カードリスト / 第4弾 / 蜀 / 黄月英（寓技・二人三脚）

ばっきゅ〜い！
セガのアーケードゲーム、Wonderland Wars(以下、WLW)とのコラボEXカード。
WLWのキャスト、ドロシィ・ゲイルが黄月英としてカード化。CVは原典同様M・A・O氏。台詞はWLWから流用されている。
何気に(3の軍師カードを除けば)全シリーズで初の攻城兵以外の黄月英だったりする。

スペックは5/8と高めの数値かつ、防柵・魅力と便利な特技二種を備える。
ちなみに武力は月英としては歴代で最高値(のちに氷の眼光に譲ることになるが)。
将器は遠弓術+速×3で固定。弓兵との相性は良い。
弓兵が不得手な蜀とは思えない高スペックで、単色はもちろん混色デッキでも引けを取らない。
ただ蜀自体が攻め重視の勢力であり、後方支援の弓はそれほど重要視されないため、基本的には計略を活かすことを前提とした採用になるだろう。

計略「寓技・二人三脚」は二体強化。WLWの(こちらでの法具に相当する)ワンダースキル、「輝く道を二人三脚！」を再現したもの。
必要士気5はワンダースキルが解禁されるレベルに合わせたものか。
効果は自身が武力+4、速度2倍。味方(蜀武将限定)が武力+6、速度2倍。
効果時間は8.2c、知力依存0.4c(Ver.3.1.0A)。

自身+味方一人の類似計略(夢幻鄒氏や一心甄氏、舞闘淩統や張妃など)と比較すると、自身の武力上昇値こそ低いものの味方の速度上昇値が高い。
計略中は自身はもちろん槍兵ですら刺さるため、対象は速度上昇を活かすなら騎兵が第一候補だろう。
味方への強化だけでも士気5相応であり、さらに自身強化まであるため士気効率は相当に高い。
また撤退時のペナルティ等もなく、非常に強力な計略。

ただし、原作再現か計略そのものにペナルティはないものの、戦闘中1度限りという制限がある。
そのため、この計略の役割はあくまでサブ計略であり、他にメインになる計略は必須となる。
一回という事で使いどころは充分に考えたいが、出し惜しみして使わないまま試合終了しては元も子もないので、ある程度の思い切りも大切になってくる。
「計略を使う」というより「法具を使う」感覚に近く、この辺も原作を再現しているといえる。

蜀の高コスト騎兵さえいれば、どんなデッキにも無理なく採用できる優秀なカード。
しかし計略は一度きりのため、彼女に頼りきりでは勝つことはできない。
文字通り、味方と共に二人三脚で戦うことで初めて輝くだろう。

余談だが、落城台詞に出てくる「トト子」とはカードイラストの武器の上に乗っているハムスター(?)の名前である。

登場バージョン †

Ver.2.6.0B　(三国志大戦 × Wonderland Wars コラボキャンペーン第二弾)

修正履歴 †

Ver.2.6.0C　自身を除く味方の武力上昇値減少 +8→+7
Ver.2.6.0D　効果時間短縮 10c→8.2c
　　　　　　 自身を除く味方の武力上昇値減少 +7→+6
Ver.3.1.0A　自身を除く味方の移動速度上昇値減少 2.5倍→2倍