カードリスト / 第1弾 / 呉 / 大虎

呉末期の混乱を引き起こした張本人ともされる悪女が、シリーズ初登場時と同じロマン計略を引っ提げて登場。
本名は裏面の通り孫魯班であるが、妹と同様カード名称は字である大虎となっている。
全琮に嫁いだため全公主とも呼ばれる。

歩兵かつ並の武力しかなく、あまり戦力にはならないスペック。
もっとも彼女の価値は計略に集約されているため、最低武力の1を回避しているだけでも上々と言える。
将器は耐久力を底上げする兵力上昇、士気回りを補強する士気上昇が候補。
征圧力上昇は開幕の端攻城や大流星に失敗した際にしか恩恵を得られる機会がなく、残念ながら覚醒する価値は薄い。

計略「大流星の儀式」は敵城崩壊系。
36.6cの溜め時間後、敵城に99.99％ダメージを与える(Ver.3.5.0A)。

妹である小虎の持つ「流星の儀式」を極限までスケールアップしたような計略。
立ち回りも他のデッキとは全く異なり、他の何を犠牲にしてでも大虎を守り切るという特化したデッキになる。
撤退する代わりに低士気で超絶強化となれる＆柵持ちの周泰は勿論、他勢力であれば同様に鄒氏(堕落)や城ダメージを犠牲にするが士気対効果の高い妨害＆柵持ちの董旻などは特技込みで相性が良い。

「決めるのは難しいが、決まればほぼ勝ち」というロマンの塊のような計略になっており、その戦術のシンプルさと圧倒的威力の爽快感に魅了され、長年使い続けるプレイヤーも多い。
反面、大流星だけでは落城しない点には注意が必要で、計略発動に成功したは良いが息切れしてしまい落城負けすることもある。
発動できそうでも決して油断はせず、防げる内乱は防いでおく、逆端攻めを決めて発動と同時に落城できるようにしておく、など打てる限りの手を尽くしたい。
守りに徹するデッキの性質上、一度塗られた征圧領域を塗り直すのは至難の技だったが、Ver1.1以降は内乱の仕様変更により内乱ダメージを受けると征圧領域がリセットされるようになった。
このため、延々と内乱ダメージを受け続けるという状況は改善され大流星デッキには追い風となった。

Ver2.0.0Aでは残った城を削るための武将である孫峻が追加された。
これにより、大流星デッキの勝ち筋が一つ増加した。

登場バージョン †

Ver.1.0.5B

修正履歴 †

Ver.3.0.0E　溜め時間短縮 41.6c→36.6c