新選組！：第０１回、黒船が来た

『新選組！』第一回、黒船が来た

（多分、マニア系最高評価の。）
『新選組血風録』では、初っ端がアレでしたが、≪池田屋事件≫。
ここの冒頭に来てたのがソレかどーかわかりません、調べない！（えー）
てゆかそもそも私ってこの時代に関しては人物名くらいしか知らないし（ちなみにぶっちゃけると、上も含めてこれら映像作品を見るまで沖田総司、斉藤一の名前しか知らなんだ）（思想家と政治家（？）は、まあとりあえず第一回に出てくるのくらいは知ってます）。

前にも何度か書いてるよーな気もしますが、チャンバラ嫌いなんですよ。

あと、アクションも最近は苦手っつーか、苦痛というほどでもなくなってきましたが、その評価付けまでは正直手に余ります。
なんで苦痛なのかというと、意味合いがわからんからです。
多分、ものすごく頭でっかちなんでしょーね。
それ自体が無意味、というか、その「映像」「動画」自体にカタルシス、、、精神的浄化作用、フィクションなんかにおける爽快感があるのだと、頭でわかっていても。
聞いたことはあっても、私には無意味なんですよ、アクション画像。

そのくらいならいっそ、フィギュア・スケートのよーに、技に持ち込んでくれるほうがいい。殺陣なんかでも、体の動き、身体能力の上下を測っているほうがよほど意味がわかりやすくていい。


その意味では、初回のコレ。
若手で曲がりなりにも殺陣になっていたのは、沖田総司（ａｓ藤原竜也）のみで、あとほんの少しだけ、斉藤一（ａｓオダギリジョー）が参加してましたが、その程度。
主役格の二人に至っては、構えすらもしていない、という辺り。
なかなかの創意工夫のあとが見えて面白かったですよ。あははは。

まあただ、どの辺で冒頭を撮ったのだかはよーわかりませんね。
私が関係者なら、つーか、物を考える頭があるのならば、初っ端からいきなり撮るなんてぇ愚はなるべく避けますが。しかし実際の時間軸通り、みたいなところまで融通を利かせるのも無意味というかやりすぎでしょうね。

桂小五郎を追い、まあ、逃がしますが。
（不逞浪士、などと言われてますが、「京の街に火を放って〜」なんつぅ話を進めている辺り、確かにそう言われてもしゃあないと、事情は知りませんが思わせる構造っスね。）
その取り巻きの浪士たちを追い。
数名を切り捨てる。

けれどその直前まで隊員たちは（組員じゃないよな？！）和やかに会話を交わし、「終わったあと、返り血がついてたらそのまま飲みに行けないじゃあないですかー」なんてぇ、可愛い顔して言う輩はおるわ（沖田総司可愛いよね）（可愛いんだけど...orz）。
あんまし、総長、副長は喋りません。
しかし、副長なんたらって役目の人間何人いるんじゃー。


で、それを遠巻きに見た坂本竜馬がごろごろして。みゃーみゃー言って。
「近藤のことはよー知ってるぜよー」

なんてところで、１０年前。
出てきたところで、後の隊長は後の副長の女遊びの後始末をしておりました、あの顛末については七倍くらい返してあげるといいと思ったんですが。
そりゃ、饅頭みたいな顔のが叩きやすいだろーがさー（アンタがひでぇ）

蕎麦屋に行ったら桂小五郎がいました（ｉｎｔｏ１０年前）。
なんつか、あのー。えーとー。
これは１０歳若いのよ、１０歳若いのよ、等々、頭に言い聞かせなきゃいけないんですけれども、若手組より違和感が激しいのはなんでだっ、若いほーがそーいうのは不利なんじゃねぇのかしら（変化が激しい）。。。おかしいな。
己より年嵩役やるほーがまだしも違和感少ないってことかしら？

まあなんちゅーか。
近藤勇さん（いさみってなんじゃー、と親友にからかわれ）（いさむ、だよなぁ、確かに）は誰がどー見てもそこらのお兄ちゃんでやした。うん、掛け値なしに。
てゆか、頭空っぽだけど真面目だけど、ふらふら遊び歩いてる友人は叱れるものの、「じゃあなにか考えてるのかよ」と返されると特に具体的にゃなんもない人でしたね。

でもって、桂小五郎さんと揉め、坂本竜馬に仲裁され。
佐久間象山さんが黒船見に行くのに連れてってもらえたりするんですが。

まあそれでフツーじゃねぇの。というかね。
十歳までてめぇのことだけ、十代は家族のこと、二十代は己の国（郷土ですよ）、三十代になったら日本の国のことを考えるよーにな、とか言うんですよ、佐久間象山。

そーだよなー。
それくらいがちょうどいいかもねー。
でもって、近藤サンはその時点で２１歳。
「なら、多摩のことを考えておればいい、けれどな、三十代になった時に日本のことを考えられるよーに勉強しておくんだぞ」とね。

どんな３１歳になるのだか、見せてもらいましょーか。ね。