カードリスト / 第4弾 / 蜀 / 劉備（義兄弟の結束）

杉浦劉備が通常排出でも登場。
往年のセリフをアレンジしたボイスの数々は、ファンには感慨深いものがあるのではないだろうか。

大戦2当時を再現したスペックは1.5コストとしてはかなり頼りない。
低い武力を特技や征圧力でカバーしているわけでもなく、デッキに入れると明確に足を引っ張る性能。
将器は悪くないラインナップだが本人の武力の低さが祟るものが多く、優先度は低め…といった感じ。

計略「義兄弟の結束」は士気10消費の英傑号令。
戦場全体の蜀の味方の武力+4・兵力25%回復に加え、敵の計略対象にならなくなる。
ただし1部隊でも撤退してしまうと効果対象全部隊が丸ごと撤退してしまうようになる。
戦場に味方の関羽か張飛がいる状態で発動すると、効果対象の全部隊がさらに武力+7(合計+11)される。
効果時間7.5c、知力依存0.4c(Ver.2.6.0D)。
登場時点での通常効果は蜀の味方の武力+5のみだったがエラッタが入り、武力の追加上昇以外1部隊でも落ちると全滅する効果も含めて全て通常効果に回されるよう変更が入っている。

計略効果をフルに引き出すためには関羽か張飛をデッキに採用しなければならず、デッキの自由度がやや低いのがネック。
幸い張飛に関しては2コストで騎兵と槍兵を選べるため、構築の際はどちらかを優先したい。
張飛自身も強いうえ、4.5コストを自由に選べるのは他では真似できない利点。
ただしダメージ計略を先撃ちされると脆いのが難点。

戦場全体の範囲になったのはメリットでもある反面、「効果に入れたくない武将を計略外に逃がしてから発動させる」といった柔軟な運用はできない。
また肝心の劉備のスペックが低いため、計略発動後でも集中放火を受けると非常に危険。
関羽と張飛ならともかく、劉備本人が勇猛持ち相手に一騎討ちを起こした時のリスクは桃園のそれより大きい。
爆発力は桃園以上のポテンシャルを秘めているが、それ相応の制限をどれだけ受け入れられるかにかかっている1枚。

余談だが計略条件の関羽と張飛は所属を問わないため、魏や漢のものでも条件を満たすことはできる。
ただ武力上昇の恩恵を受けられるのは蜀の味方に限るため、魏や漢の関羽・張飛は恩恵を得られない。
それ以前に最大士気が9なので通常は計略自体が使えないため同盟者や法具(装)同盟締結が必須となり、あくまでネタの類。
また、関羽・張飛のうちどちらか又は両方対象になった場合台詞が変わる。
…のだが、関羽か張飛であればそれが横山三国志だろうが人形劇だろうが台詞が変わるという割と珍しい仕様になっていたりする。
(特殊台詞は基本的にカードの種類まで制限されるため)

計略特定参照武将 †

• 計略特定参照武将：劉備(義兄弟の結束)

コンパチブル武将 †

Ver.3.0.0A　LE劉備(人形劇三国志)

登場バージョン †

Ver.2.5.0A

修正履歴 †

Ver.2.5.0C　計略内容変更
　　　　　　 「蜀の味方の武力が上がる。戦場に「関羽」か「張飛」がいる場合、さらに武力と兵力が上がり、
　　　　　　　敵の計略対象にならなくなる。ただし対象のいずれかの味方が撤退すると、対象の味方全てが撤退する」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↓
　　　　　　 「蜀の味方の武力と兵力が上がり、敵の計略対象にならなくなる。ただし対象のいずれかの味方が撤退すると、
　　　　　　　対象の味方全てが撤退する。戦場に「関羽」か「張飛」がいる場合、さらに武力が上がる」
　　　　　　 効果時間短縮 7.9c→7.5c
　　　　　　 兵力回復量減少 35％→25％
Ver.2.5.1D　武力上昇値減少 +5→+4(関羽張飛有+11→+10)
Ver.2.6.0D　関羽張飛有 武力上昇値増加 +10→+11