武将名 | こうけん こうこう | |
黄権 公衡 | 「行くは容易く、退くは難し。心せよ」 諸葛亮、龐統らと並び「蜀の四名臣」の一人として数えられる。夷陵の戦いで退路を断たれ、止むなく魏に降った後も蜀への忠節を忘れず、劉備が没した時には、祝賀に沸き立つ魏の中でただ一人祝いの挨拶をせずに黙すことを貫いた。 | |
コスト | 2.0 | |
兵種 | 槍兵 | |
能力 | 武力7 知力4 征圧力2 | |
官職 | 武官 | |
特技 | 攻城 | |
将器 | 長槍術 | |
計略 | 剛槍の大号令 | 蜀の味方の武力が上がり、槍兵であれば槍撃ダメージが上がる |
必要士気7 | ||
Illustration : 三好載克 | Character Voice : 小西克幸 |
忠義の士が号令を引っ提げて、EXカードとしてやってきた。
Ver.1.2.0C、第8弾スタンプキャンペーンで追加された中の1枚。
スペックは蜀の2コスト槍としては全体的に控えめだが、この枠では貴重な攻城持ち。
将器は長槍術と兵力×3で固定であり、計略や前線で壁になる槍兵という兵種と噛みあっている。
計略「剛槍の大号令」は剛槍号令。
蜀の味方を武力+2・槍撃ダメージ+5する。
効果時間は20c(Ver.3.1.0C)。
登場してしばらくは通常の号令的な性能だったのだが、Ver.2.0.0Dにおいて長時間兵種号令へと様相を変えた。
武力は槍兵以外も上がるが士気7で+2と慎ましく、とてもあてにできる性能ではない。
そのため、この計略を主軸に据える場合は必然的に槍兵中心のデッキとなる。
槍撃ダメージアップ自体はさほど大きいわけではなく、単体の剛槍系計略と比較すると控えめ。
だが、号令のかかった複数部隊での集団槍撃の威力は相当なもの。
高武力はもちろん、低武力の槍撃でもしっかり兵力を削るようになるため、決して無視はできないダメージソースとなる。
長い効果時間もあり、計略効果中は槍兵の圧力が通常の比ではなくなるだろう。
真価を発揮するのは敵城際で、相手も攻城部隊を放置するわけにはいかないため必然的に槍撃の嵐の中に飛び込むことになる。
ただし攻城中に槍撃は出せないので、複数部隊で城に張り付くのではなく少数の攻城部隊を他部隊の槍撃マウントで援護する形になるだろう。
法具はこの計略を活かすものを選びたい。剛槍の大攻勢・速軍の法・連環の法あたりが好相性。
槍の長さを伸ばせる長槍の指揮や長槍の舞いと組んで、距離を保ちつつ槍撃を押し付ける戦法は単純ながら強烈。
弱点は武力上昇値の低さと、槍兵主体デッキになるがゆえの機動力の低さ。
武力上昇値は士気6どころか士気5号令のほとんどに負けているため、効果中の乱戦は禁物。
機動力の低さゆえに、運用を誤れば乱戦されて槍撃を封じられるか射程外に逃げられてしまう。
いうまでもなく、弓兵や連弩兵主体のデッキと当たると厳しい戦いを強いられる事になる。
総じて、デッキ構築から運用までデリケートな扱いが要求される上級者向けの一枚。
槍撃を出すテクニックはもちろん、組み合わせるカードや生存させる武将の取捨選択等の判断力も問われることになる。
Ver.1.2.0C (第八回大戦スタンプキャンペーン)
Ver.2.0.0A (龍玉商店)
Ver.1.2.0D 武力上昇量増加 +4→+5
Ver.1.2.0E 範囲拡大
槍撃ダメージ増加
Ver.2.0.0D 効果時間延長 8c→32.5c
武力上昇値減少 +5→+2
Ver.2.0.1B 効果時間短縮 32.5c→27.5c
Ver.2.1.0D 槍撃ダメージ増加 →+5
Ver.3.1.0C 効果時間短縮 27.5c→20c