ウルトラマンティガ:第07話「地球に降りてきた男」


『ウルトラマンティガ』第7話「地球に降りてきた男」

さっぱり外れ回っス。

多分、レナちゃんの人気は高いんだろーですけども、私も見てて好感持てるしさ。彼女絡みだからなんでも許されるわけじゃないと思うな。
まあ、レナちゃん自体に不満はないんスけどね。贔屓でなく。
そして別段、「酷い」て出来でもないです。
でもここまでちょっとずつ頑張ってきといてこりゃなかろ、という程度にはいまいちでございましたとさ。

宇宙ステーションに未確認飛行物体が急接近。
なんで≪GUTS≫の部屋で指示を出してるのかな、、、≪TPC≫だっけか? そっちが判断するのはわかるんですけども、GUTSは実働部隊じゃん。
なんでわざわざ出向いてくるのかわかんない。
しかもその判断してる人、普段その部屋におらん。


まあ、ストーリー展開上の意味はわかります。
結局その飛行体とは連絡が取れないまま、ステーションのほうで回避するのは間に合わず、爆破することになってしまったんですが、その時にステーションの指揮官さんがぎりぎりまで「事故かもしれないから待って下さい」と頑張ってたんですわ。

で。
イルマ隊長がレナちゃんに近づいて「彼は偉かったと思うわ」と告げ。
「私とあの人はなんの関係もありません!」とレナちゃんが叫んで、部屋を飛び出して行ってしまったりするんですが、もう少しスマートにならんのかこの辺。

つーか、家庭の事情がわかりかねない言葉を、影ではなくて皆の前で掛けるのもどう考えても感心しません。言葉そのものや、全員が知ってるとかなら妥当だけどさ。
むしろ、そのほうがよかったんじゃないのかねぇ。
視聴者は知らないけど、隊員は知ってて、気まずい雰囲気。
(でもやっぱり視聴者には意味がわかんない、と。)


でもって、その関係で出頭してきた(どの部分の責任問題かよくわかんない)その、えーと、ヤナセさん。
実はレナちゃんの別れたお父さんだったんですよ、と。

撃墜されましたー。

したら、飛び出して行っちゃいました、レナちゃん。
ヤナセさんと相方さんの会話はなんか良かったなぁ、男の世界って感じで、あーあー、もう駄目だわこりゃっていうか(なんか家庭が壊れた一因が見えるというか)(仕事がなによりの生き甲斐みたいな?)。


あのー、急ぎすきです、いくら過去の挿入をされましても。
何分、子レナちゃんが可愛いなー可愛いなー(顔が)(なあをぃ)、としか思えないエピソードですもので、「約束」に関してはぎりぎり及第点かもしれませんけど、面白いといえるものでも。。。

そしてものごっつ、撃ち落された宇宙船のうつーじんがステレオタイプだったっス。
いやまあ、ナヤセおとーさんの撃墜はヤツの仕業なわけですが。
多分お子様は、カレを見た途端に「悪役だ!」と叫ぶと思いますわかりやすー。
それ自体が悪いってわけではないんですが。
このタイプの話にそーいうものを組合すのはちょっとそのー。

廻り廻って悪い意味のベタなんじゃないかと思うんですけども、だって親子関係の話でしょう? そこにベタな悪役って、「感動モノですよ☆」っていくらなんでもあざといっちゅーかねぇ。
複雑な悪、どちらとも言えない存在を組み合わせてこそだと思うんだけどな。


ものすごくきっぱり言うと「ヤナセおとーさん、コイツよりは(まだ)マシ」。
というふうに解釈してしまえるわけなんですが。
そんなアナタ、超ステレオタイプの悪役、殺しても寝覚めが悪くないどころかいいことしたな、と思ってもまあコレならいいかな、と私みてーなのでも思うようなのと比べるなんてむしろヤナセおとーさんが可哀想なんじゃないかなと。;
もうちょっと、なんとかならんのですか一体。

ヤナセさんの記憶からレナちゃんが捕まってー。
「家族が死んだから苦しめてやる」とか言ってんですが、そこでちょっぴり期待したんですが、結局ほとんど自業自得で事故ったっていう展開だしさー。。。
罪悪感とか抱かせるために嘘の一つも付けんのかい。

ああまあ、レナちゃんはヤナセおとーさんと和解しましたヨ。
余計なものいっぱいくっ付いてなきゃあなぁ、いいシーンなんでしょう。
俳優さんはやっぱり悪くなかったので、話運びがなぁ、惜しいよなぁ。

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