ウルトラセブン＃０７「宇宙囚人３０３」

『ウルトラセブン』#7「宇宙囚人３０３」

きゅ、キュラソ星人ーーーーーっ？！

え、ちょっとなんですかこれ...orz
だだだだだ、だってきゅらそん（をぃ）、単にお腹空いてて怖がりにしか見えないよ！　ちょっとお腹いっぱいになって落ち着いたら別に殺しまではしてないじゃんっ。
セブンさんに倒されてしまうところまではともかくとして（倒されてないけどさ）、それをネタに談笑されて、「かえがえのない友情を」とか言われるような大悪党には見えないよー。えー、ちょっとー、なんでこんなに同情してんの私。。。
（てか、そういう人がそんなに少なくないのはもっとなんで。）

作中でも「鳴き声みたいだな」と隊長さんに言われてた断末魔でしょうか。
なんかラストの会話が引っ掛かってしゃあないんだよな。
うん、『セブン』はオチに関してはしっかり付けてくれる（っつーかそれが過ぎてクドい）帰マンと違ってもともとなんか事態を投げっぱなしなことはあるんだけどな。てゆかぶっちゃけ、オールアバウトなんだけどな。
むしろ逆に、出来る限り説明してたからなんだろうか。


そもそもこの話ではなんか何度も暗号が地球に届きマス、というところから始まりますっつーか、時々出てくる別働隊の人たちってなんか格好いいなぁ。
前に出てきたＶ３の人だっけ。
（てかセブンは全体的に格好いいぞー。）

まあとにかく暗号が届くので、それを解いたら「ちょーっと逃げ出した凶悪犯行っちゃったからよろしく♥」みたいな内容でした。いや、別に浮かれた調子じゃなかったけど、逆に暗号だったけど、しかもなんか通常に使われてるものじゃないらしくて暗号解析のプロフェッショナルが宇宙ステーションからわざわざ呼び戻されてましたよ。
なんで暗号だよ、それ急ぐ内容なんじゃねぇのかよ。

てゆかきゅらさんが乗ってきたのって（猟師に見つけられてた）ものすごくちっさい、一人乗りっつーよか剥き出しの宇宙船で上に乗ってきたとしか思えないんだが、あんなレトロっぽいの見逃したのかよ、どう考えても構造上スピード出ないだろーが、てか宇宙空間どうしたんだよ、超全天候型宇宙人なのかよ！
（レーダーには小さすぎて引っ掛からなくても不思議はない。）


んで、地球に下りて会った人らをどうも殺しちゃってるみたいです。
ガソリンスタンドを襲って、ごくごくとガソリン飲んでましたよ、よく操作方法、、、ああ、昔のは単にレバー引けばいいのかな（働いてたことあるんすよ、ちゃんと元の機械を操作しないと出てこないの）。

あとで民家に押し入ってた時も、多分あれガソリン飲んでましたね。
てゆかこう、うん、なんかあの、とても凶悪犯に見えないなぁ。
６話のペガッサくん（なぜかお気に入り）並に小心にしか見えませぬよ。

とかゆーことを愚痴っておりましたら。

――政治犯とかだったりしたら嫌ですねー。
とか言われてしまいました。
いやぁぁぁぁ、勘弁して下さいぃぃぃ。

まあとにかく、宇宙凶悪犯が地球にやってきて、そのあとで暗号が（何度か）届いて、いつものごとく外出禁止令を出してみましたら家の中に入り込まれて、通報を受けて（というか子どもが二階からロープを伝って降りていた、逞しいなぁ；）。
捕縛に行くものの入れ違いのよーにアンヌさんを人質に取って逃げられ。
（てゆか人間を操る能力があったようです、何故今まで使ってないのさ？）
そのまま基地まできて、戦闘機ごと掻っ攫われましたー。


というわけで燃料の限り追いついて、空中合体してダンさんがさっさか乗り込んで、アンヌさんを助け出してそのまま墜落するので「僕が残ります！」とゆーて合体を解いてもらって、セブンさんに変身して脱出。
でもキュラソ星人、ガソリン飲むから勝手に燃えるって。
別に放っておけばいいって。

なにしにダンさん戦闘機に残ったの、てかなんのために変身したんすか。
（事前の脱出不可能なシチュエーションを作っておけば良かっただけなのでは；）

隊長もさー、無事だったのか、じゃなくてさー。
そして「鳴き声のような」悲鳴に、ほとんど自滅としか思えない最後、基地に戻ったウルトラ警備隊たちの談笑に、『健闘を称える』とのキュラソ星からのメッセージ。
「この件の功労によってキュラソ星とは友情が築かれるだろう」とのナレーション。

金城さん（メイン脚本さん）、なにか言いたいことがあるのなら言って下さーい？！
きゅらそんは本当に凶悪犯だったんですかーっっ。
だったらそれっぽくどっかで見せて下さい、すっきりしねーーーっ！！