ウルトラセブン＃１９「プロジェクト・ブルー」

『ウルトラセブン』#19「プロジェクト・ブルー」

なんかどのパーツを見ても、別の回の焼き直しと言うかなんというか、、、っ。
金髪ねーちゃんが出てきて色っぽい悲鳴を上げてたらいいってもんじゃねぇんだよ、ドロシー・アンダーソン以外っ（あれはいいんだ）、いや、理由付けがはっきりしてる人の悲鳴だとちょっと嬉しいじゃない。

まー、昔のお父ちゃんや、早熟な子がちょっと嬉しいのならば仕方がない。
しかし、多分だけどあの声も吹き替えじゃないのか。
（なんかルパン三世の不二子ちゃんを思い出してならなかったんだが）
（なんとなくだけど洋画というよりもアニメっぽい吹き替え方だったような。。。）

というところに拘ってますが。

だって、折角の≪プロジェクト・ブルー≫に関しても触れられずじまいでさぁっ、誰がなんと言おうとそこは平成ウルトラのほうがいいよ！　口頭のみで済ませるくらいなら設定出すなっ、モニターどうこうが出来ないなら設計図だけでもプリーズ！！
（大変だということはわかんないでもないけど、でも！）
と、いうところに拘るのは間違いなくヲタだけです、本当にあり（ｒｙ


てか、設定と設定のつながりがどうも薄い気がしてなー。
その辺に拘ってしまうのは、やっぱり平成世代だからなんでしょうね。ただ、全くそういうところに触れない能天気な作りなら気にしないんですが、半端な触れ方だとどうしてもね。むしろこういう「設定のみ」というものが少しずつ進化して今につながったと、、、いうふうに考えればいいのか、うん、それはありだな。

しかし≪プロジェクト・ブルー≫萌えとしては奥さんよりもそっちなんだよ！

あああ、どうせならドロシー・アンダーソンみたくに金髪美人の研究者で、がっつがっつと詳細を絡めて進めてもいいじゃん（それもそれで二番煎じだけどな）（しかしなんだろうね、この金髪女性率の高さってば；）。


プロジェクト・ブルーっつぅのは、まあ要するに地球をバリアで覆っちゃおう☆　というもので、まあシンプルなんだけどこれは一箇所でも空きがあったら意味がないのでその辺を考えるとやっぱりそれなりの規模の計画だとは思うんですよ。球体だし地球。
そして、もうすでに「よく使われる進路」にはバリア設置済みと。

いやまあ、ほら、対宇宙人侵略用なんだけど。
なんかいまいち、宇宙船でやって来てるという実感がないもので最初に聞いた時はちょっとピンと来ませんでしたすみません...orz
なんか知らないうちに涌いて出るっつーかなんつーか。
メトロン君とかナースとかペガッサ星人とかまあそうでもないけどね。

他にもちょこちょこいるんだけど、どうもこう、知的生命体と戦ってる気がしないというか、たまに知性がある時にはなんか人間っぽいし。；

「宇宙人」には来歴欲しいなぁ、と思うけど描写する時間ないか。
いや、もしかしたらもう少し番組が進むとそういう展開になるんじゃないかって兆しはあるので、ちょっと期待をしているんですがね。この辺の回は突っ込みどころの多くて能天気だった初期よりも個人的には苦痛だなぁ。
（来週はまあちょっとおっけー。ｗ）


あらすじは単純で。
まあ地球を物理的に防衛する≪プロジェクト・ブルー≫という計画が発動されましたよと、その設計をした博士が地球に帰ってきましたよ、奥さん金髪美人で声が色っぽくて気立ての良い人気者ですよと（いやだって描写時間が長くて；）。

博士を狙った宇宙人は、他人家のダイニングに宇宙船の入り口を付けるとか懲りすぎててシュールなことをするよりも余所に浚うなりなんなりするべきだったと思います。
そして博士はそれを見つけた時点で入り口に潜らず。
ウルトラ警備隊に電話しなさい、どうせ直通なんだから！
しかしまあ、あんまりにもシュールすぎて思わず入っていってしまった気持ちはわからないでもないですよ。なにに労力傾けてんだよ。しかもＳＦ的自動開閉円柱入り口だし、人の家の地下にあれ掘ってたんでしょうかねぇ、空間を歪めてたとかかなぁ。。。
でもやっぱり家の机と床は改造だろうしなぁ、うーむ。

そしてパーティから帰ってきた奥さんは色っぽい悲鳴を上げ続け。

ダンさんとアンヌさんが異変に気付き駆けつけて、ダンさんは鏡の中に消えましたとさ。空間的にどうなってんだかちょっとわかんなかったけどな。まあいいや。
そして宇宙人は毎度のことながら無性格で詰まりませんでしたよ。

すごく心配していたアンヌさんに関しては許す（←贔屓）。
早く面白くなんないかなぁ、あと「敵」さえ描き込まれたら絶対面白いのに。