武将名 | しょうさい しつう | なし |
蒋済 −子通− | 曹操、曹丕、曹叡と三代に渡り魏に仕えた参謀。粗野な面もあったが智謀に長けており、曹叡の良き相談役でもあった。親友である司馬懿が曹爽に対し謀反を起こした際に、政情を改善したいという気持ちから、その叡智をもって協力した。 「善政の為の叛という事を忘れるな」 | |
コスト | 1.0 | |
属性 | 地 | |
兵種 | 弓兵 | |
能力 | 武力2 知力8 | |
特技 | 伏兵 | |
計略 | 局地の雲散 | 範囲内の敵部隊にかかっている、敵の計略による効果を消す。ただし、この計略は戦闘中に1回しか使用できない。 |
必要士気3 | ||
Illustration : 山宗 |
文官大国である魏にさらに追加されたコスト1計略要員。
C曹植とはコスト・兵種・属性に計略の方向性までかぶっているが、武力と特技に違いがあり、やや攻撃的な性能。
基本スペックとしてはどちらにも長所があり甲乙つけがたしというところなので、デッキにあわせてチョイスしたい。
計略はVer3.5の魏の特色である、1回しか使えない「局地」シリーズの雲散。
使用後は封印の計にかかったような感じで使用不可となり、どうやっても解除できない。
計略範囲は雲散の計に比べるとやや広く、相手が密集したところを狙えば複数部隊を範囲に入れるのも容易。
ただし計略範囲が自身に密着しているため、計略を使うには少し前線へと出張っていかないといけない。
多くの部隊を範囲に収めようと欲張りすぎると、号令で強化された部隊全部と接触してあっという間に撤退しかねないので注意。
Ver3.51Bの下方修正により範囲が若干縮小されたため、更に狙いにくくなってしまった。
しかし、雲散には「実際に使わなくても、雲散の存在自体が相手の強化を抑止する」という側面がある。
そのため、1回しか使えないとはいえ、その1回を温存して要所要所でチラつかせることで非常に高い抑止力を発揮できる。
反計と組み合わせるなどするとさらにいやらしさが倍増し、極端な話、その1回すら使わないで計略戦を制することもありえる。
とはいえやっぱり実際に1回しか使えないのはデメリットには変わりなく、局地の雲散だけでは抑止力にも限界がある。
相手がものともせずにガンガン攻めてきた場合、1回はともかく、2〜3回と繰り返されたらお手上げになってしまう。
虚実交えた駆け引きの中でこそ光る計略なので、相手にそれを強制できるような別の手と絡めていく必要がある。
あるいは逆に、こちらがガンガン攻めていけるような編成にしておき、相手の防御計略を潰す攻撃的用途に用いるのも手か。
いずれにせよなかなかクセの強い計略ではあるので、使い手の技量と工夫とが求められる1枚。