト1

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