カードリスト / 第3弾 / 魏 / 王異（知勇一転号令）

通算4枚目となる王異は、高橋留美子氏とのコラボカードとして登場。
モチーフは「らんま1/2」の主人公、早乙女乱馬…の女性姿の方（本来の姿は男性）。
TVアニメ版だと平仮名「らんま」名義でクレジットされていた。
ちなみにCVはパチスロ版の沢城みゆき氏。

スペックは計略との兼ね合いか知力寄りで、勇猛魅力持ちとはいえ2コストとしてはいささか心もとない。
漫画家コラボカードにしては珍しく、武闘派女性キャラの割に武力は控えめ。
将器はどれも使いやすい方。後述の計略は勢力を問わず、おあつらえ向きに同盟者も用意されている。

計略「知勇一転号令」は文字通り、素の武力と知力を入れ替えてしまう号令。計略カテゴリーも専用の「知勇一転 -EXCHANGE-」。
入れ替わる数値は元々の値であり、計略等での上昇分はもちろん将器知力上昇も反映されないことに注意。
効果時間は10c、知力依存0.4c(Ver.2.6.0B)。

計略内容は旧作「3」の槍夏侯惇が持っていたものと同一。
その効果の都合上、武力と知力の値が近いバランス型よりも低コストの知力特化型の方が恩恵が高い。
1コスト・低武力・高知力の軍師軍団がこの効果を受ければ、コスト比不相応の高武力軍団ができる。
欠点としては知力が大幅に低下することで、ダメ計や妨害にめっぽう弱くなることが挙げられる。
とはいえ魏軍の高知力武将には反計持ちが豊富に揃っているため、ある程度は立ち回りでカバー可能。

その一方で、元々極端な脳筋を一転して高知力の武将にすることもできる。
具体的には呂布(魔人降臨)と組み合わせて、知力を大幅に補強しつつ元は高知力だった武将を生け贄に計略へ繋ぐ形。
同勢力内でこうしたコンボを行うなら、知力将器込みで30c近く続くようになる激昂の神速行が候補。
ただし知勇一転単体では武力3になってしまうため、コンボを狙わない場合は範囲から外すなどの工夫は必要だろう。

またあくまで素の武力と知力を逆転させるだけなので、メインの計略とするには不安が残る。
特に王異本人は能力が逆転しても8/6と2コスの通常スペック並でいまいち恩恵を受け切れないのが痛い。
この計略一本だけではなく、何かしらのサブ計略を仕込んでおく方が無難だろう。
他に注意すべき点として、効果的に活かそうとすると低コスト中心となり攻城力不足に陥りやすいことが挙げられる。
1コストの特技攻城持ちは賈南風(城内水計)の知力6が最高値であり、パーツ面で補うことは難しい。
副将器は極力攻城で揃えることが推奨され、構築のハードルは比較的高い。

登場バージョン †

Ver.2.0.0A

修正履歴 †

Ver.2.0.0C　効果時間延長 9.5c→12.1c
Ver.2.0.1B　効果時間短縮 12.1c→10.8c
Ver.2.1.0D　範囲拡大
Ver.2.6.0B　効果時間短縮 10.8c→10c