カードリスト / 第5弾 / 群雄 / 呂布（屍山血河）

通算12枚目となる呂布は、旧作での「天下無双の進軍」に続いて2枚目、新シリーズの呂布としては初の号令持ちとして登場。

今作初の2.5コスト武力10。
当然なんの代償もなくそんなスペックになるわけがなく、素の征圧力は0で知力も2止まり。
呂布としては珍しく知力1ではないが、それでも伏兵や妨害・ダメ計には滅法弱い。
ただ幸いにして刻印は持っておらず、うっかり撤退して長時間戦力にならなくなる事は無いのが救い。

奇才将器「縦横無尽」は自身の征圧力を+4するもの。
覚醒させると征圧戦に強くなれるが、一方で2.5コスト素征圧力0である事は変わらないため総征圧は低くなりがち。
また他の部隊には何一つ効果を与えられないことから、火力補助や耐久強化を軒並み捨てる事になってしまう。
覚醒無しでも武力10の強み自体は失われないため、征圧戦より攻城を重視するなら覚醒させない選択肢も一考の余地あり。

計略「屍山血河」は群雄限定の英傑号令。
武力上昇値は兵力満タンで+6、兵力が少ないほど効果が上がり最大値は+14。
範囲は自身中心長方形の横幅カード5枚・縦幅4枚程度とやや狭め。
効果時間は7.5c、知力依存は0.4c(Ver.3.7.3C)。

いわゆる「寡兵の大号令」で、発動前の兵力消耗を火力に替えられるのが売り。武力10の呂布を先頭に立てての押し込みは非常に強力。
兵力満タンでも士気相応の強さがあり、呂布自身の強さも相まってぶつかり合いに滅法強い。
攻城役は兵力温存、マウント役は兵力減という状況を作れると理想的。

一方で範囲が少し狭めかつ群雄勢力の特性上、どうしても脳筋が多くなるのでダメージ計略や妨害計略は苦手。
また単純な武力勝負しかできないため、計略のコンボなどで呂布側よりも高武力な武将を作られたり武力ダメージ軽減があると途端に辛くなるのも弱点。
ある程度武力差を無視できる各兵種アクションのダメージボーナス系の計略や法具も、こちらの兵力が少ない可能性が高いため部隊を落とされやすい。
従来の呂布と同様に搦め手に対する耐性は低めであり、そこをつかれると苦しくなる。
武力を犠牲に知力上昇や浄化計略といった対応策を仕込むか、あるいは完全に割り切って武力偏重にするか。
形は違えど、他の呂布と同じく編成の練り甲斐のあるカードと言える。

登場バージョン †

Ver.3.1.0A

修正履歴 †

Ver.3.1.0C　効果時間短縮 7.1c→6.3c
　　　　　　 武力上昇値減少 +7〜+15→+6〜+14
Ver.3.5.1B　効果時間延長 6.3c→6.7c
Ver.3.6.0C　効果時間短縮 6.7c→7.1c
　　　　　　 奇才将器：征圧力上昇値増加 +3→+4
Ver.3.7.3C　効果時間延長 7.1c→7.5c