新選組！：第０３回、母は家出する

『新選組！』第三回、母は家出する

きゃーっ、四話入ってたのねー、とパニクってるところです。
やっつけます。
（てゆか第四回を見始めちゃってんだよ。；）

えーと、この回は近藤さんがお嫁さんをもらうことになったら、とーちゃんとかーちゃんが喧嘩して（養子）、かーちゃんが家を飛び出してしまいましたというそんな話です。
なんで嫁がいかんかと言いますと。
あれやこれやと口で言うのですが。

まあ、理不尽な言いがかりだよね、と思わせるところはさすがだなぁ役者。
つーかこの回は主に、彼ら、、、近藤勇と土方歳三の周囲の大人らがクローズアップされてた感じかなぁ。
そもそも近藤サンて多摩の百姓で養子さんなのだそーですが。
そのおとーさんもやっぱり多摩出身で養子。
その先代もやっぱり養子。

なしてフツーに子どもが出来ないんでしょうか、かなり謎です。
いやだって、子が出来にくい家系って遺伝であるのかもしれないけども、そもそも血のつながりないですやん。それとも単に貧（ｒｙ


あとは、坂本竜馬さんが国（郷土）に帰るよーん。
というところに出会いまして、そのご友人との会話を聞いてたら、「水戸藩がどーの」「勅命がどーの」「井伊大老がどーの」などという政治的な話題が出て来まくっていたりして、その意味を聞き返しても、「知らんほうがいい」と爽やかに笑われてしまうわけですよ。
嫌味がない方なので、多分本心なので、食い下がれませんな。
（いやだって、誰だっけこの俳優さん...lllorz）
（まあとても見るからに、爽やか系の顔してますよ。）

その「せいじてきにこーしょー」な会話が行われてる中。
上記の夫婦喧嘩がざかざか間を遮り、育って何故か童顔になった総司（この時点ではそーじろーさん？）さんが下働きのおっちゃんに馬乗りになって顔に墨を塗ったくり。
そもそも何者からか、逃げていた坂本竜馬さんのご友人の追っ手を超露骨にびびらせておかーさんはお家を飛び出して行ってしまいましたり。
絵に描いたよーに騒がしいです。マジに。

落ち込む気持ちはわかりますが、君ン家のがすごくないですか。近藤さん。
ほら、純エネルギーと言うかバイタリティというか。


そーして、親友な土方さんは土方さんで、道場破りをしに行った足で相方のじーさんが薬を売りに行きましたところそのつながりがバレ。ぼこぼこにされ返してましたり。
（怪我させと薬がセットなんですな）（マッチポンプっつーか。）
怒る気持ちはわかるけど、負けたほーが悪いんでないかなこれは？
まあ、そんな理屈が通用するよーな人らなら、そこまで負けないのかなぁ。

薬売りのじーさんの言葉がちーとすざましい。
なんちゅうか、重みがありましたね。醜いのですけどね。
我慢しろっつーような意味合いですが、単に。多分。
どーにもならんよーな身分の重みなんてわかりませんよ、私には。
わかるのは、時間の経過みたいなものを感じるかどーかでしょうか。同じことを何度も何度も繰り返してきたと思わせてくれるかどうか。

近藤さんのほーは、とーちゃんとおかーさんを迎えに行った家で。
そこで「身分を弁えなさい」とか言われてしまいますヨ。

で、夜に二人が合流しますがね。
まあ、なんつーか、お互い愚痴は零したりしてませんが。


そこで近藤さんが出した結論が、、、うーん、多分だけれども、まだ。
この全体の話の収束していくべきテーマになるんでしょうか。私はどちらかというとそれを望みますが。そのほうが好きですが。

繰り返しますが、「身分」ってのは私にはわかりません。
現代人だからっつーだけでなく、ウチの家系もそれがいまいちわかりにくいよーなものであるのですよ、親の持つ概念も。そのさらに親から受け継がれてきたものも、馬鹿にはなりません、先祖代々、どーも身分と遠いんですよ。どこにいるかは別にして。

上の身分に這い上がりたい、じゃなくて。
どうせ望むのならばその場所で最上の物になりたいと考えるものであって欲しいよーに、私は個人的に思います。

多摩の百姓であることを誇りに。
武士の端くれであることを誇りに。

、、、なんてぇだけでは、到底我慢出来ないよーなこともきっとまあ多々あるわけですけれども、「這い上がれないことを思い知った！」。
というのが少しも絶望のソレではないというのは好きです。
身分そのものが変われんでも、そのこと自体が全てではない。
夢想だけでもないし、単に現実の前に跪いて嘆いているだけでもないのだと、私には思えます、私には、それは好ましいよーに思います。