軍師名 | さいぶんき | なし |
蔡文姫 | 後漢末期を代表する才女。匈奴に捕らわれていたが、当時漢王朝の丞相であった曹操に救われた。父である蔡邕の書き記した四千の書の内、四百余りを記憶を頼りに復元し、曹植らと共に大いに文学を盛り立てた。 「父の残した書は、今も私の頭の中で生きています……」 | |
兵略 | 再起興軍 | 撤退中の味方の復活カウントを減らす。 |
属性:人 | ||
上昇速度:早 | ||
効果時間:一瞬 | ||
装備可能兵書:兵力増援、櫓再敷設、士気上昇、武力上昇 | ||
装備可能秘伝書:武昇+知昇、速軍+櫓設、士気+増援 | ||
陣略 | 封印縛陣 | 敵の移動速度を下げ、さらに計略を封印する。 |
属性:天 | ||
上昇速度:遅 | ||
効果時間:短 | ||
装備可能兵書:範囲拡大、兵軍連環、効果延長、兵力増援 | ||
装備可能秘伝書:同盟+連環、士気+拡大、増援+延長 | ||
Illustration : masaki |
父譲りの封印を陣略にひっさげて登場した、初の女性軍師。
これによって、軍師・武将・兵士カラーのすべてを女性にした、本当の女性単デッキが使用可能になった最初の一枚。
陣略「封印縛陣」は、読んで字のごとく範囲内の相手の計略を封印してしまうもの。
ラインをあげてからの号令→「封印縛陣」で反撃を封印、で一方的に押し切ってしまう使い方が単純かつ強力。
相手が妨害計略・ダメージ計略を備えているようなら、逆に早めに使って封じてからラインを上げて号令という形もいいだろう。
範囲の広さも強みで、兵書「範囲拡大」がついた状態で敵陣の真ん中に設置した場合、範囲外スペースは陣の左右カード1枚分程度。
ほぼすべての号令・妨害計略・ダメージ計略を封じられる形になり、あと恐れるものは超絶強化だけという状態になる。
また、範囲内の反計も封じられるためVer3.5ではやりの反計型デッキとも相性がいい。
陣略発動時のエフェクトはGR禰衡の「指鹿為馬」と同じだが、こちらはしっかり移動速度も低下する。
ただ、移動速度低下は0.8倍とかなり低いのと効果時間が短いので連環的な使い方は難しい。
あくまで計略を使えない相手を逃さない……という程度の認識で良いだろう。
効果時間はMAXで6c程度と短いので長期的に封印することはできないが、上記のように最後の大技として使う分にはまったく問題ない。
また速度低下効果もあり、0.8倍とかなり低いのと効果時間が短いのでお飾り程度の意味しかないが、号令の補助としてはそこそこ嬉しい。
兵書「兵軍連環」を付けていれば、速度上昇なしの騎兵の突撃を完封、1.5倍速程度なら再突撃不可にできるので意外と馬鹿にならない。
また、妨害系軍師では珍しく、兵略が癖のない「再起興軍」でこちらも使いやすい。
漢軍は序盤〜中盤のゴリ押しに弱いので、早い段階で総崩れになってしまったときの保険としては非常にありがたい。
ただ陣略偏重型の成長をするため、兵略レベルの上昇率は「再起興軍」持ち軍師のなかで一番低く、特に高レベル時に大きな差になるので注意。
あと他軍師に比べて、成長がやや遅い気がする(要検証)
Ver3.1x時代は唯一の女性軍師カードという事で根強い人気はあったものの、号令デッキに噛みあうC郭図に使用率で劣っていたが、
Ver3.5になり軍師二枚登録制になったことでサブ軍師として採用する君主が増えたからか使用率がじわじわと上昇。
さらに漢軍が苦手とする雲散、反計を搭載したデッキが増えたことで、
それらをまとめて封印できる封印縛陣を備えていることが評価され、その立場は大きく向上。
一躍人気軍師の仲間入りを果たし、ランク上位をキープしている。
3.1追加時において、初の女性軍師と何かと話題になったが、今度は初の軍師カードによる仮装兵士カラーという快挙を成し遂げた。
その姿は、どう見ても西洋風な純白の花嫁ドレスだったり、ブーケを手に訓練で打ち合ったり、攻城時に壁を駆けのぼったりと、
およそ戦場にミスマッチな姿ではあるが、逆にそれが印象を引き立ててるとも言えるか。