カードリスト / 第1弾 / 呉 / 董襲

旧作では漢の意地→防護戦法といまいち立ち位置の安定しない董襲が、本作では浪漫あふれる性能で登場。

群雄勢力以外では数少ない攻城兵で、呉軍の攻城兵では唯一のコスト1.5。
スペックは6/2と典型的な武力偏重型で、攻城兵故に征圧力は0。
将器を覚醒させるなら弱点である知力を補える知力上昇だが、計略を使うとそれだけ操作不能時間も伸びる点には注意。

計略は汎用の「特攻戦法」。
武力+4に加え攻城力が1.25倍+固定値3％されるが、効果中は強制的に前進する。
効果時間は5.8c(知力将器で8.3c)、知力依存0.8c(Ver.3.6.0C)。

特攻戦法中の城門攻城は城ゲージを7割も奪い取る。
城に張り付けさえすれば、攻城速度を上昇させられる美周姫の号令や攻城兵と呉の得意の弓兵に相性が良い衝軍の法で一撃を決めるチャンスは充分にある。
だが、速度上昇計略がほとんど存在しない呉で、極めて足の遅い彼を城に張り付けるまでが大変。
伏兵やダメージ計略も知力上昇将器を覚醒しない限りはほぼ無条件で確殺であり、攻城まで持っていくのはなかなか厳しい。

一番の問題は防御寄りのデッキになりやすい呉軍において、攻城特化の性能がやや噛み合っていない点。
前述のように呉単で移動速度の遅い彼を敵城まで送り込むのは至難の業。
混色にするにも1.5コスト攻城兵には速度特化の黄月英と回復特化の何儀、防御特化の劉繇、数を集める場合も攻城兵限定だが非常に優秀な士気対効果を持つ張勲がいるため何とも難しい。
計略中に攻城さえすれば爽快な一撃を与えられるが、基本的には通好みの一枚。

同勢力の攻城兵にはコスト2の沈瑩、周瑜(七変化)といった面々がいる。
1発の攻城の威力が求められる攻城兵において、攻城力のコスト依存という壁は極めて大きく、特攻戦法を使用したとしても上記2種の攻城兵に攻城力で及ばないのが痛い。
だが「1.5コストの攻城兵」という点を活かして7枚型復仇の号令デッキに、あるいは「呉で唯一の無特技攻城兵」という点から白鶴の慧眼デッキに組み込む等、全く居場所がないわけではない。

登場バージョン †

Ver.1.0.0C

修正履歴 †

Ver.1.0.7A　攻城力上昇値減少
Ver.3.6.0C　武力上昇値増加 +3→+4
　　　　　　 攻城力上昇値増加 1.25倍+固定値2%→1.25倍+固定値3%