武将名 | りゅうまん | なし |
劉曼 | 後漢の献帝劉協の娘。気丈な性格で漢王朝が末長く続くことを願っていた。しかし、曹操の統治により、献帝は発言権を失い、曹丕の代では禅譲を迫られ帝位を譲り渡してしまったため、漢王朝は滅亡してしまった。献帝の退位後は長楽郡公主に封ぜられた。 「最後まで諦めてなるものですかっ!」 | |
コスト | 1.0 | |
属性 | 天 | |
兵種 | 騎兵 | |
能力 | 武力1 知力7 | |
特技 | 防柵 魅力 大軍 | |
計略 | 希望の舞い | 【舞い】(使用すると移動できなくなるが、自身が撤退するまで効果が続く)両軍の士気ゲージ最大値が上がる。ただし12より多くはならない。 |
必要士気3 | ||
Illustration : 陸原一樹 |
献帝劉協の娘も漢軍として参戦。
防柵、大軍、中程度の知力に魅力まで持ち合わせるため、舞姫としてはかなり良スペックである。
伏兵踏みや端攻城をかなり安心して任せられるのは嬉しい。
計略は両軍の最大士気を6上げるというもので、まさに堕落の舞いの真逆の計略。
舞っても見た限りでは最大士気ゲージは12までで士気自体も12までしか溜まらないが、
実質では単色で士気ゲージは18、2色では15、3色以上では12になっている。
つまり単色では戦乱計略を使っても最大士気-6まで、2色では-3までは最大士気12をキープ出来る。
最大士気が実質18まで上昇する事を利用して漢単体でデッキを組んで戦乱計略の最大士気低下のデメリットを軽減したり、
多勢力でデッキを組んでも最大士気が12になる事を利用した柔軟なデッキ構築によって
今まで考えられなかった様々な計略コンボで夢を追い求めたりなど、デッキによって全く異なる用途がある計略である。
特に前者の用途の場合、各種戦乱計略の他、士気が溜まる程効果が大きくなるSR田豊の↑旋略や、
最大士気を大きく削るR袁紹の漢の大号令などと相性が良い。
しかし逆境計略を使う場合、むしろ最大士気が増える事は攻める時期が遅れる事に繋がってしまうので、注意が必要。
自前で柵を調達できることもあって、舞姫では珍しく「舞を生かすためにデッキを組む」というよりも
「デッキの穴を埋めるために舞う」という要素が強いカードである。
しかも舞い計略では最低の士気3であり、更に他の部隊に直接効果を及ぼす計略ではないため、
倒されても大きな士気損にならず、致命的に戦線が崩壊するという事がないのは強みか。
しかし最大士気が削れると溜まっていた士気は無駄になるので、危険を感じたら士気を使ってしまうのも手。
堕落の舞いに対して一定の対応力があるようにみえるが舞うタイミングは後手になってしまう為
相手が堕落の舞いを使用後希望の舞いを使うと士気3つ分のアドバンテージを取られてしまいがちになる。
しかも相手の鄒を撤退させてもお互いの最大士気が12になるだけで
相手にはほとんど損害は無い。それどころか鄒が戦力に戻るのでコスト1分不利になってしまう。
こちらの劉曼が撤退すると最大士気がまた下がり相手の卑屈計略等に悩まされることになる。
お互いの舞姫の防衛価値は全く違っているので注意したい。
更に2色デッキが相手の場合、お互いが舞うと相手の最大士気は11になり、相手を助ける形になってしまうので注意。
なお、劉曼が舞っている限り最大士気は6未満にはならない。
常に最大士気6を維持しつづけ、戦乱や逆境を使用してもノーリスクで発動できる。
この場合最大士気を削っていないので逆境計略は効果が上がらない。
逆境計略の計算式は試合開始の士気から現在いくつマイナスになっているかを参照する。
このため、希望の舞の計略で最大士気を上げてしまうと逆境号令・単体逆境計略の効果は低くなる(戻る)。
むしろ堕落の舞を舞われると、そのまま士気6減らしたことになり、雷が落ちるエフェクトが発生するようになる。
この計算式の応用から対逆境号令デッキ対策となりうる。
計略の性質上両軍に効果があるため、相手も余裕のある士気運用が可能となってしまう事には要注意。
また、舞いデッキの宿命としてこちらは1コスト落ちで戦わなければならないことを忘れずに。
舞うか否かは相手のデッキ次第でよく見極めよう。