武将名 | さいよう はくかい | なし |
蔡邕 −伯喈− | 後漢を代表する学者。隠棲していたが、董卓が権力を掌握すると、恫喝されやむなく出仕した。しかし董卓が呂布に討たれた際、厚遇され恩義を感じていた蔡邕は、涙ながらに悲しんだという。司徒・王允はこれを怒り投獄し、史書を記そうとする蔡邕を処刑した。 「この国の行く末、もう私にも見通せぬ……」 | |
コスト | 1.0 | |
属性 | 地 | |
兵種 | 騎兵 | |
能力 | 武力1 知力8 | |
特技 | 防柵 | |
計略 | 封印の計 | 範囲内の敵は計略が使用できなくなる。 |
必要士気3 | ||
Illustration : 山本章史 |
Ver2.0xC蔡邕の互換。
西涼勢がほとんど群雄に組み込まれた中で、娘共々漢勢力に入った封印の士。
董卓の下で仕えた時期もあったという程度で、元々は漢王朝の儒学者だったので、この勢力が本道と言えるが。
レアリティ以外の基本性能は一切変化なしだが、絵師変更の影響か、台詞が微妙に変わっていたりする。
武力1ながら高知力文官の柵持ち騎兵と、計略を含めサポート役としてなかなかのスペック。
封印の計は挑発と同じような前方小円の範囲で、効果時間は士気3とは思えないほど長め。
同士気・同性質のR劉篶の封印の睨みに比べると狭いが、キーカードを封じるには十分。
騎兵であるため範囲に収めやすく、ある程度まとまっていればキー計略持ちとお伴の1〜2人程度は封印できる。
先がけ必須とは言え、重要な場面では存在だけで相手のキー計略を威圧でき、その圧力から計略の先打ちも誘える。
計略頼みの低武力デッキや、決め手を複数持たないデッキに対しては無類の強さを誇り、計略コンボを阻止する事も出来る。
Ver3.5からは士気量の増加・国力の仕様変更で、封印に士気を回しやすくなったのも追い風。
漢の数少ない妨害計略として活躍するだろう。
また、各種舞いデッキでの柵+補助計略要員として採用されることもあるほか、
反計持ちを封印してしまえば反計が使用不可になることから、反計対策としてもひそかに注目を集めている。
相手としては、封印の計を反計することもできるが、士気3の軽量計略を反計しても士気差がつきにくく、
Ver3.5で追加された「局地」反計の場合は、反計したら使用終了となるため反計するわけにはいかない。
一方、先掛け必須の計略である点と、計略を使用できなくするだけで他の戦闘能力を下げる効果は一切ない点に注意。
当然、既に使われてしまった計略、計略とは関係のない基本戦力(素武力、兵力や部隊差など)には影響を与えられない。
また、士気3と軽いとはいえ、見た目以上に消費士気の重みがあるのも注意。
封印は使った側は士気を必ず消費するが、使われた側は士気を温存することが比較的容易であるため、
士気3とはいえ漫然と使うと、一時的にリードを奪えても士気差を衝かれたカウンターを食らいがち。
封印したキーカードを確実に撤退させて足並みを崩すなど、先を見据えた運用が必要となってくる。
システム上、計略が相手と同時発動だった場合たとえUC蔡邕が先にカットインしても相手の計略が発動する点に注意。
完全に士気3を無駄にすることになるので、その後の士気差で圧倒的に不利になってしまう。
お互いにキー計略を「封印される前に使用」「使用される前に封印」と考えている状況が多いため、
上記現象が発生する頻度が決して低くなく、封印使いの悩みの種となっている(オズマるの語源)。
計略の使い勝手は良いが、漢勢力の主力である決起系デッキは国力増加に士気を使いたい為、
又、奥義封印縛陣の存在もあって使用率は伸び悩んでいる。