武将名 | ようしゅう とくそ | なし |
楊修 −徳祖− | 曹操に仕えて主簿を勤めた。漢中攻防戦の際、ふと曹操が口にした「鶏肋」という言葉に対して軍を引く潮時であると解釈し、曹操の指示を待たずに撤退の準備を進めた。曹操はその理解の早さに驚いたが、あまりの能力の高さを逆に危険視し、処刑してしまった。 「鶏肋、鶏肋……」 | |
コスト | 1.5 | |
属性 | 天 | |
兵種 | 弓兵 | |
能力 | 武力3 知力9 | |
特技 | 伏兵 | |
計略 | 鶏肋 | 範囲内の味方は、一瞬で城に戻る。ただし、自身は撤退する。 |
必要士気3 | ||
Illustration : 伊藤サトシ |
ニワトリを抱いたイラストは新たなSSQの犠牲者の証。イラストもセリフも計略も全部鶏肋関係である。
計略は自身を犠牲にする転進計略で、Ver2.1xC楊儀を思わせるサポートカード。
しかし呉のUC諸葛瑾と比べると、自身スペックといい計略内容といい、下位互換と言い切ってしまってよい性能の悪さ。
いかに知力9の伏兵付きとはいえ、コスト1.5で武力3の弓兵、おまけに補助計略なのに自爆、と来てはさすがにデッキには入りづらい。
魏という勢力は知力9以上の伏兵なんぞゴロゴロいるお国柄なのも向かい風か。
Ver2のC楊儀のようにコスト1ならまだ話は違ったのだが……。
さらに深刻なことに、魏においては転進の需要自体が薄いという問題がある。
わざわざ転進せずとも、騎兵で逃げたり、速度上昇を使ったり、反計や雲散、各種妨害で対応したりで済んでしまうことが多い。
弓槍編成気味になりがちで機動力に不安があるデッキや、頭数が落ちることが苦にならないor利点となりえるデッキ、
例えば魏武デッキや知勇一転デッキ、無勢デッキに苦楽デッキ、厭戦の舞い使用時の味方の身代わりなどなら使えなくはないが、
やはりその低スペックを補えるほどの利点にはなれない。
なお、その計略範囲はヤケクソとも言うべき驚異的なペースで拡大の一途を辿っており、
Ver3.50で計略範囲が劉備の大徳並、Ver3.51Bにて戦場中央ならほぼ全体、
Ver3.59A1で自城からカード1枚分前進するだけで攻城中の部隊まで範囲内と、もはや戦場では範囲外の部分のほうが少ないような有様。
しかし、本人のスペックの悪さと自爆効果という問題は改善されたわけではないうえに、
転進に限っては範囲が広すぎると「戻したくない部隊は残す」運用が難しくなるため、上方修正とも言い切れない。
図らずもカードに書かれた数値や記述を無視した修正がない限り強化は不可能なことを証明してしまったといえる。
ちなみにUC歩夫人の慈愛の広がりを使うと範囲が更にとてつもないことになる。
「歩夫人に雲散or歩夫人が撤退→慈愛の広がり」を連発すればミニマップの数倍という
信じがたいサイズにまで広がっていく。
興味があれば牛狩りや店内対戦時にやってみると良いだろう。
Ver3.593で慈愛の広がりが長時間化したこともあって、店内対戦等でうまくやると画面全体を緑一色に染め上げることも可能となっている。
今後とも、ネタ以外で活躍する機会は無いと思われる。
と思いきや7月31日にEX于禁が追加される模様、何気に伏兵もちのためさらに強化されるうえに計略を使えば士気差が生まれるといった一番の居場所が生まれた。彼とは黄金コンビになるかもしれない…
一方で知勇一転大会など特殊条件かつコスト制限が掛かる場合、声が掛かる事がある。
この場合コスト1.5武力9知力3と段違いの性能で頂上対決に乗る活躍を見せた。