ウルトラマンティガ：第12話「深海からのSOS」

『ウルトラマンティガ』第12話「深海からのSOS」

すっげぇ面白い回だったんですが。
（研究員さんがいくらなんでも珠玉すぎる。）
時々混じる「皆の海を汚しちゃいけないねっ」という単語のあまりの嘘くささに痺れさせられることとなりました。そ、そんな回だったのかなぁ。
いや、面白かったけど、そーいう回にはとても。
主張があるのはわかるんですが、だったらいっそそれ本体に主眼を置いた展開にすれば良かったような気がしないでもない。

「ミュウ、好き好きー♥」

だから海を汚しやがったらただじゃおかねぇぞてめぇら、でいいじゃん、レナちゃん可愛いし（褒めてるように聞こえないから止めようよ）。
ところで今回の怪獣はあまりにも無駄に可愛かったです。
あまりの可愛さにティガさんが、時々躊躇っては「きゅーきゅー」と潰されてました、途中で懲りようよ！
（そこがティガさんのいいところなような気はする。）


だいたい、研究所だかを潰したのも、歩いてたら滑ったんだし。
ホントにそうなんです、てけてけ進もうとしたら躓いて、背中からぼかーん、と建物を潰しちゃってただけです。
なんかちょっとムキになって庇っているよーに見えなくもないんですが、なんかちょっとムキになって庇いたくなるくらいに可愛かったということですよ！　たまにあんまり可愛すぎてあざとー、と思わないでもなかったんですが。
ティガさんまでぐらついていたので、その終始一貫や良し。

という結論で締めようと思います。
（むしろ思考放棄なのかもしれません。）

そもそもこの回は、とある海洋研究所でなんか生態反応がレーダーにて確認されましてー、そこにレナちゃんとシンジョウ隊員の妹ちゃん、ミニスカ看護婦さん（拘る拘る）が向かったという展開ですよ。
そこでついでに「魚の誘導装置がありますよーん」と自慢げな研究員さん（素敵）（どこに出しても恥ずかしくない研究馬鹿っぷりでしたともさ）に教えてもらって、それで帰ろうかー、というところで。
レナちゃんの「恋人」が登場ー。

や、イルカなんですが。
ここでほっとした人と（わたしー）、「イルカかよ！」と突っ込んだ人とどっちが多かったのかの統計を是非取ってみたいと思いました。
まあ私にしたところで後者もちょぴっと含まれてましたが。

ところでダイゴくんは少し魚顔なのかしらとか思ってみました、アイドルさんなのに、アイドルさんなのにどうしようか。怒らないで下さい、褒めてるつもりなんです。てゆか、初めてハンサムだというのに納得できたんです。
あとで、ダイゴくんに「恋人がいるんだってー」とからかわれてましたが、イルカとは知らない模様です、まあ誰がどう見ても痴話喧嘩するよーな仲ですから（当人たちも口にしないだけで自覚してると思います）、単に寂しくて意地張ってるように実によく見えました。
日本語が捩れてるような気がするけど気にしない。

ダイゴくんは寂しければミュウ君と積極的に仲良くなるといいと思います、レナちゃんに嫉妬されても知りません（えー）。

なんの話か忘れそうな勢いですが、最初に出てきた生態反応は、どうも≪地下核実験≫の放射能漏れに関係してるのではないのかとのことです。
わーい、ゴジラとお揃いー。
でも、別に陸地を目指したりするよーなこともなく、ラブリーにすくすく育っているようですよ。あんだけ育つには相当喰ったんだろうなぁ、というか。
そもそもあのフォルムは本当に既存生命のものかよとか。

ティガさんティガさん、今回ちょっと特殊な退治の仕方してたよーに見えたんですが、ひょっとして結局止め刺せませんでしたかとか、ソレはすでに突っ込みとは言いません馴れ合い質問です、という程度のことしか思い浮かびませんでしたから。
かなりディーティールはしっかりしてたんじゃないのかと。


で、今回なんで怪獣がのこのこ出てきたかというと。
「魚の誘導装置ー」に釣られたんですと。
んでもって、同じくらいの大きさの建物とじゃれあったり（あああ、寂しいんだねぇ）歩いてたら滑ったりで破壊活動をしてしまいました、と。
でもティガさんの同情を引こうとしてる辺りちょっと悪辣？
なんとなく、自分が可愛いこと知ってるよーな気もしないでもありませんでしたが、それでも可愛かったです。どこで習ったのー？！

まあ、海は汚さないよーにしましょうと。
可愛かったなー、どっかに写真とか落っこちてないかなぁ。昔の番組の公式サイトって残ってないのかなぁ？（単に検索順位が低いだけ？？）
海を汚したりすると、ラブリーなヤツらが、、、来ても許す（やっぱり、テーマとの兼ね合い悪いよ）。まあ、でかいから可哀想ですよ。
小さいの一匹飼いたいなぁ、でかいからこそ男の浪漫なんだよ、と言われたらそれは尊重しますが、そこは意見が合いませんな！