『新選組!』第十五回、行くか、残るか
とゆーわけで、前回思い切り無視っていたエピソードというと。
まず何度も何度も何度も繰り返される、「帰れ!」な意味を持つ逆さのホウキ。あれ、テレビが発達した現代人は大抵なんかの形で聞ーてるんですけど、江戸出身の近藤さんらは正直誰も知らない。
さー、一体どんな形で知ることになるのかな、と思っていたらちと上手い。w
しかし、言われてみるまで気付かなかったんですが。
そういうふうに説明されると実に気持ちはよくわかります、そりゃ迷惑だよなぁ。違うなんて言えないよなぁ。
新撰組の名の前身≪壬生浪士組≫の壬生の地が、京に入った彼らが最初に(この時点では幕府のお達し)寄宿させてもらうことになったのが最前から言ってる商人さんのお家。とにかく、なんつーか、眉を寄せっ放しですよ。
(伊藤四郎さんが当主なので怯えてるよーには感じない。)
(この人は常に腹を括ってるふうに見えますな。)
(ところで京都人にとって“鴨”って優雅な名前なんスか。)
そして京都の土地について、「天子さま」(天皇さんのこと)についてしみじみと感じ入って、「あれが天子さまのおわすところか」と近藤さんと土方さんが一礼をしていたら「御所はあっち、あれは殿方の遊ぶところですえ?」(京都弁でたらめ)とか言われたシーンにちとにやり。
城と勘違いされるくらいでかいのか!
まー、江戸の場合は街一個がそんなだからいい勝負か。
男ってなぁ、いつの時代もなぁ。
あとは芹沢さんが沖田くんに相変わらずちょっかい掛けてます。
上で出てくる「お城みたいなとこ」に連れて行かれたっぽいですよ、なんで自分を誘うのかと沖田くんに聞かれた芹沢さんが人殺したことあるか? とか聞き返してますけども、だったら平ちゃんでもいいじゃん(彼もまずないだろう)、近藤さんは盗賊退治の時にあったかな? つーか土方さんがまだなかったかも。
やっぱり、なんだかんだとセクハラにしか見えません。
前々回で前髪落としたことぐだぐだ言ってたのはやっぱりなぁ。。。
(まあ、当時の感覚的にわりと洒落になんないの。)
――俺はそういうヤツが大っ嫌いだ、醜いものを見せてぶっ壊してやりたくなる。
みたいなことゆーてましたな。
うんまあ正直、その言動自体が自体がかなりに甘えん坊に見えてしまうわけですが、まあこの芹沢さんならいっかー、わりと可愛いし(狸芹沢だととってもイヤ)。
あとは、すっかり忘れてました、メインエピソードの。
清河八郎さんの仕掛けた策略に、それに絡んでの≪浪士組≫の江戸帰還の騒ぎ、そしてそれに逆らって残留を決める近藤さんら&芹沢さん(ちょっと近藤さんのことが気になったらしーっすよ)(実際このあと、彼のツテでだいぶ助かるわけですが)。
えーと、浪士たちの署名を集めて天皇さんに提出。
その時に一切合切、幕府側の人らの名前を入れなかったそーなんですよ、なので今後天子さんの命を受けて清河さんが浪士組を実質率いることになるそーで。
でも天皇家に浪士組なんてー大所帯を維持る財力はなく。
(軍隊としては小規模だけど、個人所有って考えると結構な人数だ。)
それなのになんで幕府が面倒を見なきゃなんないかというと、表面的に天皇家と敵対しているわけではなく、つーか建前的には幕府は天皇の下の存在であり、それにちょっとした集団である浪士組から完全にコントロールを失うわけにはいかねーということで。
これは正直、かなりの計算尽くなのではないのかと思います、清河さん。
(清河さんの意図がわかってても他の行動が取れないというかね。)
んで当の浪士たちはもともと金目当て、そして「路頭に迷うぞ!」とか脅されてしまったら、一本気な近藤さん一派、自力で生活くらいはなんとでもなる芹沢さんら、ぶっちゃけ清河さんのことが好きだった人くらいしか(ワロターw)(今でも迎えに来たら喜んでついて行く! って涙ながらに語ってましたよ、声掛けてやれよ清河さーん、そういう人まで信用しないから駄目なんじゃん)逆らうことはないよーで。
とりあえず、この回までで形骸めいたものは見えてきた感じっす。
えーと、新撰組まであと何段階になるのかな?
そしてこの回のラストは暗殺されそーになってる清河さんを(芹沢さんらにw)、近藤さんらが角を立てないよーになんとか逃すっちゅー話です。
というところで、名前なんだっけ(をぃ)。
あー、思い出した思い出した、斉藤一の再登場ー。
どこで事情を知ったんかいw、という程度のことは思いますものの、前の時の険も取れてなかなかいい感じになってるじゃないですか。