求心デッキ


求心デッキ


Ver1.0のSR曹操ST曹操の計略「覇者の求心」をメインに据えたデッキ。
曹操の能力の高さとシンプルな効果から、魏のデッキの基本的な形や戦い方を理解でき、初心者から上級者まで幅広い使い手がいる。
魏の機動力の高さによる征圧戦の強さと、その他のカードの取捨選択でアレンジが効くのも魅力。

デッキの方向性としては以下のパターンに分類される

号令特化型
高武力の武将を集め、総武力の高さで押すタイプ。
魏で高武力となると大抵は騎兵中心の編成になるため、突撃の精度を高めることで同性能の号令相手でも優位に戦える。
しかし移動速度を下げられると打つ手がなくなりやすいため、ほかの選択肢を絡めたパターンも多い。

計略コンボ型
魏の特長である低士気計略で脇を補い、計略のバリエーションで「覇者の求心」を補完するタイプ。
計略要員を多くすると総武力が低くなり、序盤における戦闘は防衛に回ることが多い。
反計・刹那系の計略が主に選択され、十分な士気を持っているときの手数の多さが魅力。

計略二択型
「覇者の求心」に加えて、もう1つの選択として消費士気が大きい妨害計略やダメージ計略を仕込むタイプ。
曹操が撤退した場面でも、あるいは覇者の求心が有効でない場面でも二択目の計略で戦えるため、状況に対処しやすく、安定している。
1.5コスト枠や1コスト枠に妨害を入れやすい関係で、号令特化型と総武力がさほど変わらないことも多く、この編成が主流となっている。

構成

2.5/2/1.5/1/1の5枚デッキが基本形。
曹操のコストが2.5と重く、素の武力に不安を抱える6枚デッキはほとんど見られないのが現状。

4枚以下の構成はそれぞれ魏4枚デッキ、ケニアデッキを参照のこと。

キーカード

武将名コスト兵種武/知/征圧特技主効果計略名士気
曹操2.58/10/2攻突活覇者の求心6


英傑号令を持つ武将の中でも、トップクラスの能力が際立つ。STは将器が突撃術に、EX(LE)は将器が兵力上昇(副将器は速3)に固定される。
知力10だが効果時間は8カウントと、他国の英傑号令に比べて気持ち長い程度。
計略範囲は号令系の中では狭め。騎兵なので範囲に入れやすく散開しやすいが、注意しないと妨害・ダメージ計略には丸ごと入る。

ネックはコスト2.5にして武力8とあまり高くないこと。他の武将で上手く補いたい。

コスト3

コストが重く、デッキ構成が魏4枚デッキ及びケニアデッキとなる。

コスト2.5

武将名コスト兵種武/知/征圧特技主効果計略名士気
夏侯惇2.58/8/2兵突破隻眼の一喝5
許褚2.59/1/2槍柵速挑発4
曹彰2.59/5/1黄鬚の剛腕5
張遼2.59/6/2-突地門神速の大号令7


魏で最高武力の槍兵であるUC許褚と曹彰を採用できるのがメリット。
アタッカーとしても優秀なSR張遼を採用してW号令とするデッキもある。
しかし残りがコスト1の3枚となり、ここの枠の武将が落ちた際のフォローが厳しくピーキーな構成になりがち。

この枠を採用するなら、号令メインの5枚デッキだけでなく、総武力重視の4枚デッキも検討したい。


コスト2

武将名コスト兵種武/知/征圧特技主効果計略名士気
龐徳28/3/2攻突城特攻戦法4
徐晃28/6/1-突門征神速戦法4
曹純27/7/2-突活破刹那の神速号令4
趙娥27/4/2勇魅突士城仇討ちの覚悟5
曹仁27/5/2-兵槍破鉄壁の守護神4
典韋28/2/2槍破守漢の意地4
曹丕25/7/3兵弓活魏武の継承者6


武力、計略ともにそろっており、方針によって選択の余地が非常に多い。
超絶強化の武将を入れれば緊急時の対応が効き、全体強化を含めれば柔軟性が増す。
龐徳で攻城力を補うパターンは多い。

コスト1.5

武将名コスト兵種武/知/征圧特技主効果計略名士気
于禁1.55/6/1兵知征魏武の強兵3
張郃1.56/5/1-兵突活神速戦法4
夏侯尚1.55/6/1知突征刹那の号令3
張春華1.55/5/2突士募翻意の計5
何晏1.55/8/1-弱体化の謀略5
王異1.55/5/2勇魅攻兵速烈女の気概5
荀彧1.54/9/2-弓速守玄妙なる反計4
荀攸1.53/8/2柵速征大水計7


SR曹操以外のコスト2.5を採用しない場合は、1枚採用必須の枠。この枠の武将がデッキの方向性を握る。

コスト1

武将名コスト兵種武/知/征圧特技主効果計略名士気
賈詡11/9/1突征守離間の計6
楽進14/3/0攻兵征魏武の強兵3
虞氏12/2/1兵突征飛天の舞い5
鍾繇12/7/1-知突征愚鈍の計3
程昱11/8/2兵槍征反計3
李典13/2/1-活征守反計3
丁夫人12/6/1伏 魅知士守弱体化の計5
曹憲1.02/2/2兵知征長姉の秘策4


武力要員と計略要員を1枚ずつ採用するのがオーソドックスな形。

法具

再起の法はいざという時の保険になるが、このデッキも例外ではない。
覇者の求心→増援の法→覇者の求心の赤青赤はこのデッキの定石の1つで、確かな実績がある。
魏軍の大攻勢でコンバットトリックを仕込むの良いし、騎馬単編成ならば神速の大攻勢で奇襲するのも面白い。

デッキサンプル

騎兵単5枚型
武将名勢力コスト兵種特技武/知/征計略名計略効果
曹操2.58/10/2覇者の求心:6魏の味方の武力が上がる。
龐徳28/3/2特攻戦法:4武力と攻城力が上がり、強制的に前進する。
張郃1.5-6/5/1神速戦法:4武力と移動速度が上がる
楽進14/3/0魏武の強兵:3武力が上がる
賈詡11/9/1離間の計:6敵の武力と知力と移動速度を下げる。ただし敵が1部隊の時、効果が下がる。
総武力27総知力30征圧力6(c)
スタンダードな騎兵単5枚型。コスト2枠は徐晃、コスト1.5枠は曹洪等に替わる場合も。総征圧力は低いが騎兵の移動速度を活かした征圧は得意
魏武求心5枚型
武将名勢力コスト兵種特技武/知/征計略名計略効果
曹操2.58/10/2覇者の求心:6魏の味方の武力が上がる。
曹丕2魅力5/7/3魏武の継承者:6魏の味方の武力が上がり、征圧力が下がる
文聘1.55/4/2援軍:5味方の兵力が回復する
程昱11/8/2反計:3【反計】敵の計略の発動を無効化する
楽進14/3/0魏武の強兵:3武力が上がる
総武力23総知力32征圧力9(A)
2017/07/04の頂上に載った魏武と求心の折衷型。総武力は低いが魏武からの求心が強力。魏武の後に出来るだけ部隊を落とさない運用が鍵
W反計5枚型
武将名勢力コスト兵種特技武/知/征計略名計略効果
曹操2.58/10/2覇者の求心:6魏の味方の武力が上がる。
龐徳28/3/2特攻戦法:4武力と攻城力が上がり、強制的に前進する。
李典1.54/6/2駆除の反計:3【反計】敵の計略の発動を無効化する
楽進14/3/0魏武の強兵:3武力が上がる
程昱11/8/2反計:3【反計】敵の計略の発動を無効化する
総武力25総知力30征圧力8
スタンダードな5枚型に反計を2枚加えたデッキ。反計分の士気を残しつつ攻城を行い、相手が躊躇っているならば覇者の求心で押し込む戦い方。反計デッキのページも参考に。

VS 求心デッキ

曹操よりも、周りを取り巻く武将に注目すること。
求心自体は計略時間の長さを除けば大徳や手腕と同じく素直な効果なので、使われたらどうしようもない、という類のものではない。
むしろ注意すべきは反計、ダメージ計略、妨害計略と言った、もう一手の計略だろう。
求心デッキには色々なタイプがあり、裏の手の有無、兵種バランスによって有利なデッキと不利なデッキが分かれる。

  • 速度上昇計略
    魏全般における弱点として、槍兵が比較的弱いため、騎兵+槍兵の基本構成を取りづらいと言うものがある。
    そのため兵種バランスが騎兵に偏りがちであり、騎兵単編成であることも珍しくない。
    逆に、槍兵を入れている場合は、武力か知力のどちらかが低くなりがちである。
    そのため神速の大号令や白馬義従、飛天の舞いなど速度上昇を伴う計略が非常に苦手。

  • 妨害、ダメージ計略
    号令自体としては範囲が狭く固まりやすいので、妨害の範囲に入れやすく、水計や火計の範囲にも入れやすい。
    求心側も計略時間の長さを生かして高めの位置で計略を発動する等の対処をすることと思われるが、機会があれば狙っていくとよいだろう。
    ただし、求心デッキの構成要員は高知力である事も多く、確殺は比較的取りづらいので注意が必要。逃げ帰られて士気差を作られては目のあてようもない。
    脳筋が入っているパターンならばダメ系、妨害が有効なので、相手のデッキ構成を見て判断しよう。
    有効な計略としては挑発、雲散が挙げられる。

    主力となるSR曹操が騎兵である上、求心デッキは騎兵主体で組まれることが殆ど。挑発で迎撃を取り、主力を撤退させれば形成は一気にこちらに傾く。
    挑発で迎撃と騎兵の突撃で瞬時に殲滅するよう意識すると良いだろう。
    雲散は敵の知力に依存しないため、反計の位置にさえ気をつけていれば有効な手段の一つ。
    連環などで速度を低下させ主力となる騎馬を無効化するのも一つの手。

  • 攻城時に注意すべきこと
    後、求心は魏のお国柄、騎兵を中心に組まれる事が多い。
    その場合、場内突撃を使った守りは強固なものとなり、カウンターでは逃がさず殲滅されてしまう。
    更に求心は計略時間が長いので、城を使って守られると、先にこちらだけ号令が切れると言うことにもなりかねない。
    攻城時は、きちんと押し込んでしまえる態勢を作って挑みたい。
    逆に騎兵主体であると言うことは攻城力が不足しがちであるため、城ゲージで大幅にリードを取ってしまえば圧倒的にこちらが有利になる。
    場合によっては敵の号令を城ダメを犠牲にして凌ぎ、士気差を使って一気に逆転するという方法もある。

    総括
    求心デッキは勢力の特性上、騎兵主体の構成にならざるを得ない。騎兵全般に対する対策を考えることが重要。
    挑発や速度上昇計略など、騎兵に対抗できるカード(計略)をデッキに投入しておけば、おのずとデッキ相性は有利となるはず。
    求心デッキはSR曹操の武力とコストの関係上、計略要員を入れれば素武力が犠牲になり、武力を優先すると知力と計略の対応力の面で犠牲になりがち。
    相手のデッキ構成を見て、脳筋がいるのならダメージ計略や妨害、雲散がいないのならば単体強化…など、何が有効なのかを見極めることが大事である。

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