R馬騰らを始めとする涼州軍閥勢、SR孟獲率いる南蛮勢力が合流。
コスト2武将追加され角が丸くなった印象だが、癖の強い計略を持つ武将が多い。
○待望の象兵が復活。最も、群雄のみの特権ではなくなったが…
○待望のコスト2武将が追加。デッキ構築の柔軟性が飛躍的に高まった。
○3兵種復活シリーズにコスト1.5版カードが登場。
○癖はあるものの、全体強化計略を持つ武将が追加された。
○相手の移動を制限できる妨害計略が追加された。
△属性は「天」:7「地」:7 「人」:5 (Ver3.1。また含EX)。
武将名 | あかいなん | なし |
阿会喃 | 南蛮王・孟獲の部下。緒戦で5万の兵を率いて諸葛孔明に挑むが、逆に奇襲をかけられ、敗れて生け捕りにされた。そして孔明の策により、孟獲捕縛のために釈放され、策通り見事に孟獲を捕縛するも、それを恨まれ、のちに釈放された孟獲に殺害された。 「イヒヒヒヒ。コイツヲツレテク、オレタスカル」 | |
コスト | 1.5 | |
属性 | 人 | |
兵種 | 騎兵 | |
能力 | 武力6 知力1 | |
特技 | 復活 | |
計略 | 強化戦法 | 自身の武力が上がる。 |
必要士気4 | ||
Illustration : 牧野卓 |
Ver2.0xC阿会喃の互換。
Ver2時代のコスト1武力3復活カルテットが解散したため、新しくコスト1.5武力6復活トリオを結成。
コスト相応の武力をゲットしたからか、夕日を背にして妙に凛々しい顔つきである。
ネタっぽいカードに見えるが、復活持ち騎兵の有効性はC裴元紹の活躍を見れば分かる通り。
ただしコストアップしているぶん、伏兵踏みや囮など、撤退前提の運用にはやや向かなくなっており、中途半端になりがち。
壁役や殿軍役など、素武力と回転力の両立が求められる役割が重要なデッキに登用すると光るだろう。
見逃しがちだがコスト1.5騎兵の人属性で唯一の武力6。復活持ちという特性も合わせて、精兵ワラでの活躍も期待できる。
とはいえ群雄のコスト1.5枠はかなりの激戦区で、高コストに少ない槍兵やキー計略持ちが多数ひしめき合っている。
とりわけ武闘派の騎兵は、コスト2以上に強力な武将が豊富に存在する関係で採用されがたいのが現状。
Ver3.5では人属性コスト1.5復活持ち騎兵という枠にC梁興というライバルが出現。
武力要員を簡単に確保出来るお国柄もあり、かなり苦しくなってしまった。
武将名 | かんすい ぶんやく | 西涼の乱雄 |
韓遂−文約− | 後漢末群雄の一人。馬騰とは義兄弟の間柄。挙兵から30年間、中央政府に対して乱を起こし続けた反逆の群雄。馬超と反乱を起こし、あと一歩のところまで曹操を追い詰めるが、賈詡の「離間の計」に敗れた。 「西涼の風、大きく吹かせて天下を揺るがすぞ」 | |
コスト | 1.5 | |
属性 | 地 | |
兵種 | 騎兵 | |
能力 | 武力5 知力7 | |
特技 | なし | |
計略 | 卑屈な急襲 | 武力が上がる。この効果は敵軍の士気が少ないほど大きい。 |
必要士気3 | ||
Illustration : 仙田聡 |
Ver2.0xC韓遂との互換。
かつての張繍を思い起こさせるコスト1.5の卑屈持ち。
群雄では貴重な文武両道だが、無特技と武力5が少し寂しい。
計略威力が不安定な関係上、計略抜きでの運用を強いられることも多いため、素のスペックにやや不満が残るのは小さからぬ欠点。
史実的には「暴乱」を持ってない方がおかしいが、追加時期の問題で無特技なことが悔やまれる。
計略は知力7のため15cとかなりの長さで、相手の士気が完全に0の場合武力+13と高威力。
そのため存在そのものが、開幕計略や士気6即号令などの速攻に対しての強烈な抑止力になる。
また低知力の多い群雄の高コスト勢にとって脅威となるダメージ計略(特に水計・火計)に大しても強い牽制となる。
主力と一緒にまとめて焼かれたり流されたりしても、高知力故に生き残れる可能性が高く、そのまま計略を使い反撃に出ることも可能。
他の卑屈持ちはR於夫羅を含め全員低知力なので、ダメ計に対しての牽制は韓遂にしか出来ない芸当である。
素武力の低さゆえに戦力としては若干頼りないが、卑屈な急襲の使用を考えるなら随一。
他の卑屈持ちの欠点を突く「卑屈持ちごとダメ計で落とす」「卑屈を使わせたあと、スルーして逆サイドを攻める」といった対策が彼にだけは通じない。
素武力で押し切れれば問題無いが、群雄の脳筋軍団とセットなので総武力も高く
派手さは無いが、これといった対策も無い為、相手は士気使用の制限を甘んじるしかない。
無特技の並スペック故に安定感や汎用性に欠ける為に使用率は高く無いが、卑屈な急襲の嫌らしさを存分に発揮できる武将。
武将名 | きんかんさんけつ | なし |
金環三結 | 南蛮王・孟穫の部下。第一洞元帥(南蛮国の「洞」とは砦を意味し、洞元帥はその砦の主をいう)。蜀軍の南蛮平定に対して、孟穫の命令で第二洞元帥・董荼那、第三洞元帥・阿会喃とともに出兵した。金環三結は正面から5万の兵を率いて進撃した。 「我ガ密林カラ生キテ帰レルトオモワンコトダ」 | |
コスト | 1.0 | |
属性 | 地 | |
兵種 | 象兵 | |
能力 | 武力3 知力1 | |
特技 | 勇猛 | |
計略 | 強化戦法 | 自身の武力が上がる。 |
必要士気4 | ||
Illustration : 池田宗隆 |
Ver2.0xC金環三結の互換。
属性が付き、特技が復活から勇猛になった以外は変化なし。
復活がなくなったため端攻め要員としての捨て駒として使いにくくなってしまったが、
相手と接触する機会が多い象兵において勇猛が生きる機会は多い。
Ver2.1時代と比べ、象兵の城攻撃力が下がってしまったが、
弾きや端攻城だけでなく象兵特有の硬さを活かした戦闘要員としても期待が出来る。
コスト1で敵の壁突撃を封じたり、攻城ラインから追い出せるので中々侮れない一枚。
他にも柵割りや弓兵の射撃妨害など、出来ることはかなり多い。
ただ、素武力の関係で調子にのってホイホイ弾いているとすぐに兵力が無くなるのでそこは注意。
Ver3.5以降、象兵の弱体化や武力依存の上昇、攻城力のコスト依存、他の象兵の追加等もあり、一時はTOP20入りしていた使用率は激減。
Ver3.59ではUC朶思大王がコスト1象兵として復活したこともあり、苦しい状況が続いている。
武将名 | こうじゅん | なし |
高順 | 独立後の呂布配下の筆頭武将。敵陣を必ず落とすという「陥陣営」と呼ばれる精鋭部隊を率いて、敵陣を恐怖に陥れた。劉備、夏侯惇の軍を次々と破るも、最期には劣勢になり、降伏を良しとせず、呂布と運命を共にした。 「我が軍の前進、阻めるものはおらぬ」 | |
コスト | 2.0 | |
属性 | 天 | |
兵種 | 騎兵 | |
能力 | 武力8 知力2 | |
特技 | 勇猛 | |
計略 | 卑屈な急襲 | 武力が上がる。この効果は敵軍の士気が少ないほど大きい。 |
必要士気3 | ||
Illustration : 池田宗隆 |
Ver2.0xUC高順の互換。
計略は陥陣営→卑屈な急襲に変更。
群雄には貴重なコスト2の騎兵で、武力8勇猛という武闘派スペック。
素武力の高さと計略がかみ合っている点は優秀なのだが、低知力で計略も受動的と安定性に欠ける。
計略は相手の士気が少なければ少ないほど強力になるもので、相手が士気0の時は武力+13に達する。
開幕から士気3で即使用した場合、相手と魅力持ちが同数なら+7で武力15。
相手の魅力持ちの枚数との差と同じだけ武力も増減するが、開幕からちょっとした超絶強化も可能。
速度上昇こそないが消費士気は軽く、開幕型や大型計略への牽制になるだろう。
士気を浪費しあう消耗戦に強く、また最大士気を削る必要がある逆境デッキには有効。
Ver3.594_D現在、効果時間は6c。知力3で8c。
低知力なので短めだが、以前よりは長くなり使いやすくなった。
計略の性質上どうしてもカウンター気味な使い方になるので、リードされた状況だと使いづらいのは難。
士気依存計略としての選択肢では旋略かつ大軍槍のR於夫羅や、全体強化のUC李儒がいる。
比較すると長所はなんと言っても素武力の高さ。後出し前提の計略なので、素の状態で相手を押し込めるのは小さくない利点。
必要士気も少ないので無理に計略を使うよりも、スペックを活かした武力要員として運用し、計略は場面を絞って使うと効果的。
効果時間は短いが、騎兵なので相手を逃がさず突撃で瞬間火力を補える。
追加当初に比べ計略時間が伸びたことで戦略的に使えるようになってきたものの、
カード追加や排停の解禁でコスト2騎兵の選択肢が増えてきたのが向かい風。
それほど悪い能力では無いのだが、群雄という勢力柄あまりこの枠に武力要員を必要としない。
低知力騎兵というのが呂布を始めとしたメインアタッカーと被り、サブ計略要員としても不安定。
そして何より、3.0で先に登場しているRの自分が、
大戦3全体を通して、群雄勢力の中では常にトップクラスの使用率を誇っている点が、
このカードを敬遠させる大きな要因となっている。
その中で使い道を模索するなら、卑屈につなげやすい士気効率が良い強化で数少ない号令持ちであるUC閻甫、高知力アタッカー&長時間強化のR張遼など、
良い意味で群雄らしくない計略との組み合わせで活きるだろう。
また天属性騎兵・武力8勇猛など独自のスペック目的と割り切るのもアリ。
武将名 | こうせい | なし |
侯成 | 呂布の騎将。曹操軍に下邳城を攻められ、籠城の最中、食客に盗まれた15頭の馬を、自ら兵を率いて取り戻した。侯成は兵の士気を上げるため、その祝いの席を設けたが、呂布はこれに怒り、侯成を鞭打ちに処した。侯成は呂布に見切りをつけ、曹操に降った。 「魏続よ、俺は呂布にゃあ、ほとほと愛想が尽きたぞ」 | |
コスト | 1.5 | |
属性 | 人 | |
兵種 | 騎兵 | |
能力 | 武力5 知力2 | |
特技 | 勇猛 | |
計略 | 完殺戦法 | 自身の武力が上がり、さらに効果中に敵を撃破すると復活するまでの時間が長くなる。 |
必要士気3 | ||
Illustration : 川瀬圭一 |
Ver2.0x C侯成の互換。
彼は一足先に登場したものの、魏続は遅れて3.5から、宋憲はVer1.1以降排出停止中と相変わらず足並みが揃わない3人である。
計略は強化戦法→完殺戦法に変更。
スペックは特技を考慮しても、かなり物足りないと言わざるを得ない。
とはいえ、騎兵と完殺戦法の組み合わせは非常に強力なので、仕方ないスペックとも言える。
計略は士気3で武力+4に完殺効果が付く、士気効率の良い優秀な計略。
突撃という瞬発力がある騎兵に、敵を撃破という完殺の条件は非常によく噛み合っている。
槍兵で鈍足なC胡車児と違い、計略を使ったはいいがあっさり逃げられることが少ないのも強み。
しかし逆に、突撃の助走で相手から離れた隙に撤退させられてしまう事もありうる。
相手の兵力を見極め、突撃か乱戦かを素早く判断する必要がある。
低士気なので開幕から使う事もでき、撃破すれば復活に20秒増えるのでチャンスがあれば狙っていこう。
完殺効果は突撃で撃破しても発揮されるため、
白馬陣・暴虐なる覇道・全軍突撃・飛天の舞いと言った速度上昇計略あたりと組み合わせれば凶悪さが増し、
臥龍の将略や全軍突撃とのコンボは、もはや「走るデスコンボ」とでも言うべき有様になる。
完殺戦法についても参照のこと。
スペックは低いので、使う場合は計略前提での採用になる。
しかし、完殺戦法を重用するような消耗戦向けデッキでは素武力の低さが問題になり、
完殺戦法は素武力の高い槍兵で賄われることが多い。
その為、使用率はなかなか振るわず追加当初から変わらずデッキボーナス常連となっている。
それでも騎兵完殺という独自性は保っており、うっかり彼に全滅させられようものなら再起があっても落城コース。
地味だが、危険な匂いを秘めている武将である。
武将名 | しゅうそう | なし |
周倉 | 黄巾賊の将軍・張宝の配下。黄巾の乱では、黄巾賊を率いて暴れまわった。だが戦場に義勇軍を率いて現れた関羽の戦い振りに惚れこみ、黄巾の乱が平定された後に、配下ともども関羽の部下となった。 「官軍がなんぼのもんだ!痛めつけてやらあ!」 | |
コスト | 1.5 | |
属性 | 地 | |
兵種 | 弓兵 | |
能力 | 武力6 知力1 | |
特技 | 復活 | |
計略 | 麻痺矢戦法 | 自身の武力が上がり、矢を当てている敵の移動速度が下がるようになる。 |
必要士気4 | ||
Illustration : 陸原一樹 |
Ver2.0xC周倉の互換。
計略は「強化戦法」→「麻痺矢戦法」に変更。
コスト1.5になり、槍を弓に持ち替えて復活した男。それに伴いイラストも変更。
なんと甘いマスクの関索・劉封・姜維や可憐な女性武将を描いてきた陸原先生による、毛むくじゃらのナイスガイである。
武力6からの麻痺矢戦法はそれなりに強力だが、いかんせん知力が1なのでVer3.594_D現在4cしか持たない。
消費士気分のリターンが得られるかどうか、状況をよく吟味して使うべきだろう。
弓兵と復活は食い合わせが悪く、また武力6柵持ち弓兵のC李傕&郭汜の存在がさらに肩身を狭くさせる。
属性の違いで使い分けを図るかR呂布に食べさせたり撤退時の殿にしたり、
あるいは呉軍の麻痺矢デッキに入れて攻城役にしたりと復活持ちなのを生かした活用を模索するなど工夫したい。
Ver3.5では新たなライバルも登場し、麻痺矢戦法の効果も弱体化するなど状況はどんどん悪化している。
余談だが、撤退時の叫び声がやたらとうるさい上に長い。撤退時のカットインが終わってもまだ叫んでいるほどである。
武将名 | しゅくゆう | なし |
祝融 | 南蛮王・孟獲の妻。中国古代の火の神・祝融の末裔と言われている。非凡な武芸の持ち主で、百発百中の飛刀を得意とした。南蛮討伐に赴いた蜀軍の武将を次々と倒したが、諸葛孔明の計略によって、趙雲と魏延を追っているところを、伏兵によって捕らえられた。 「ふん、かかってきな、なまっちょろい男どもが!」 | |
コスト | 2.0 | |
属性 | 天 | |
兵種 | 象兵 | |
能力 | 武力7 知力4 | |
特技 | 魅力 勇猛 | |
計略 | 象兵召喚 | 【召喚】(一定の行動をとる味方部隊を召喚する。召喚計略は複数の種類を同時に使用することはできない)象兵を召喚する。 |
必要士気4 | ||
Illustration : 獅子猿 |
Ver2.0xR祝融の互換。
計略は「巨象猛進」→「象兵召喚」に変更され、南蛮王と駝鳥夫人のコンビで共に復活した。
知力+1に加え連続接触の多い象に嬉しい特技勇猛が追加された。
計略は直進する武力4の象兵の召喚。
Ver3.1では使用率はまったく振るわなかったが、Ver3.12で召喚計略が軒並み下方修正されたのに対して象兵召喚は据え置き。
象兵の硬さと位置コントロール能力を活かしての回復や苦楽の舞いデッキへの採用が増え、
Ver3.13では象回復・大水計ワラデッキには相性が良くデッキに投入されていた。
Ver3.5では、召喚兵の武力修正は無かったが移動速度が下がり、はじきの仕様も変更されたためかなり使いづらくなってしまった。
また攻城ダメージのシステム変更の煽りを受け、コスト0扱いの召喚兵は攻城力にも期待できないなど強い逆風を受けている。
武将名 | すう | 背徳の百合 |
鄒 | 張繍の叔父・張済の妻。類稀なる色香で張繍討伐に乗り出していた曹操を誘惑した。その結果、骨抜きにされた曹操は張繍の奇襲を受け、忠臣の典韋・長子の曹昂などを失い大敗した。 「え〜、今夜はもう帰っちゃうの?」 | |
コスト | 1.0 | |
属性 | 天 | |
兵種 | 弓兵 | |
能力 | 武力2 知力6 | |
特技 | 魅力 伏兵 | |
計略 | 堕落の舞い | 【舞い】(使用すると移動できなくなるが、自身の撤退するまで効果が続く)両軍の士気ゲージ最大値が下がる。 |
必要士気5 | ||
Illustration : 萩尾ノブト |
堕落デッキのキーカード。Ver2からの復活カードの1枚だが、互換性なし。
知力は減ったが弓を手に入れ、サポート役向きの特技も二つ所持。
戦力スペック的にはVer2時代より格段に向上しており、舞姫の中では高い能力値である。
復活や武力重視が採用されやすい群雄のコスト1の中でも見劣りしないスペックであり、
舞いが全く機能しない相手に対してもそこそこ戦えるのはありがたい。
計略効果はver3.59_2_A現在、お互いの最大士気数を単色なら-5、2色なら-4、3色以上なら-3、それぞれ減少させるもの。
Ver3.59_2では登場以来本格的な調整が入り、勢力に関係せず一律最大士気-5となったが、僅か一度のVerUPで修正された。
自軍の士気も減らすため諸刃の剣になる危険性を持つのが難点ではあるが、計略運用そのものを縛るのは強力。
特に最大士気を上下させたり、国力ゲージを溜める必要のある漢軍にとってはかなりのプレッシャーを与える。
前作と違い、計略発動時に両軍の士気ゲージが割れる演出が加わっている(漢軍の「戦乱」計略と同じである)。
なお、兵書同盟締結などによる最大士気増加は、最大士気の増減についてを参照。
一度舞われると下がった最大士気を超えた士気は戻ってこないため、士気を「削る」使い方もある。
この使い方であれば士気差を軽減できるので使う際にはお互いの士気を把握し、上手く相手の士気を削れるよう心がけよう。
特に中盤〜終盤に相手がたっぷりと士気を溜め込んでいる状態のとき、この用法で計略コンボを防ぐことも多いだろう。
この場合、他の舞と違って鄒を守る必要は殆ど無いので、城門あたりで舞って肉壁として守備に貢献してもらおう。
逆に相手に鄒を見かけた場合は士気を溜め込みすぎないように気をつけ、
同時にほぼ確実に入っている卑屈系の計略にも注意する立ち回りが必須。
群雄には低士気計略や最大士気低下による恩恵が得られる計略も複数存在するため、護衛役には事欠かない。
単色相手の場合に最大士気-5となった為、封印出来る計略がほとんどなくなってしまった。
特に群雄の苦手な、火計・水計系のダメージ計略の使用を許してしまうようになった仕様は大きな痛手。
しかし、相性の良かったUC李儒(虚誘)が、計略効果としてUC李儒自身を含む形に戻され
士気7でも相手に計略を打たせてのカウンターが、以前のように狙いやすくなった点は、堕落デッキの間接的な上方修正といえるだろう。
いずれにせよ、このカードの存在だけで混色のデッキはもちろん、偽装単色も戦い辛くなるのは間違いなく、
今後のカードランキングやデッキ構築に大きな影響を与える事になると思われる。
舞わなくてもコスト1の戦力としては及第点なので、とりあえずにデッキに組み込んでいる君主も多いようだ。
武将名 | ちょうかく | 大賢良師 |
張角 | 「太平道」と呼ばれる宗教の創始者。その教えは天災などで絶望の淵にいた民を心服させた。大賢良師を名乗り、数十万と言われる使徒を率いて起こしたのが「黄巾の乱」である。 「腐敗した世、誰かが動かねば変わらんか……」 | |
コスト | 1.0 | |
属性 | 天 | |
兵種 | 弓兵 | |
能力 | 武力2 知力8 | |
特技 | なし | |
計略 | 大乱の暴風 | 部隊の向いている方向に、はじき効果がある竜巻を発生させる。 |
必要士気4 | ||
Illustration : 24no |
なんともイケメンな大賢良師様である。一部では世紀末覇者の弟と呼ばれているとかいないとか…
民を心服させたと言う割には魅力すら持たない無特技なのが若干寂しいが、知力は高いので伏兵踏みや横弓などでコキ使ってあげよう。
大賢良師なのに仕事は雑用っぽいとか言ってはいけない。
計略は「敵味方に関係無くはじき効果のある竜巻」を発生させるという新システムのもの。
竜巻は、自身前方に象兵と同等の速度で柵や櫓を無視して猪突猛進式にピンボールする白い竜巻を召喚する。
弾きの距離ははじき戦法並で、カード3.5枚分で戦場のほぼ半分ほど吹き飛ばす。効果時間は約3c。
はじき飛ばす対象は敵・味方を問わない。
伏兵中であろうと舞い等で移動できない状態であろうと吹き飛ばす。
自城や舞姫の防衛・敵の進軍の阻害・味方の運搬など使い道は多岐に渡る。
なお、騎兵のオーラは竜巻に接触するとかき消される。
はじいただけでは伏兵状態は解除されずに維持されるので、伏兵をはじいて柵の向こうの敵にぶつけるようにして踏ませる事も可能。
また味方を自陣から敵の城門まで一瞬ではじきとばせてしまうため、足の遅いデッキ相手なら簡単に城を殴れるし、
負けていて普通なら間に合わない時間でも、竜巻の向きにもよるが自分から2回も当たればまず敵城に辿り着けるので逆転できることもある。
攻城兵を次々城門に送り込んで二重攻城を仕掛け、あっという間に落城、なんて事も狙える。
時限式自爆をタイムリミット直前ではじいて敵陣に放り込むなど、様々なコンボが考案されるようになっている。
ただし、円形の範囲に入る角度で飛んでいく方向が変わるので、真正面以外を狙って正確に飛ばすにはある程度の修練を要する。
なお、計略効果時間はカードには知力時間と書いてあるが、Ver3.12現在固定であり、張角の知力に左右されない。
そのため知力減少計略を食らっても使用にはなんら影響は無いが、逆に知力を上げて竜巻の出現時間を伸ばすと言うこともできないので注意。
とはいえコスト1無特技の弓兵は戦力的には厳しく、C張魯やUC鄒(堕落)といった使いやすい弓兵も多いため、使用率は芳しくない。
使用率がさほど高くなく独自性の強い計略なので、竜巻が停滞するということを利用したアイデアで、わからん殺しも狙える面白いカードだったが、
Ver3.59で竜巻が前方に移動するようになったため、味方を避けて置くような運用がほぼ不可能になった。
武将名 | ちょうほう | 妖術師 |
張宝 | 大賢良師・張角の次弟。地公将軍と称して、張角・張梁と共に、「黄巾の乱」を蜂起した。妖術の使い手で、皇甫嵩・朱儁の軍を幾度と無く苦しめた。最後は朱儁に術を見破られ、配下の厳政に殺された。 「冥土へ逝ってきな」 | |
コスト | 1.0 | |
属性 | 地 | |
兵種 | 騎兵 | |
能力 | 武力2 知力6 | |
特技 | 伏兵 | |
計略 | 呪詛の暴風 | 部隊の向いている方向に、移動速度が下がる竜巻を発生させる。 |
必要士気4 | ||
Illustration : 山宗 |
Ver2.xC張宝の互換。
長らく行方不明だった次兄がようやくの再登場。
かつては雷を落としたり大風を吹かせたり相当な妖術使いだったが、今回は竜巻を起こさせる。
知力と武力を共に-1、兵種は騎兵になり特技に伏兵を取得し、完全に別カードになった。
低武力なのに他の黄巾兄弟と同じく一騎討ちはしっかり起こすのが悩みの種ではある。
計略は、自身前方に猪突猛進式にピンボールする黒い竜巻を召喚するというもの。
これは約9カウントの間、戦場を跳ねて消滅する(縦往復で約1.5往復相当)。
竜巻の移動速度は神速騎兵よりやや遅い程度で、近距離から放てばまずかわすことは出来ない。
敵が竜巻に触れると1c〜2.5c(知力依存)の間、移動速度0.4倍になる妨害効果を与える。
特殊地形を召喚している訳ではなく「触れると連環状態になる」特殊なエフェクトを発生させているので、
カスるだけでも足止め効果があり、さらに戻ってきた竜巻に当たれば再度移動速度が低下する。
また竜巻は複数同時に召喚することが可能で、味方には一切影響を与えない点も利点。
士気4の「移動する」妨害計略として色々と悪さはできるが、敵部隊の移動速度低下時間の短さから
それなりに足並みは乱せても、決定打となりえるレベルではない事も確か。
相手からすれば発射角度を見て回避することも不可能ではないため、無計画に使っては簡単に士気差を生みだしてしまう。
最もポピュラーなのは激突直前に使って相手の突撃オーラを消し、こちらから一方的に突撃を与える戦術。
無防備な相手部隊に二回も集団突撃をぶつければ、かなりのダメージを与えられるだろう。
消費士気4という軽さも含め、他の移動妨害計略以上に計略後のフォローで戦果が大きく変わる一枚と言える。
他の一般的な妨害計略と違い、発動前の計略範囲として表示されるのは竜巻が召喚される場所のみ。
召喚後の竜巻の位置こそ表示されるが、それが進んでいく方向や速度まではミニマップだけでは確認できない。
フルに活用するには、有効な範囲を感覚的に掴めるぐらいに使い慣れておく必要があるだろう。
武将名 | とうとな | なし |
董荼那 | 孟獲配下の第二洞元帥。阿会喃、金環三結とともに諸葛孔明率いる蜀軍と戦ったが、魏延と王平の夜襲にあい敗北。そこで捕らえられたが、孔明は彼を許し釈放した。孟獲の命で再び蜀軍に立ち向かった董荼那だが、馬岱に「恩知らずめ!」とののしられ、退却した。 「ナンデボクラヲユルス?アノヒトワカラナーイネ」 | |
コスト | 1.5 | |
属性 | 天 | |
兵種 | 槍兵 | |
能力 | 武力6 知力1 | |
特技 | 復活 | |
計略 | 強化戦法 | 自身の武力が上がる。 |
必要士気4 | ||
Illustration : ファントム |
Ver2.0xC董荼那の互換。
Ver2.0x南蛮軍団からの復帰組の1枚。昔とは兵種もコストも違うので注意しよう。
槍兵と相性のいい復活持ちだが、同コスト槍兵にはUC楽就、R呂姫などの強力かつ使いやすい計略持ちのライバルがいる。
彼らを押しのけてC董荼那を採用するなら、復活の回転力を意識したプレイングを心がけよう。
Ver3.13からランキングに顔を出し、その後も群雄勢力のコスト1.5枠で最高の使用率になるなど大出世を遂げる。
流行の大水計デッキのお供や、回復の舞いデッキでも武力が低いと溶けやすいため傭兵として活躍していた。
Ver3.50にて特技「復活」のシステム変更がなされ、復活時間が10cになった点は追い風になりそうだ。
槍兵が敵城から歩いて自城に戻るのに10cかかる事を考えれば、自然に彼のシンプルな強さが伺えるだろう。
計略は問題外なので素の殴り合い以外は何も出来ないが、それだけでも十二分に活躍してくれる武将である。
武将名 | ばちょう もうき | 義憤を貫く者 |
馬超 −孟起− | 西北地域の独立勢力で誇った馬騰の息子。父をも凌ぐ勇猛な気性の持ち主で、羌族の血を引いていたため異民族からも一目を置かれる。処刑された父の仇を討つために曹操に戦いを挑み、討ちとる寸前まで追い詰めた。その勇姿から「錦馬超」と呼ばれた。 「倒れし者の魂を背負い、俺は戦い続ける!」 | |
コスト | 2.5 | |
属性 | 天 | |
兵種 | 騎兵 | |
能力 | 武力9 知力5 | |
特技 | 魅力 勇猛 | |
計略 | 全軍突撃 | 範囲内の味方の騎兵すべての武力と移動速度と突撃ダメージが上がる。 |
必要士気7 | ||
Illustration : 獅子猿 |
Ver2.1xSR馬超(涼)の互換。
計略は「錦馬超の一喝」→「全軍突撃」に変更され、新たな全突デッキのキーカードとなった。
元祖全突所持者のVer2.0xR馬超(涼)はVer3.59のR馬超と互換しているので注意。
武力9に勇猛・魅力と、コスト2.5全体を見渡しても最上級に近いスペックと言える。
中知力であるため号令役としてはやや安定感に欠けるが、アタッカーも兼ねられるのはそれ以上の利点である。
Ver3.10で復活したものの、速度上昇が1.8倍であったためR龐統の連環の計はもとより
奥義の兵軍連環でさえ一度止まってしまうとオーラが纏えなくなるという弱点が響いたため使用率は振るわなかったが、
Ver3.12で速度上昇倍率が約2.5倍に上昇、効果時間も7cに延び、計略使用時の台詞も独自のものに変更と大幅上方修正。
兵軍連環だろうが悪地形だろうが悠々突破して突撃できるようになったのが大きく、脅威の爆発力を取り戻した。
その後も何度かの修正を受け、Ver3.59_2現在は速度上昇2倍以上、計略カウント6.5C、突撃ボーナスは恐らく+15ほど。
速度上昇と突撃ボーナスで驚異的な破壊力を見せるものの、武力上昇そのものは+1とかなり心許ない数値。
ただの乱戦だと素武力の相手に競り負ける可能性すらあるため、かなりの突撃精度が求められる。
ちなみにVer3.0から神速の大号令は騎兵以外の兵種も武力上昇が得られるが、全軍突撃は騎兵のみなので注意。
極端な話、騎馬単デッキでなくても槍オーラ消し部隊を使って3部隊程度で突撃を繰り返しても十分な破壊力はあり
並の全体強化・英傑号令を蹴散す事が出来るので、自分のコンセプトにあったデッキ編成をするといいだろう。
Ver3.59_A_3現在、群雄単のデッキと言えば暴乱計略を軸にしたものが多く、
暴乱計略の追加前に復活してしまったため特技:暴乱を持たないSR馬超は、主流より若干遠のいてしまっている。
また、群雄に天属性の強力な奥義が少ないこと、群雄の中で優秀な騎馬を揃えると属性がバラバラになりがちなことなどもあり、デッキ構築時の悩みとなっている。
武将名 | ばとう じゅせい | なし |
馬騰 −寿成− | 西涼の太守。馬一族の頭領。漢王朝への厚い忠誠心を持っており、献帝の密勅に協力して、2度も曹操を誅殺しようとした。しかしこれが発覚したため、馬騰は処刑されてしまい、長男である馬超は仇討ちのために兵を挙げた。 「国が乱れた時、立ち上がるのが男というものだ」 | |
コスト | 2.0 | |
属性 | 人 | |
兵種 | 騎兵 | |
能力 | 武力7 知力5 | |
特技 | 勇猛 募兵 | |
計略 | 西涼の乱 | 撤退中の味方を1部隊復活させる。さらに復活した部隊の移動速度を上げ、武力を上げる。ただし効果が終わるとその部隊は撤退する。 |
必要士気4 | ||
Illustration : 伊藤サトシ |
Ver2.0xUC馬騰、Ver2.1xSR馬騰の互換。
計略名が西方の乱→西涼の乱と微妙に変更された。
イラストレーターは蜀に行ったRの息子と同じに。
以前と比べると魅力が無くなったかわりに募兵を持ち、武力は低めながら伏兵を踏める知力と勇猛を所持。
脳筋一辺倒になりがちな群雄という勢力を考えれば、文武両道の安定したスペックといえる。
だが知力5はお世辞にも高知力とはいえないので、復活させたい武将もろとも流されたり焼かれないよう注意。
計略はVer3.59A現在、計略時間6c、武力+6、兵力75%、移動速度2倍。
障害物や攻城妨害が無い前提なら、騎兵が真っ直ぐ走って直線上の敵に1回突撃を当てて相手を撤退させつつ、ギリギリ攻城を取れる程度の時間である。
高コスト騎兵の復活なら突撃による援護とそこそこの攻城ダメージを期待できる。
効果終了後に再び撤退する使い捨てなので、この計略で呼び出した部隊を攻めのアテにするのは不可能に近いが、
士気4でそれなりに強化された部隊を即座に用意できるのは、多少足並みが乱れた場面での防衛には役立つ。
特に移動速度上昇が心強く、出城速度が上がっているため素早く攻城妨害でき騎兵なら連突での防衛も可能。
復活させた神速騎兵できっちり防衛するか、カウンターとしての擬似攻城計略とするかの選択が重要となる。
また士気が軽い割に武力上昇は高めなので、衝撃波動系のダメージ計略との相性は悪くない。
そのままでは敵陣で暴れるほどの時間はないが、知略昇陣なら効果時間が9cほどまで延びるので、
他の勝ち筋に合わせた時の奥義選択で選んだ際に、伸びた効果時間を存分に活かすと良い。
当然だが馬騰がいないと使えないため、アタッカーとして兵力の損耗が激しくなるので使うべき時に撤退していないよう気を付けたい。
復活計略のお約束として、出来るだけ高コスト高武力を復活させたほうが戦果が期待できるわけだが、
この計略に限っては効果終了の再撤退で復活カウントが最初から数え直しになってしまうため良し悪しがある。
特に高コスト武将を採用した場合、自身がコスト2を占めている関係から復活対象がかなり限られてしまう上に、
コスト3〜2.5の武将を復活させた場合、その場は防衛できたとしても復活が遅れて攻め返す機を逸しかねない。
低くは無い武力上昇と神速状態があるので、コスト1.5以下の活持ち武将などを復活させるのもありだろう。
完殺戦法とあわせてこちら以上に足並みを崩させる、西涼の乱で守った後に五斗米道などの復活計略でフォローするなどの手もある。
呉に、江東の小華や会えてよかったなどの全ての計略効果を消せる計略が追加されたので、撤退させない事も可能になった。
他にも強化された武将の代わりに魂の引継ぎで攻めに転ずる事も出来る。
また英魂の舞いとの組み合わせで、コスト3を復活させると擬似永久機関になる。
西涼の乱の効果を活かす事を考えるとどうしても騎兵が多目になってしまうので、攻城力の低下という問題も抱えやすい点も注意。
群雄勢の騎兵は小回りの利くコスト1かデッキのメインカードとなるコスト2.5以上が採用される事が多く、
コスト2は強力な槍兵たちを中心に使われている為か、能力バランスはそれなりだが決め手に欠ける彼の使用率は低迷しているようだ。
武将名 | ほうとく れいめい | 西涼の猛虎 |
龐徳 −令明− | 馬騰に付き従い、羌族の討伐などで戦功をあげ、馬騰軍第一の勇将といわれた。その実力は本物で、曹操も自分の配下に欲するほどだった。馬騰が朝廷に召された後は、その息子である馬超の配下となり、曹操軍との戦いにおいてその武勇をふるった。 「孟起殿、俺もともに曹操と戦おう」 | |
コスト | 2.0 | |
属性 | 地 | |
兵種 | 騎兵 | |
能力 | 武力7 知力6 | |
特技 | 復活 | |
計略 | 人馬一体 | 武力と移動速度が上がり、槍の迎撃ダメージを受けなくなる。 |
必要士気4 | ||
Illustration : 一徳 |
Ver2.1xR龐徳の互換。
コストが2.5から2に下がり、武力もコスト2相応にサイズダウン。
武力インフレのVer3でコスト2武力7はやや頼りないが、脳筋が多い群雄勢には貴重な文武両道型騎兵。
特技の復活も高コストが早めに復帰できるという点で非常に有効であり、総合的な使い勝手はかなり良い。
人馬一体はVer3.594_C現在、武力+3、知力6で8.5c。
士気4なので昔ほど乱発はできないものの、単発で神速戦法のように扱う事もできるので汎用性は高い。
槍兵の迎撃を受けない上に乱戦もそれなりにこなせるので、敵の号令やダメージ計略持ちに切り込んでいくのも有効。
UC陳宮と組んで人馬→献策と繋いで槍兵集団に強引に突っ込んで高武力の乱戦を仕掛ける手もある。
要所で仕掛けていけば、群雄お得意の消耗戦へと引きずり込めるだろう。
Ver3.59以降はコスト2騎兵のライバルが増えているが、その中でも安定感は随一なのでこれからも需要はあるだろう。
武将名 | ぼくろくだいおう | なし |
木鹿大王 | 南蛮の八納洞の主。諸葛孔明の南蛮討伐によって、大打撃を受けた孟獲に要請されて出撃。木鹿大王は象に乗り、法術を使い、虎、豹、毒蛇などの猛獣を巧みに操り、蜀軍を窮地に追い込んだが、最後は孔明の戦術に破れさった。 「みんな喰え。蜀からエサ来た」 | |
コスト | 2 | |
属性 | 地 | |
兵種 | 象兵 | |
能力 | 武力8 知力1 | |
特技 | 勇猛 | |
計略 | はじき戦法 | 自身の武力と移動速度と、はじき飛ばす距離が上がる。 |
必要士気3 | ||
Illustration : ファントム |
Ver2.0xUC木鹿大王の互換。スペックは変わらず、レアリティがUC→Cに変更。
それにより、三国志大戦史上初のコスト2コモンカードとなり、武力もコモンとして最高の8だったが、
Ver3.59で俄何焼戈が復活した事で、覚醒分だけ負ける事に。
Ver3.5ではR兀突骨が復活したため最高武力の象兵ではなくなったが、それでも2番目の高武力象兵である。
武力8もあれば相当粘ることが可能で、回復計略などで援護を受ければ容易には落とせないだろう。
計略も変わらず戦場のおよそ半分ほど弾き飛ばすことが出来るので、本人の固さも相まって特に防衛に力を発揮する。
城内突撃の要領で攻城準備中の相手をラインから追い出しまくれるためカウンターに耐えるのに打ってつけ。
しかし効果時間が2c程度と刹那計略レベルなので、発動タイミングが悪いとほとんど効果を得られない。
また、計略使用中は迎撃を受けるため、油断すると乱戦で消えていた相手の槍がはじきによって復活して刺さりかねない。
Ver3.59でSR孟獲が象兵専用号令を持って登場。象兵の可能性が広がった。
南蛮デッキでコスト2に武力を重視するなら、最良の選択肢となる。
武将名 | もうかく | 南蛮の王 |
孟獲 | 諸葛孔明と7回にも亘って戦った南蛮の王。孟獲については様々な伝承があり、そこでは首を斬られても、身体が首を拾い上げて再びくっつけたり、体が鉄の様に堅くなり、矢をあびてもまったく刺さらなくなったりと、まるで不死身の如く言われている。 「ガハハハ、肉もってこーい」 | |
コスト | 2.0 | |
属性 | 人 | |
兵種 | 象兵 | |
能力 | 武力5 知力2 | |
特技 | 復活 復活 復活 | |
計略 | 強奪戦法 | 範囲内の敵の武力合計値を自身に追加する。 |
必要士気5 | ||
Illustration : 原友和 |
Ver2.0xSR孟獲、Ver2.1xLE孟獲の互換。
武力が-1になったが、コストも2に下がって以前よりデッキに組み込みやすくなった。
計略は南蛮王の大号令→強奪戦法に変更。
活*3(超復活)での復活カウントは12秒。前作の9秒よりも増えてしまったが、序盤の伏兵掘りや象の硬さは健在。
特に、殿をつとめても敵がカウンターするころには復活して防衛に参加し
象兵の特徴でもある弾きがあるので防衛の面では大いに活躍が期待できる。
生半可な位置から帰ってくるよりも殺した方が遥かに早く帰ってくる事も多いのでどんどん相手に突っ込もう。
唯我独尊などの餌としても使い易く、効果が切れる頃には既に復活している。
ただし知力の低さは相変わらずで、超復活のおかげでダメージ計略には強いが、妨害計略をかけて放置されると非常に脆い。
Ver3.51B現在では攻城におけるコスト依存が非常に高くなっており、手数と攻城力のバランスが難しい。
その中で、コスト2でありながら超復活による回転率を持つことで、手数と攻城力を両立できる点は密かな強みとなっている。
計略も刹那とはいえ超絶強化の為、攻城に繋げやすいのもプラス。
強奪戦法は自己中心円の範囲を持ち、その中の敵武将の武力の合計数値ぶん自分の武力が増える、というもの。
『強奪』戦法とあるが、テキストに書かれていないように奪っても相手の武力は減らない。
通常状態で使っても相手デッキの高武力+αで武力+10以上は手堅く、号令に合わせて使えばその数値はさらに跳ね上がる。
英傑号令相手なら武力+20は余裕、天啓・桃園・決起号令などの高威力号令を強奪すれば武力40オーバーも十分狙える。
計略範囲は反計よりやや広い程度だが、高武力を2枚ほど狙えば超絶強化としては十分。
Ver3.5になって象兵のオーラが突撃後一度消えるので張り付きが容易になり、殲滅力はむしろやや上がった。
Ver3.51Bでは、計略範囲が戦場の4分の1から5分の2程の大きさに変更となり、より高武力の敵を狙いやすくなった。
とはいうものの、効果時間は知力相応と言うべきかたったの3cなうえ、象兵のため敵の殲滅にはイマイチ向かない。
必要士気も5とやや重いため、変化の術のようなお手軽さはなく、いまいち使いづらい印象は否めない。
この計略を上手く扱うなら、連環系の奥義を使うなり他の部隊で退路を塞ぐなり、相手が逃げられない状況を作りたいところ。
参考までに記しておくと、知略昇陣内からの使用時は約5c持続とそこそこの伸びをみせる。
速度上昇が無いので2c伸びたところで大して期待はできないが、並の効果時間にはなるので多少は扱いやすくなる。
武将名 | りじゅ | 冷酷な策士 |
李儒 | 董卓の参謀。暗殺などの手段を好む残虐非道の策士である。少帝廃立に反対した丁原・袁紹に対し、力で解決しようとした董卓を止め、奸計をもって解決するなど、冷静な判断力も持ち合わせた。 「我が毒、そろそろ国にも効いてきたか」 | |
コスト | 1.5 | |
属性 | 天 | |
兵種 | 騎兵 | |
能力 | 武力4 知力8 | |
特技 | 防柵 | |
計略 | 虚誘掩殺の計 | 範囲内の味方の武力が上がる。この効果は敵軍の士気が少ないほど大きい。 |
必要士気6 | ||
Illustration : 岩男信人 |
Ver2.0xR賈詡(涼)から計略を引き受けたUC李儒。
「UC李儒」というカードが同勢力に3枚もあるため、かなりややこしい。
伏兵であったVer2.0xR賈詡と違って特技が防柵なのも、舞いと組み合わせることを考える場合には利点である。
また文官設定なので、一騎討ちによる突発的な事故が皆無なのは号令持ちにとって小さからぬ強み。
虚誘掩殺の計は敵軍の士気が0の場合には武力+13、士気3でも武力+6と破格の効果。
範囲は自身を含む前方円で、効果時間は7.5c。
敵軍の士気が0になる状況自体が滅多に無いため実現は非常に厳しいが、武力+13は全ての号令の中で最大の武力上昇値である。
互いの最大士気を縛る堕落の舞いと組み合わせた堕落虚誘デッキは定番の構成だが、
必要士気が6になった為、2色以上で編成すると舞い中は虚誘掩殺の計を使えなくなる。
単色で組むか兵書・計略で同盟効果を得られるデッキにする必要がある。
相手に士気の使用を躊躇させられる一方で、相手の士気が豊富にあると効果が激減するので、
相手の残り士気量を計算し、ここぞというタイミングで確実に使用する戦略眼が重要である。
混色のデッキは勿論、最大士気量を削っていく逆境系デッキなどに対してはメタ計略となるが、
敵が士気を使った後からでないと効果が薄いので、妨害・ダメージ計略・超絶強化などを先出しされると、
号令構成員が先に戦闘不能にされたり強化してもなすすべなく踏み潰されたりする。
群雄ならではの軽士気強化計略で戦線を維持しつつ士気差を稼ぎ、計略の抑止力を活かしたいところ。
Ver3.59以降士気上昇速度が上昇の一途をたどっており、最大の効果を発揮できるタイミングが狭められてしまっている。
また、メタとなるデッキがある一方で、相性の悪いデッキには全くかみ合わない場合もあり、
環境や流行に大きく左右されるカードである。
ちなみにVer3.0以降R賈詡が完殺の計を覚えたため、李儒に譲られた形の虚誘掩殺の計ではあるが
元々は賈詡が張繍の配下であった時に、曹操を撃退した際に用いた策略(演義)であり、李儒とはエピソード的には関係が無い。
武将名 | りょふ ほうせん | 武の鼓動 |
呂布 −奉先− | 天涯孤独の餓狼。裏切りを繰り返し忌み嫌われるが、武の才は三国最強であった。「飛将」と称えられ、名馬「赤兎」で戦場を疾駆する呂布はまさに天下無双であった。猜疑心が強く、部下の献策も聞かずに劣勢になり、最後は曹操・劉備の連合に滅ぼされ絞殺された。 「オレ様にかかりゃぁ、どんな奴も一撃よ!」 | |
コスト | 2.5 | |
属性 | 地 | |
兵種 | 騎兵 | |
能力 | 武力10 知力2 | |
特技 | 勇猛 | |
計略 | 飛将降臨 | 戦場にいる味方は全て撤退して、その撤退した部隊の武力が大きいほど武力が上がる。一定以上武力が上がるとさらに移動速度も上がる。 |
必要士気5 | ||
Illustration : 森川ジョージ |
今度のR呂布は大戦初、全勢力唯一のコスト2.5武力10騎兵である。
三国志最強の名に恥じない武力と、大戦随一ともいえる計略の破壊力を併せ持つ。
絵師は『はじめの一歩』の森川ジョージ氏、突撃というより右ストレートで敵を薙ぎ倒して行きそうな絵である。
飛将降臨の武力上昇は【武力+4(基本値)+(斬った武将の合計武力)】。
武力+12、つまり斬った武将の武力の合計が8以上で神速状態になる。
効果時間は素の状態で5c。知力依存は大きく、命がけの推挙をかければ10cに伸びる。
速度上昇率は神速より速く、天下無双より遅いため、2.5倍速と思われる。
Verによって調整される事があるので注意しよう。
群雄というお国柄、計略の生贄にする武将はバリエーションが多い。
コスト比武力の高い武将や復活持ち、低士気で高い武力上昇が得られるリスキー計略持ちを絡めるとよいだろう。
ワラ勢を囮や捨て駒に使い、消耗したり妨害を喰らったりしたところをまとめて斬ってしまう使い方も有効。
特に連環の計のような武力が下がらないタイプの妨害へは強烈なカウンターとして機能する。
計略コンボで超高武力化を狙うなら、単体強化ならR華雄やSR孟獲(強奪)、号令ならSR董卓や暴乱計略などが考えられる。
コンボが決まれば武力30以上も夢ではなく、突撃はもちろん乱戦でもほとんどの敵を瞬く間に蒸発させる威力になる。
高武力なら迎撃のダメージも激減し、低武力槍なら少量ダメージとなりそのまま乱戦で押し潰すことができる。
ただ、群雄のキーカードは高コストが多いので、計略抜きの武力要員として組み合わせるとバランスが悪くなりがちになる。
「戦場の味方すべてが撤退」という性質上、強化後に味方の援護も受けづらく、また味方の援護にも使えないので
天下無双がキーとなる呂布ワラデッキのような運用が不可能なため、有効なデッキ編成が難しいのが原因か。
計略の威力は高くハイリターンだとはいえ、部隊の足並みが乱れた状態を何とかするには不向きで安定感に欠け、
無力化された場合に即敗北が確定しかねないほどのハイリスクのほうが目立ってしまっている。
素のスペックが非常に強力なので、計略要員よりスペック要員として選ぶ方が無難か。
計略ありで運用するには超絶再起や、属性があっている太平要術などの強力な復活計略を用意しておきたい。
Ver3.5でのシステム改正で高コスト高武力に吹いた追い風に乗ってちょっとしたブームを起こしたのだが、
あまりに暴れすぎたためかVer3.51Aにて効果時間が7c→5.5cと短縮され、リスクに見合うかが厳しくなった。
また攻城の武力依存度が低下されるなどシステム面でも逆風が吹き、使用率ランキングから姿を消している。
ver3.59において、計略台詞がますます右ストレートでなぎ倒しそうな「俺様の拳を喰らいやがれぇ!」に変更になった。
が、その声はなぜか他の台詞と若干違う感じの声になっており、少々浮いてしまっている。
軍師名 | とうたく ちゅうえい | なし |
董卓 −仲穎− | 魔王とあだ名された、後漢末最大の奸雄。黄巾の乱鎮圧後、西涼の刺史となり力を蓄え、何進の命を利用して大軍を率いて上洛、帝を手中に収め権力を握った。悪逆の限りを尽くして漢を滅亡へと導いた張本人。 「この董卓に刃を向けるとは、痴れ者が!」 | |
兵略 | 超絶再起 | 撤退中の味方の復活カウントを減らす。奥義ゲージがMAXの時は即時復活する |
属性:人 | ||
上昇速度:遅 | ||
効果時間:一瞬 | ||
装備可能兵書:兵力増援、櫓再敷設、士気上昇、武力上昇 | ||
装備可能秘伝書:士気+増援、同盟+知昇、武昇+櫓設 | ||
陣略 | 完殺抑陣 | 敵を撃破すると復活するまでの時間が長くなる。 |
属性:地 | ||
上昇速度:遅 | ||
効果時間:長 | ||
装備可能兵書:兵力増援、横幅拡大、兵軍連環、知力減退 | ||
装備可能秘伝書:増援+拡大、士気+延長、知減+連環 | ||
Illustration : 一徳 |
イラストと絵師から判るとおり、排出停止となったSR董卓(Ver2)が、Ver3.1にて軍師として再登場。
軍師というか君主だろうという話ではあるが深く気にしてはいけない。
イラストは、いかにも部下を戦地へ向かわせる、魔王の様相。
奥義はいずれもVer3.1から登場したもので、超絶再起はMAXで使えば兵力5割で即復活だが、
非MAXだと効果が極端に落ちる(装備兵書の再起興軍以下)という非常に尖ったもの。
当然ながらゲージを最大まで溜めて使うのが大前提となるので、デッキを人属性に固めておく必要がある。
復活持ちや単体強化持ちが豊富で消耗戦に強い群雄では、足並みを揃える必要性が薄いデッキも多く
そういうデッキなら同じ人属性なら「精兵戦陣」、再起系でも「太平要術」が優先されがちな側面も強いが、
ゲージさえ溜まれば全滅しても即座に足並みを揃えられる強力な奥義なので、群雄絡みのデッキなら有力候補だろう。
陣略は、陣内で撃破した敵部隊に復活カウント+30秒(ただし非MAX時は半減して+15秒)というもの。
範囲は横長長方形。横はフィールド3分の2程度、縦は城壁から戦場中央までの3分の2程度(レベル6において)。
持続時間はLv7MAX発動で11c、Lv17MAX発動で12c。非MAX発動時はMAX時より時間が長くなる模様。
単体でも30秒となかなか大きな効果だが、他の完殺系とあわせて使うとさらに完殺効果を重複できる。
たとえば復活まで60秒(=25c)にすれば実質撤退2回分であり、不在時間は試合時間の4分の1にも達する。
だがこの奥義に戦闘自体を有利にする効果は一切ないので、敵を撤退させる方策を別に考えておく必要がある。
また秒数関係なく即座に復活させる超絶再起や復活系計略にはなんの意味も持たないのも若干の不安要素。
対抗策を持たない相手に見事に決まれば勝負を決めうる陣略なので、相手の奥義を読んで使用するかをよく見極めよう。
殲滅力はあるが普通のデッキ以上に攻城チャンスが欲しい暴虐デッキに使えないのが非常に残念である。
完殺効果についてはこちらを参照→完殺戦法について
どちらの奥義もクセが強く、使いこなすには工夫と慣れが必要な、まさに魔王と言った感じの性能のカード。
Ver3.59_A_1では復活時の兵力が5割に減少したが、超絶再起の最大の強みはあくまで即復活という点にある。
兵書兵力増援があれば実質再起興軍の上位互換であり、人属性多めのワラワラデッキではまだまだ有力候補だろう。
完殺抑陣ゲージMaxになる時の残りカウント Ver3.59_2現在
地属性コスト | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
残りC | 53c | 61c | 68c |
超絶再起ゲージMaxになる時の残りカウント Ver3.59_2現在
人属性コスト | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
残りC | 57c |