武将名 | とうたく ちゅうえい | 特上極悪 |
董卓 −仲穎− | 後漢王朝で暴政の限りを尽くした魔王。反董卓連合の動きを知った董卓は長安に遷都し、混乱に乗じて洛陽の歴代皇帝の墓を暴いて宝物を手に入れた。さらに長安では、銅貨を粗悪改鋳して貨幣の価値を下落させたため、インフレーションを招いた。 「世の中所詮、銭持ったもんの勝ちや!!」 | |
コスト | 2.0 | |
属性 | 地 | |
兵種 | 攻城兵 | |
能力 | 武力7 知力6 | |
特技 | 勇猛 暴乱 | |
計略 | 暴欲の権化 | 範囲内の敵の武力合計値を自身に追加する。一定以上武力が上がると、さらに移動速度も上がる。 |
必要士気6 | ||
Illustration : 東風孝広 |
「借りたもんは返さんか〜い!」
二つ名は作者の代表作である「特上カバチ」と「極悪がんぼ」をあわせたものだろうか。
いろいろギリギリなイラストが話題の董卓が衝車を持って登場。
フレーバーテキストは丞相に就任した方同様、ツッコミどころ満載であるものの、
董卓が墓を暴いたことも、貨幣制度の改革を行って後の時代で言うインフレ現象を起こしたことも事実であり、
かなり語弊のある書き方を(狙って)しているが、一応間違ったことは書いていない。
群雄では初となるコスト1以外の攻城兵。
同じ立ち位置にあたる呉のUC沈瑩と比べると武力面で不安があるものの、
勇猛持ちかつ中知力と一騎討ちや計略耐性があることが利点。
また暴乱持ちであるため、各種暴乱計略とのコンボも期待される。
速愚の乱や速毒の乱など攻城兵の弱点を補える計略に加え、
Ver3.59で新たに加わった攻城力を上げる攻弱の乱などの長所を伸ばす計略とも相性がよい。
攻城ダメージが武将コスト依存になっているVer3.59xでは素の状態でも城門で8割、攻城力を上げる計略を掛ければ城門一発落城も余裕。尤も、敵城にたどり着くまでが大変だが。
計略は士気+1で範囲が前方円になった強奪戦法。一定以上武力が上がる(+16以上)と速度3倍になる。
士気6と重い割に効果時間4cと短いが、SR孟獲でも実証されているように武力合算型計略の威力は半端ではない。
相手が強化計略を使っていなくても武力+16は余裕、号令に合わせれば武力+30は軽く狙える。
Ver3.59_A_1現在、計略時間の知力依存度がかなり低くなっており賢遅の乱などを使っても時間があまり延びない。
3+(知力*0.2)c ではないかとの検証も出ており、知力を上げるのはお勧めできない。
前方円なので複数の相手を捉えやすく、抑止力としても強力なほか
速度上昇が付けば騎兵より足が早くなるので、SR孟獲のように敵を逃がしてしまうこともない。
超武力で城門に突っ込んだり号令中の相手を押し返すような運用はもちろんのこと、
相手が不用意に固まるようなら、敵を全滅させるほどの大戦果を挙げることも不可能ではない。
UC沈瑩が開幕系や暴虐などで採用されているのに比べると、使用率は芳しくない。
開幕系では素武力の高さが優先されて、なかなか出番が無いようである。
暴虐なる覇道に至っては名前被りで使用不可。
しかし暴乱や勢力の差があるので、今後の環境の変化次第では活躍の可能性もあるだろう。