JWord / CnsMin


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JWord/CnsMin

(日本語ネットアクセスサービス / ブラウザハイジャッカーの疑い)

  • JWord 中国製のCnsMinを基にして作られた日本製
  • CnsMin 中国製

JWordは、アドレスバーに企業名などを日本語で入力することで、そのページに簡単に直接アクセスできるという画期的な無料サービス。

これは良いかも!!と思って、インストールした直後はいろいろ企業名などを日本語で 入力してアクセスしたりと遊んでました。(幼稚その数日後、悲劇は起きました。 (大げさ

俺はPCのスパイウェアの検出と削除を不定期に行ってるんですが、先日、Spybot - Search & Destroyでスパイウェアの検出を行いました。そしたら、「CnsMin」というブラウザハイジャッカーが大量に検出されました!(同名が5〜6個)

最近、ページ上のリンクのどれをクリックしても飛ばなかったりと、アクセスできなくなる現象があって、これが原因か!と思い、即座に削除を開始しました。しかし、メモリに常駐してるとのことで、再起動してWindowsとSpybot だけが起動した状態で削除しました。 (ウイルスについては、Nortonで検査したところ異常が無かったので、 ウイルスが原因の可能性については論外)

(ブラウザハイジャッカー・・・ブラウザの設定を乗っ取り、ブラウザのスタートページなどを変更し、そしてメモリに常駐して ブラウザハイジャッカーが施した設定の変更を困難にさせる)

そしてこれを書いた今日、さきほど、ブラウザハイジャッカーとして検出された「CnsMin」について突然気になったので、Googleで検索してみました。そしたら、一番上にヒットしたのは、なんとJWordのページではありませんか! どうやら技術情報にリンクしているようです。そして見てみたら・・・・

「CnsMin.dllは、JWordプラグイン(日本語キーワードキット)のメインモジュール (主機能)ですが、現在、残念ながら一部のスパイウェア検出ツールにおいて、 スパイウェアもしくはブラウザハイジャッカーとして検出されてしまうという現象が 発生しておりますが、JWordプラグインはスパイウェアでもブラウザハイジャッカー でも御座いません。またスパイウェアが含まれているようなことも御座いません。」

だと〜!? 読んでいってみたら、「これらのツールは使用しないでください」という所のリストに Spybotの名前が!しかも、「Spybotでは正常に削除されます」という文! まさかと思い、プログラムの追加と削除を見たところ、JWordは綺麗さっぱり消えてしまってるではないか!!もうちょっと調べてみたところ、JWordに搭載されている「CnsMin」、ジャンクメールで回っていることもあるそうで (苦笑 CnsMinを警告するサイトの文章によると、「入力したアドレスを中国の、3721.comに送信する」と書いてあります。

CnsMinは、JWordと同様、中国語の入力によって、それに該当するページにアクセスできるものだそうです。 JWordの中国語版とでも言えば簡単に理解できるかと思います。

(3721.com・・・CnsMinの開発元のドメイン。企業名は3721 Network Software社。中国の企業。 JWordのページによると、3721はYahoo!の100%子会社。そして、JWordを提供している企業、アクセスポートの株主)

JWordって、JWordのパートナー企業のサイトとかでポップアップ広告しすぎじゃない???これを読んで頂いてる皆さんも、そう思ってらっしゃるのではないでしょうか?そのポップアップ広告が表示されたまま放置しておくと、勝手にActiveXの電子証明書が表示されるんだよね。それってはっきり言って大迷惑。

しかもそのポップアップ広告、JWordをインストールしない限り、パートナー企業のサイトとかにアクセスする度に出現するんだよね・・・。 しかもさぁ、JWordをインストールしていないPCがJWordのホームページにアクセスすると、勝手に(自動的に)電子証明書が表示される・・・・。ちゃんとそこに「簡単5秒インストール」という目立ったリンクがあるんだから、別に自動的にインストールしようとしなくても良くない!!??? その様な所がいかにも不審すぎる・・!!

そうゆうことをしているから、スパイウェア駆除ソフトのリストにぶち込まれるんじゃないのか?

まずは、JWordのトップページにアクセスしたと同時に電子証明書を表示するのと、ポップアップ広告が勝手に電子証明書を表示することをやめて欲しい。また、JWordがコアプログラムとして使用している「CnsMin」、壁Naviにも搭載されているそうではないか。 壁NaviとJWordは全く別の仕事をするプログラム。なぜ両方ともCnsMinが搭載されているのか?

謎です。あと、テキストエディタの「TeraPad」というソフトウェアがあるんですが、どうゆう経緯か、TeraPadの作者がJWordを搭載させたところ、ユーザー等から苦情等が出て、一旦公開中止になる騒動がありました。恐らく、TeraPad作者に、アクセスポートからの働きかけがあったのではないかと推測されています。現在は、TeraPadはJWordを搭載していません。

ちなみに、Sugar Blend 21のトップページには、Number Gateという、インターネットナンバーでアクセスするための窓が設置されています。それは、JWordの検索も兼ねています。JWordの検索を体験することは出来ますが、JWordをインストールしていないPCに対してはJWordインストールの電子証明書を表示することがあります。

インストールしたい人はそのまま「はい」をクリックして構わないのですが、インストールしたくない人にとっては(繰り返し表示されるから)うっとうしくてたまりません。最近Googleが、JWordと似たサービスである、日本語ナビを開始しました!

JWordと似たといっても、Googleの日本語ナビの方がはるかにスマートであることは間違いありません。日本語ナビは、Googleツールバーをインストールすると使用できます。 それに、キーワードが登録されるのに料金は一切不要だから。(Google側の自動登録で)

Sugar Blend 21では、ツールバーをインストールしなくても使えるようにしました。(オールインワンサーチで使えます) JWordは、ポップアップ等がウザったいし、CnsMin問題があるため嫌っている人が多いはずです。

そこで活躍できるのがGoogle日本語ナビだと思います。 個人的に、これからは一切JWordは使わずに、Google日本語ナビを使っていきます。JWord、スパイウェアの疑惑も高まってます。

Internet Explorerに最初から搭載されているAlexaは、入力されたアドレスをAlexaに送信するということから、嫌われています。

CnsMinの、「入力されたアドレスを中国の、3721.comに送信する」ということから、JWordも同じ役割をしてしまっているのではないでしょうか・・・??まぁ、アクセスポートが、アドレスのアクセスログを記録してなければ、まだ良いが、そこら辺はわかりません・・・。ポップアップ出しまくり、突然、電子証明書を勝手に表示して、知らず知らず「はい」をクリックさせたり、スパイウェア疑惑の火消しに必死なアクセスポート・・・。

JWordをベースとした、9199.jpというサービスが始まりました。

結論:Google日本語ナビの機能で十分なので、JWordは使いません。もし新しく購入したPCにプリインストールされていたとしても、アンインストールします。

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