カードリスト / Ver3.59 / / 093_張コウ


武将名ちょうこう しゅんがい100億の魂
張郃 −儁乂−元は袁紹配下の将軍であったが、曹操との戦いでいわれのない敗戦の濡れ衣を着せられたため、やむなく曹操に帰順した。敗戦の将としてどん底を味わった張郃は、失敗を繰り返しながらも不屈の魂で這い上がり、後に歴戦の名将と謳われた。

「オレの人生、丸ごとあんたが買ってくれ!」
コスト2.0
属性
兵種騎兵
能力武力6 知力6
特技覚醒 復活 暴乱
計略地獄からの復活自身の武力が上がる。ただし、発動後に自軍の城にダメージを受ける。さらに、効果時間中は自軍の城ゲージが徐々に回復していく。
必要士気5
Illustration : 国友やすゆき

Rでは2枚目となる魏の五将軍。
ビッグコミックスピリッツ30周年のコラボカードで、元ネタは『100億の男』富沢琢矢。

魏において貴重な復活持ちだが、特技を差し引いても武闘派としてはコスト2最低レベルのスペック。
加えて計略が長時間生存を前提なので特技復活と全く噛みあっておらず、総じてバランスが悪い感は否めない。
特に勇猛を持っていないのが手痛く、後述する計略の特性上、効果中の一騎討ちが非常に怖い。

肝心の計略は武力+8、効果時間は覚醒前の知力6で26.5c、覚醒後の知力7で27.5c。(ver.3.59_A_3)
単体強化としてはかなりの効果だが、使用時に城ゲージが50%削れる。
もちろん自軍の城ゲージが50%以下の状態で使うと、その瞬間に落城負けになってしまう。
効果中は約4.5cごとに約10%づつ城ゲージが回復し効果終了まで生存すれば50%、つまり削れた分をぴったり取り戻せる。
だが効果の途中で撤退・雲散・試合終了となると城ゲージの大損なので、使用タイミングの見極めは必須。
なお、知力を上げると効果時間も延びるので、結果的に城ゲージの総回復量も増える。
覚醒後から発動すると効果時間27.5cで城ゲージが1回分(10%)多く回復するため、計略前より城ゲージが回復する。
逆に知力が減少していると、総回復量が発動時の50%を下回るので注意したい。

クセが非常に強いので、単純な長時間強化としては魏武の強兵や疾風怒濤の自分の方が使いやすいが
士気5で武力14〜15が長時間となかなか侮れない性能で、武力を大きく上げる計略が少ない魏では意外と貴重。
撤退時の城ゲージ損失はリスクだが、逆手に取れば相手の無理攻めや迎撃計略を誘う囮としても使いやすく
知力6とそこそこの計略耐性があるので、上手に立ち回れば相手を翻弄して士気差を稼ぐ運用もしやすい。

それ以外にこの計略の意義があるとすれば、城を一時的に削ってまた元通りに回復するという性質だろう。
火事場計略は城ゲージ50%から特殊効果がつくものが多いので、上手くハマればリスクなしにリターンを得られる。
また知力上昇計略や絶対防御の舞いと併用すれば、実質的な城ゲージ回復計略とすることも一応可能。
特技の暴乱も、火事場の本元・群雄と組み合わせるうえでは有用だろう。

ただ欠点の癖が強く、最大の弱点として計略が使用出来るタイミングが非常に限られている点がある。
もっとも単純な問題は、城ゲージが50%を切ってしまうと計略が実質使用不可となってしまう事。
デッキ構築段階で絶対防御の舞いや、城ゲージ回復計略を入れる以外には対策しようがない。
また効果時間が終わらないと城ゲージを取り返しきれないので、相手との城ゲージ差にもよるが終了間際に使う事はほぼ不可能に近い。
さらに立ち回りでカバー出来るとはいえダメ計、雲散、挑発、連環など苦手とする計略が非常に多く、
相手のデッキ構成によっては、計略使用は自殺行為になりかねない。
かといって計略無しだと今度は自身のスペックが問題となり、復活持ちとはいえ覚醒後ですら武力7というギリギリのスペックでは戦闘面に大きな不安が残る。

スペック・計略共に非常に癖が強く、使い勝手は著しく悪い。
計略の強みを活かすためにも、部隊を大切にした粘り強いプレイングが求められる上級者向けの一枚。

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