武将名 | かくか ほうこう | 夭折の名参謀 |
郭嘉 −奉孝− | 曹操の参謀として活躍。孫策が暗殺されることや、袁家の跡目争いが起きることなどを見事に予想していた。しかし河北討伐中に風土病におかされ38歳の若さで夭折した。のちに曹操は郭嘉が生きていれば、赤壁の戦いで大敗しなかったと嘆いたという。 「我が両眼に、読み通せぬ展開などない……」 | |
コスト | 1.5 | |
属性 | 天 | |
兵種 | 騎兵 | |
能力 | 武力4 知力9 | |
特技 | 伏兵 | |
計略 | 刹那の神速 | 範囲内の味方の武力が短時間上がり、さらに騎兵であれば移動速度も上がる。 |
必要士気3 | ||
Illustration : masaki |
Ver2.0xR郭嘉の互換。
計略は後方指揮→刹那の神速に変更。
Ver1時代の知力9を取り戻しつつ、Ver2.1で猛威を振るったSR鄧艾の計略を引き継いでの登場。
ただしVer2時代とは計略性質が大きく変わっている。
まず、神速の大号令と同じく、騎兵以外の兵種も武力上昇の恩恵を受ける事が可能となった。
その反面、武力上昇値は+3→+2と控えめに。
計略範囲が自己中心円ではなく、かつての自分の後方指揮同様の前方円形(方向指定可能、自身含む)である。
範囲の広さは、マップの1/4とかなり広めで、効果時間は2.5c。
範囲方向指定になり対応力が増し全兵種に武力上昇がついた事もあって、
槍馬編成の場合は、槍を前にして後方から殺到できるようにもなったが、
サイト合わせの手間が増えた点もあり、使い勝手そのものは一長一短。
効果時間は短いものの、それでも一瞬の隙を突いて勝負を決する力を、コスト1.5で得られるのは非常に大きい。
知力9伏兵に特殊効果つき号令持ちとかなり優秀な性能ではあるのだが、使用率は低い。
魏のお国柄として伏兵がさほど貴重でもないことと、魏には元々速度上昇がある全体強化が多いので、
サブにわざわざ刹那神速を採用する必要が薄いところもある。
さらに軍師の自分は、軍師の中で唯一、「速軍+速軍」の秘伝書が再起興軍につき、
出城や移動時に大きく恩恵を受けられるとあって、軍師が育った状態では採用率が高いのも泣き所。
とはいえ、単体超絶強化など大型計略が主流になっているVer3.5以降の環境下において、
騎兵限定とはいえ攻めの手段としても逃げの一手としても扱える柔軟性は評価できるだろう。
勿論、速度上昇の無い求心デッキや英知の大号令デッキの殲滅力を上げる手段としての相性も良い。
Ver2.1時代のSR鄧艾よりは、コスト面での噛み合わせでは格段にデッキに組み込みやすくなっており、
刹那の神速を主軸とするよりは、これらの号令デッキのパーツとして採用するのが無駄のない起用法と言えるだろう。