帰ってきたウルトラマン＃０８ 怪獣時限爆弾

『帰ってきたウルトラマン』#8 怪獣時限爆弾

な、なんかプロフェッショナルに見えないんだよなぁ、ＭＡＴ。。。
いや、私が他に見てるのは平成のティガ、メビウス、ネクサス、昭和が他にセブンなんですが、ネクサスを覗けば皆隊員たちの仲がいいし。職場で軽口叩いてるってのも全然珍しくもない、口論なんてのをしてることもあるしさー。
（特にメビウスのGUYSはいちゃいちゃいちゃいちゃべたべたべたべた...orz）

でも、仕事に関して思いつきで行動してる節はないかなっていうか。；

意外と郷さんとか、南隊員とか、丘隊員なんかはそう感じることないです。わりと役回りがはっきりしてるというか、逆らうことも含めて命令系統がはっきりしてるように見える。
あと隊長と男性隊員二人かな？
この辺見てると、、、つーかこの人たちが悪いってんじゃなくて、なんか動線っていうかごちゃごちゃって混ざっちゃってるみたいに見えちゃうんだよなー。
（セブンもほぼ同じ構造なはずなんですが、こっちはキリヤマ隊長が結構印象強いっていうか、平隊員の役目は曖昧なんだけど隊長の命令は絶対だし。）
作戦立案の仕組みがよくわかんないせいなのかなぁ、うーん。
正直、計画段階での意見の相違は当然ありうることとしても、現場での口論が多い印象があるからかもしれません、この辺に関しては多分郷さんのせいだなぁ、納得行かないとゴネるし彼。

まあもちろん、まだ８話ってこともあるんじゃないのかとは思います。
しかし俳優や設定廻りに関しては概ねよく出来ていて。
素人っぽい、というわけではないんですよ（そう感じたのは特にティガ）。

たから逆にというか、なーんか「厳しさ」の描き方そのものが拙いっていうか、気になりますね。郷さんにとっての逆境を演出しようとしすぎているせいで、組織としては甘いっていうか緩く見えてるのだとしたらさすがに感心しませんよ。
いくら郷さんが暴走して、反省しても意味ないじゃん。
そもそも受け皿が未熟なのでは浮かばれない。
それならいっそ、ＭＡＴ自体も拙い集団って演出すればいいのに。
（そういう意図がないのはわかります、だから「そう見える」のがすごく困る。）

組織から浮く人間、という構図ではなくて。

単に人付き合いがちょっと苦手な人の話にしか見えないとゆー。
どうしてもとある個人との喧嘩にしか見えないんですよ。
いつまでたっても、どっかしらＭＡＴから郷さんは浮いていたのだと、とある人の本で見たのですが、さもありなん。帰るべき器じゃない。
それが孤高のヒーローを演出していたというのならそういうのもありかもしれませんが（そしてもしかしたら「組織」への不信が滲み出てただけなのかもしれないのですが）。今のところはまだそういうふうには受け取れないなぁ。

個人個人が悪いってんじゃないんですよ。特に南隊員とか好きだし。
他の隊員が、という意味でもない。
ただどうにもつながりが曖昧で緩いんです、７話は良かったんだけどな。。。


というわけで、ＭＡＴの隊員がなんか爆弾作ってました。

で、それをなんか弱そーな怪獣（どこで見分けるんですかそれ、全然区別つかないんですが）に対して半ば実験的に使ってみることになりました。
そしたら郷さんがボタンを押し間違えて。
時限装置を作動させてしまったらしく、しばらく爆発が遅れるとのことです。

なんでボタンを押し間違えたかというと慢心だったのだそーで。
ぶっちゃけまたぁ？　とかは思いました、２話で使ってたばっかりじゃんそのネタ。つーか大口叩くと失敗、というのはわかりやすいんですけど正直続きすぎると安直に見えてしまうんですが、まあ、受けがいいならしょうがないかもしれないのですけども。
（昼ドラとか根性ドラマはわりとこの手の繰り返しやるしな。）


まー、怪獣側のドラマと郷さんの根性パートと。
あとウルトラマンがぐるぐるぐる〜、と事態に迷った挙げ句に地面に潜ってく（くるくる廻った勢いでｗｗ）というシーンにはなかなか爆笑させていただきましたとも！

なんか変な怪獣で音がするほうに寄っていくもので。
ダイナマイト工場に向かわれてしまってさあ大変☆　みたいなー、郷さんが音に反応するのではないかと気付いていたんですが、それは根拠がないとのことで却下（ここらの反応はわりと妥当だと思ってます）。つーかこの人は説得能力ねぇよな。
口下手っつーか、態度も硬いしな。

隊長たちの作戦の失敗を見越していて、ジープで待機。
危機一髪のところを飛び出して行く郷さんっつー構図が格好良くなかったというと嘘になるんですが、スタンドプレーだよなあ、それ...orz

そういう意図なんですと言われたらしょうがないけど、うーん、複雑。；